先日の休みの日、「たまに子供たちとコミュニケーションを取らなければ・・・」と誰からも頼まれていない事を思い立ち、子供たちが学校から帰ってきて宿題を強制的に終わらせてから、たまにお邪魔する自宅近くの蕎麦屋さんへ行き、彼らに蕎麦を食べさせ、私はつまみと酒を飲んで交流を図ろうとしたのです。(自分が酒を飲みたかっただけなのではないか、というご質問にはお答えできかねます・・・)
学校の事や友達の事などをさり気なく聞きだし、何か問題を抱えていないか、勉強はどうなのか、など一応、顔色を見ながら読み取ろうとするのですが、日本酒冷やの2合徳利2本飲み切る頃には、「問題なし!大丈夫、大丈夫、何とかなるよ!」となってしまうので、今度はワインが飲めるところがいいですな。(バカ)
その話し合いの中で「最近、興味がある、というか、好きなのは何?」という質問に、迷う事無く答えたのは「妖怪ウォッチ、って知ってる?スゴい面白いんだよ!」という事でした。
「妖怪ウォッチ」。全く聞いた事が無く、しかも、ゲームなのか漫画なのかも判らず「何、それ?」と聞いてみると、アニメの事でありましたが、ゲームもあるのだそうです・・・アニメとゲームの二段構えですか・・・
その「妖怪ウォッチ」がどれだけ面白いか必死になって説明しようとしているのですが、そこは小学生ですから限界があるわけです。という事で、飲みは早々に切り上げて、帰宅して「ひかりTV(光回線映像配信サービス)」で件(くだん)の「妖怪ウォッチ」を観る事にしたのです。
昔から妖怪を題材にしたアニメはありましたが、その代表格と言いますか、トップ・オブ・妖怪アニメは「ゲゲゲの鬼太郎(墓場の鬼太郎でも可)」でありますが、より現代的なのか、それとも、もっと違う要素が組み込まれているのか、気になるところでありました。(気にするなよ)
そして、2~3話観た後、私的に「妖怪ウォッチ」を通して色々考えさせられてしまったのです。(普通に、大げさです)
まず、「妖怪ウォッチ」の基本的なストーリーとしては、
「主人公の少年とちょっとコミカルな妖怪『ウィスパー』が出会い、少年は、妖怪を見る事が出来るという腕時計『妖怪ウォッチ』を手にするところから物語は始まる。その『妖怪ウォッチ』を通して友達になったネコの地縛霊『ジバニャン』らと共に人に憑りついた妖怪事を解決していくのであった。」
という、文字に起こすと何てことない内容なんですが、猫の地縛霊の「ジバニャン」や狛犬の「コマさん」といったコミカルなキャラクターと全編コメディータッチの妖怪アニメは観ていて面白いものでした。
しかし、私が着目したのは、妖怪の登場の仕方でありました。「ゲゲゲの鬼太郎」でも同じような描き方をされていますが、基本的に「おかしな行動を取る人には妖怪が憑りついている」というのを大前提に、妖怪ウォッチでその妖怪を発見してその妖怪と「友達になる」か「撃退する」の選択をします。
まぁ、百歩譲ってその妖怪と友達になろうが撃退しようが作品の流れですから良しとしましょう。問題は「おかしな行動を取る人には妖怪が憑りついている」という部分です。
作品の中では、「アレッ?あの人なんか変だな・・・よし!妖怪ウォッチで見てみよう!」となり、その腕時計型妖怪発見器を使って変な行動を取っている人を見てみると必ずと言っていいほど妖怪が憑りついているのです。
つまり、「最初から変な人などいない。仮に変な行動を取っている人がいるとすれば、それは、妖怪の仕業です」というあくまでも「性善説」を念頭に置いたストーリーなのです。
そんなストーリーがなぜ気になったか、と言いますと、それを現代社会に合わせて考えると全て腑に落ちる、と言いますか、納得できる、と言いますか、いや、もう、そう考えた方が人間、幸せになれるような気さえしてくるのです。
そう言えば、最近、世の中を騒がせている人たちを見ているとどう考えても妖怪が憑りついているとしか考えられないような出来事ばかりです。
・「妖怪 ナキサケービ」
この妖怪が憑りつくと釈明会見の途中、突然、号泣し、支離滅裂な事を叫んでしまう。コップの水を飲む時、それを手で隠す仕草をしてしまう「ミズカクーシ」、手を耳に当て「何ですか?」のポージングを取ってしまう「ナンデスカマン」は「ナキサケービ」の友達であり、行動を共にするため3つの行動が一度に出る場合が多い。
・「妖怪 クスリリス」
ミュージシャンや芸能人に多く憑りつく「クスリリス」は、別名「アブリ」とも呼ばれている。ハイテンションになりろれつが回らなくなるのが特徴で、この妖怪に憑りつかれると逮捕されてしまうので非常に危険である。
「クスリリス」の親戚筋に「ダッポウ」というのがいるが、これに憑りつかれるとハイテンションで自動車事故を起こしてしまう。どちらも一度憑りつかれてしまうと取り払えないので心に隙を作らないことが肝要である。
・「妖怪 タマガワ」
この妖怪に憑りつかれるとPC遠隔操作をしてしまい、携帯を多摩川に埋めたくなる。そんな事をやりそうな顔になってしまうのもこの妖怪の特徴である。
・「妖怪 カッポウギ」
割烹着を着て研究し、研究論文をコピペしたくなるように仕向ける「妖怪 カッポウギ」に憑りつかれると、髪形がたて巻きになり、潤んだ目で訴えかけてしまう。その姿にやられてしまい、その虜になると、その背後には「妖怪 オボカタ」がいるだろう。
・「妖怪 ゴーストライター」
「妖怪」なのに「ゴーストライター」のダブルネームを持つ「妖怪 ゴーストライター」に憑りつかれてしまうと自分名義ではないクラシック音楽を作曲したくなる。そして、その「妖怪 ゴーストライター」に憑りつかれた男を利用しようとする人間は「妖怪 ナンチョウ」に憑りつかれている。
「妖怪 ナンチョウ」に憑りつかれた男が髪を切ると「妖怪 チョハッカイ」になるが、「妖怪 チョハッカイ」はただ人を笑わせるだけである。
このように、今年前半の妖怪を軽く挙げただけでもこれだけいるのですから後半はもっと出てくるのでしょうか?
「お前は酒の妖怪に憑りつかれているんだろ!」
いや~、それは耳が痛いですな。
妖怪 アルクホーリック・・・この妖怪に憑りつかれると休みの日は昼から酒を飲みたくなる・・・
ん~、事実の羅列して妖怪のせいにしているだけですか、これだと。
妖怪ウォッチ、欲しいな・・・
学校の事や友達の事などをさり気なく聞きだし、何か問題を抱えていないか、勉強はどうなのか、など一応、顔色を見ながら読み取ろうとするのですが、日本酒冷やの2合徳利2本飲み切る頃には、「問題なし!大丈夫、大丈夫、何とかなるよ!」となってしまうので、今度はワインが飲めるところがいいですな。(バカ)
その話し合いの中で「最近、興味がある、というか、好きなのは何?」という質問に、迷う事無く答えたのは「妖怪ウォッチ、って知ってる?スゴい面白いんだよ!」という事でした。
「妖怪ウォッチ」。全く聞いた事が無く、しかも、ゲームなのか漫画なのかも判らず「何、それ?」と聞いてみると、アニメの事でありましたが、ゲームもあるのだそうです・・・アニメとゲームの二段構えですか・・・
その「妖怪ウォッチ」がどれだけ面白いか必死になって説明しようとしているのですが、そこは小学生ですから限界があるわけです。という事で、飲みは早々に切り上げて、帰宅して「ひかりTV(光回線映像配信サービス)」で件(くだん)の「妖怪ウォッチ」を観る事にしたのです。
昔から妖怪を題材にしたアニメはありましたが、その代表格と言いますか、トップ・オブ・妖怪アニメは「ゲゲゲの鬼太郎(墓場の鬼太郎でも可)」でありますが、より現代的なのか、それとも、もっと違う要素が組み込まれているのか、気になるところでありました。(気にするなよ)
そして、2~3話観た後、私的に「妖怪ウォッチ」を通して色々考えさせられてしまったのです。(普通に、大げさです)
まず、「妖怪ウォッチ」の基本的なストーリーとしては、
「主人公の少年とちょっとコミカルな妖怪『ウィスパー』が出会い、少年は、妖怪を見る事が出来るという腕時計『妖怪ウォッチ』を手にするところから物語は始まる。その『妖怪ウォッチ』を通して友達になったネコの地縛霊『ジバニャン』らと共に人に憑りついた妖怪事を解決していくのであった。」
という、文字に起こすと何てことない内容なんですが、猫の地縛霊の「ジバニャン」や狛犬の「コマさん」といったコミカルなキャラクターと全編コメディータッチの妖怪アニメは観ていて面白いものでした。
しかし、私が着目したのは、妖怪の登場の仕方でありました。「ゲゲゲの鬼太郎」でも同じような描き方をされていますが、基本的に「おかしな行動を取る人には妖怪が憑りついている」というのを大前提に、妖怪ウォッチでその妖怪を発見してその妖怪と「友達になる」か「撃退する」の選択をします。
まぁ、百歩譲ってその妖怪と友達になろうが撃退しようが作品の流れですから良しとしましょう。問題は「おかしな行動を取る人には妖怪が憑りついている」という部分です。
作品の中では、「アレッ?あの人なんか変だな・・・よし!妖怪ウォッチで見てみよう!」となり、その腕時計型妖怪発見器を使って変な行動を取っている人を見てみると必ずと言っていいほど妖怪が憑りついているのです。
つまり、「最初から変な人などいない。仮に変な行動を取っている人がいるとすれば、それは、妖怪の仕業です」というあくまでも「性善説」を念頭に置いたストーリーなのです。
そんなストーリーがなぜ気になったか、と言いますと、それを現代社会に合わせて考えると全て腑に落ちる、と言いますか、納得できる、と言いますか、いや、もう、そう考えた方が人間、幸せになれるような気さえしてくるのです。
そう言えば、最近、世の中を騒がせている人たちを見ているとどう考えても妖怪が憑りついているとしか考えられないような出来事ばかりです。
・「妖怪 ナキサケービ」
この妖怪が憑りつくと釈明会見の途中、突然、号泣し、支離滅裂な事を叫んでしまう。コップの水を飲む時、それを手で隠す仕草をしてしまう「ミズカクーシ」、手を耳に当て「何ですか?」のポージングを取ってしまう「ナンデスカマン」は「ナキサケービ」の友達であり、行動を共にするため3つの行動が一度に出る場合が多い。
・「妖怪 クスリリス」
ミュージシャンや芸能人に多く憑りつく「クスリリス」は、別名「アブリ」とも呼ばれている。ハイテンションになりろれつが回らなくなるのが特徴で、この妖怪に憑りつかれると逮捕されてしまうので非常に危険である。
「クスリリス」の親戚筋に「ダッポウ」というのがいるが、これに憑りつかれるとハイテンションで自動車事故を起こしてしまう。どちらも一度憑りつかれてしまうと取り払えないので心に隙を作らないことが肝要である。
・「妖怪 タマガワ」
この妖怪に憑りつかれるとPC遠隔操作をしてしまい、携帯を多摩川に埋めたくなる。そんな事をやりそうな顔になってしまうのもこの妖怪の特徴である。
・「妖怪 カッポウギ」
割烹着を着て研究し、研究論文をコピペしたくなるように仕向ける「妖怪 カッポウギ」に憑りつかれると、髪形がたて巻きになり、潤んだ目で訴えかけてしまう。その姿にやられてしまい、その虜になると、その背後には「妖怪 オボカタ」がいるだろう。
・「妖怪 ゴーストライター」
「妖怪」なのに「ゴーストライター」のダブルネームを持つ「妖怪 ゴーストライター」に憑りつかれてしまうと自分名義ではないクラシック音楽を作曲したくなる。そして、その「妖怪 ゴーストライター」に憑りつかれた男を利用しようとする人間は「妖怪 ナンチョウ」に憑りつかれている。
「妖怪 ナンチョウ」に憑りつかれた男が髪を切ると「妖怪 チョハッカイ」になるが、「妖怪 チョハッカイ」はただ人を笑わせるだけである。
このように、今年前半の妖怪を軽く挙げただけでもこれだけいるのですから後半はもっと出てくるのでしょうか?
「お前は酒の妖怪に憑りつかれているんだろ!」
いや~、それは耳が痛いですな。
妖怪 アルクホーリック・・・この妖怪に憑りつかれると休みの日は昼から酒を飲みたくなる・・・
ん~、事実の羅列して妖怪のせいにしているだけですか、これだと。
妖怪ウォッチ、欲しいな・・・