天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

映画『お熱いのがお好き』こんなキスをどこでの問いにマリリンモンローは『ミルク募金のサービス』と答える

2010-07-18 12:08:25 | 日記
今日の日記は、映画『お熱いのがお好き』(米1959年製作:ビリー・ワイルダー I・A・L・ダイアモンド脚本 ビリー・ワイルダー監督 マリリン・モンロー トニー・カーティス ジャック・レモン主演)のことです。
この映画で、マリリン・モンローは、3曲の歌を披露しています。彼女の歌は、吹き替えではないかという噂もありますが、彼女はいつも熱心にレッスンを受け、必ず自分の声で歌っていました。
その歌った1曲目は、フロリダ・マイアミに向う夜行列車で同僚女性バンドの伴奏で歌うジャズ風な『Running Wild(ランニング・ワイルド)』です。そして、マリリンは、歌っている最中に、ガーターベルトに挟んで隠していたバーボン瓶を、床に落としていまいます。その窮地を見た女装したジャック・レモンが、機転で彼女を救います。その好意に感謝したマリリン・モンローの笑顔が、とてもチャーミングでした。彼女は微笑の女神です。
そして2曲目は、ホテルのクラブショーで歌ったとても有名なセクシーな『I Wanna Be Loved by You(あなたに愛されたいの)』です。以下にその英文歌詞と映画の字幕を対照して掲載します。
・I wanna be loved by you あなただけに 愛されたいの
・Just you, and nobody else, but you あなただけに  
・I wanna be loved by you alone あなた一人だけに(ププッピププ)
・I wanna be kissed by you あなただけに キスされたいの
・Just you, and nobody else, but you あなただけに
・I wanna be kissed by you alone あなた一人だけに
・I couldn't aspire To anything higher ほかの事には心が動かないわ
・Than to fill the desire To make you my own あなたを自分のものにしたいだけ(セクシーなモンローの唇ハミング・・・)
とてもセクシーで魅力的なマリリン・モンローの有名なシーンです。彼女のセクシーな仕草は、初めて淀川長治さんの解説で私がテレビ鑑賞した時に、とても感動した時そのままの姿でした。
そのクラブステージが終了した後、マリリン・モンローは、女装したトニー・カーティスが男の姿に戻って、シェル石油の御曹司と偽ったもう一人の彼と、女装ジャック・レモンに恋した大富豪のヨットで、熱烈な逢引を楽しみます。これは、とても有名な二人のラブ・シーンです。そして、ここに添付した写真は、白黒映画撮影時の二人を写したカラー写真です。
トニーはマリリンに『こんなキスをどこで?』と尋ね、マリリンは『ミルク募金のサービスで』と答えます。すると、トニーは『明日、ミルク募金に10万ドル寄付しよう』と、とても粋な愛の言葉を彼女に伝えます。名匠ビリー・ワイルダー監督が、女神マリリン・モンローの魅力を、十二分に引き出した名シーンです。この映画が半世紀前に創られた映画とは、私にはとても思えません。この映画は、ラブコメディ映画の大傑作です。
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