ラミ・デュ・ヴァン・エフ シェフのブログ ~言葉の錬金術~

フランス料理に限らず、色んな話のブログ内容です。

久々のランチメニュー紹介はなぜか照れる

2010-09-19 02:21:52 | Weblog
 夜、掛け布団が必要になり、秋の気配をヒシヒシと感じるようになった今日この頃、皆様、如何お過ごしでしょうか。
 睡眠時間確保のため勝手にお休みしておりました「日曜日のランチメニュー紹介」。ご指摘を受けまして今日より新たな気持ちで再開する事に致しました。
 是非、日曜日のお昼の過ごし方の一助になれば幸いでありますし、同業者の方は「あいつ、こんな料理出しているのか。」と話のネタに如何でしょうか。
 それでは早速行ってみましょう。


        9月19日(日)ランチメニュー


        前菜

・サーモンのマリネ ディル風味 黄トマトのサラダ添え

        又は

・山形牛のリエット じゃがいもとポワロー葱のテリーヌ仕立て リンゴのソース




        本日のスープ

・栗かぼちゃのポタージュ




        メイン

・舌平目とムースリーヌのポーピエット 岩礁魚とオマールのソース サフラン風味

        又は

・豚バラ肉のパン粉焼き じゃがいものソテー添え ジュ・ド・ヴィアンド




        本日のデセール

・クレーム・カラメル



  以上になります。

 メニューの中に見慣れない言葉が出ていますが、フランス語を使用して料理のイメージが湧かないようにしているわけではございませんのでご理解ください。

 「舌平目と白身魚のポーピエット」は、白身魚と卵白、生クリームを攪拌してムースを作り、舌平目のフィレで包んだ物を指します。それをラップで巻き微沸騰のお湯でゆっくり茹でて調理します。

 「ジュ・ド・ヴィアンド」は訳すと「肉のジュース」となりますが、何も肉を絞ってジュースを出したもの、というわけではございません。
 子羊と子牛の筋と骨を焼き、炒めた野菜と共に強火で短時間で煮出す「フォン」よりも「ソース」に近い立場の液体であります。
 ワインやリキュールなどを入れないため肉の旨みが凝縮したソースになっています。
 これを豚バラ肉のパン粉焼きと合わせるのですが、この豚バラ肉の作り方がですね・・・

 止めておきますか。

 これは次のブログのネタとして取っておかないと。

 という事で、日曜ランチ、お待ちいたしております。

 因みに、祝日は都合によりランチ営業は致しません。予めご了承ください。

 夜の営業は致しております、というか、今週は休みなしで営業いたしますのでお時間のある方は是非ご来店ください。








 
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