天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

脱出シュート上下で乗客避難誘導手伝いの要請ステッカーを渡された19C乗客は座席移動もせず飛行中食事を

2011-11-27 11:12:12 | 日記
今日の日記は、札幌からの特別版です。
私は、昨日の飛行機(座席番号19B)で札幌入りしました。私は事前に予告した通りにこの席に座ったら、荷物を膝に抱えていてもいいか?確認すると、述べました。今日は、その結果報告です。
私が座ったら、入り口にいた客室乗務員から、一枚のステッカーを渡されました。そして、抱えていた荷物は、離着陸の際は、棚の中に入れなければならないと指導を受けました。抱えていても駄目か?と、私は再度念を押しましたが、彼女は『ノー』の返事でした。
その為、私は、荷物を客室乗務員に渡したら、後方の収納棚(注:真上はスペースが小さいので収納不可能)に入れたとの断りの連絡がありました。
そして、その渡されたステッカー(注:私の両隣の席の乗客も同様に渡されていた)を読んで、私はとても驚きました。その記載内容が私が想像を遥かに超えたものだったからです。私は、脱出装置が完全にセットされれば、その場に居なくても良いと、安易に考えていましたが、そんなことはまったく許されないのです。
そのステッカー文言には、脱出シュートの上および下で乗客避難の誘導補助の手伝いを要求されていたのです。いつも離陸前に放映される機内の脱出避難ビデオでは、脱出シュートの下の両側に、脱出する乗客を介助の人間が映り出されています。その下部介助者および上部脱出口誘導補助者が、この非常口席に座った乗客3人に要求されていたのです。
私の前の客室乗務員座席は2名分ありましたが、実際には私の目の前の席だけに、1名の客室乗務員が座っただけです。だから、私の隣席19Aの乗客は上で客室乗務員と同じ役目をし、私と隣席19Cの乗客は下部介助者の役目を果たさなければならないのです。
そして、その要請協力に不同意の場合は、客室乗務員にその旨を伝え、座席を変更する必要があると記載されていました。そのステッカー文言を渡された両側の乗客は、私のように重要事項が書かれている文面を熟読したように見えず、渡されても一読してから、即返却していました。ましてや、私の右隣の席の女性は、シートベルト着用サインが消えてから、真上の小型収納棚から、朝食が入ったバックを取り出して、飲料サービス(注:彼女はお茶を注文)が開始されるのを見計らって、食事を始めました。もし、この時に非常事態が発生した時、その介助を要求されている乗客(注:客室乗務員は飲料サービス中だが訓練で咄嗟の緊急行動にスムーズに移行可能)はその任務を達成できるのか?私はまったく疑問に思ってしまいました。まず、彼女にはその非常脱出口に座る乗客(注:私も知らなかったが、乗ってからステッカーを読んで理解)の心構えが出来ていないのです。ですから、機内で食事(注:乗る前に十分時間があり私は待っている間に食事した)をしたければ、ステッカーを読んでいるのだから、違う席に移動を客室乗務員に依頼するべきでした。
まったく、我欲ばかりの人間が多すぎます。私自身も、その脱出補助席を安易に考えていました。でも、私はその渡されたステッカーを熟読した後は、いつでも脱出の補助が出来る体勢(眠ったりしない)を維持していました。だから、私は、新千歳空港に飛行機が無事に着陸した時は、内心ほっとしました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 公平なジャンケンで勝ち踊り... | トップ | 新作?尋ねた私にシーと内密... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事