天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

映画『1000日のアン』ヘンリー八世のR・バートンはアンのG・ビジョルドにフランス踊りを教えて頂こう

2011-10-30 21:02:56 | 日記
今日の続編日記は、今久しぶりにお茶の間鑑賞している映画『1000日のアン』(1969年製作 チャールズ・ジャロット監督 リチャード・バートン ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド主演)のことです。
私は数日前の1,000回投稿記念と今年暮れのイギリス旅行の事前予備知識の確認の為、アメリカ映画『1000日のアン』をレンタル店から借りて、今鑑賞しています。この映画は、16世紀イギリスのチューダ王朝のヘンリー八世とその王妃となったアン・ブリンをめぐる愛憎の歴史劇です。アン・ブリンがヘンリー八世の王妃でいた期間がたった1,000日間しかなかったので、この映画タイトル(原題もAnne of the Thousand Days)になっています。
添付した写真は、宮廷舞踏会で出会ったヘンリー八世(リチャード・バートン:左)とアン・ブリン(ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド:右)です。中央にいる若い男のはアン・ブリンの婚約者ハリー・パーシィで、アンとの結婚をヘンリー八世によって破談にされてしまうかわいそうな青年です。ヘンリー八世はスペイン皇室からカサリン(イレーネ・パパス)を正室に迎えていますが、この舞踏会でのフランス帰りの若いアンに一目惚れしてしまいます。以下に、その時の二人の会話を掲載します。
・バートン『よければ フランスの踊りを教えて頂こう』
・ビジョルド『英国の王様は万能ですのに?』
・バートン『よくぞ申した ガリヤードを!(そして、音楽が鳴って舞踏が始まる)』
そして、二人は楽しそうに手を取って踊ります。リチャード・バートンと踊るジュヌヴィエーヴ・ビジョルドの可憐な美しさに私は目を奪われました。こんな素敵な女性(ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド)なら、ローマ法王から破門されても、カサリン王妃(イレーネ・パパス)と離婚して、正室に迎えたたいと思うヘンリー八世(リチャード・バートン)の気持ちを、私は多少は理解できます。
しかし、そこまでして王妃にしたアン・ブリンが世継ぎ男子を産まないという理由だけで、たった1,000日でいわれのない不倫罪で理不尽な死刑にしてしまう冷血漢のヘンリー八世を、私は男としてはまったく認められないです。でも、彼女との間に出来た一人娘が、後に大英帝国の礎を築いた聡明なエリザベス女王になるは、”歴史の皮肉”としか言いようない出来事です。
そして、この歴史劇映画を、フランス「クレージーホース」のダンス鑑賞にフランス行った某踊り子嬢に、私は是非鑑賞してほしいです。

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