TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

電気回路の思い出2(コイル、バリコン)

2017年02月25日 02時54分21秒 | 日記

 ラジオの中に組み込んである同調回路はコイルとコンデンサーで
組み合わさっている。コイルとはエナメル線を直径3〜4cmくらいの
円筒に100回くらい巻きつけたもの。
コンデンサーは二つのアルミ板の間に電気を溜め込むものだが、
ラジオに使うコンデンサーはバリコンといい、溜め込む電気の量
を変えることが出来る。
 その仕組みは、半径3cmくらいの半円形のアルミ板2枚の一方が半円の
中心を軸に回転しもう一方のアルミ板と重なる面積を変えるもの。
重なると言っても1ミリほどのすき間を保って重なっているので
重なる面積によって、溜め込む電気の量が変わる。
これと同じようなアルミ板が10組ほどあってそれぞれの隙間に互いに触
れることなく回転する。上手く考えた仕組みである。
携帯用の小さなラジオでは、バリコンはもっと小さく、小さくても溜め込む
電気の量を多くするためアルミ板の間にポリエチレンなどのプラスチック
を挟む仕掛けになっている。

=======wiki から=====================================================
エアバリコンとは、可変容量コンデンサの一つで電極の間に挟む絶縁体を
身の回りの空気に置き換えた物で、電極と電極との間に隙間があるのが
特徴である。

今は、製造が中止されていて入手が困難であるため、ポリバリコンが主流
であるが、趣味での電子工作においては特に、好んでエアバリコンを使う
人は多い。

ポリバリコン。薄いポリエチレンフィルムを誘電体とする可変コンデンサ。
固定した電極と、回転軸に取り付けられた電極とでポリエチレンフィルム
を密着して挟み、静電容量を可変できる。主に小型携帯ラジオの周波数
ダイヤルに使われている。
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長野県から帰った私は自宅にあるラジオの後ろのフタを外して、コイル
とバリコンを見たものだった。

つづく



コメント
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