今年の大型連休は仙台の実家に遊びに行っていて、ちょうど1週間前の今の時間は、朝まで生テレビのホリエモン&勝間女史の饒舌を、途切れがちなカーTVで聞きながら運転していました。埼玉→仙台は約350キロの道のりですから、深夜に走れば愛犬の散歩休憩などを入れても4時間半くらいです。よって、日付が変わる頃に出発すると中途半端な時刻に到着してしまい両親に悪いので、いつも通り深夜の3時前に発ったのですが・・・。
家を出る前にネットでチェックすると、東北道の上河内付近で既に20キロ近い渋滞が発生していました。どうやら寒い春のお陰か北の桜開花が遅れ、ちょうど弘前の桜が満開になっていたという事情は後で知るのですが、久しぶりに渋滞にはまりました。着いたのは10時前だったので、結局7時間くらいかかってしまいました。しかし、これはまだマシな方だったようで、昨日の新聞報道では、今年のGW最長の渋滞はまさに1日(土)午前の東北道・福島トンネル付近54.8キロだったとあり、ゾッとしました。
遅咲きの桜や今年のGWの暦つながりが良かったこと、そして1000円高速がもうすぐ終わることを考えると、これからは緩和していくのかもしれませんが、今回のロングドライブで気になったことがあったので指摘しておきたいと思います。
どうも各サービスエリアが不自然に満車なのです。20キロ級の渋滞が発生する前から、どこのSA入口も車の列が出来ていて、レストランやガソリンスタンドを併設するような大型SAだけでなく、小ぶりなところも同様の状態なのです。我が家の場合は、子供たちは後部座席に布団を敷いて寝せていますが、ドライバーが先発完投することは稀で、夫婦で継投していくことになります。ゆえに1回は運転交代のポイントが必要なのと、愛犬も同乗していますから、たまに走らせておしっこをしてもらいたいのです。
ようやく比較的短時間で入線できそうなところに並び、車を停めることができたのですが、トイレと自販機しかないマイナーなSAの夜明け前の時間帯とはいえ、人の気配が全くないのです。駐車場は隙もなくかっちり満車なのに、人が動きがまるでない・・・。これはミステリーではなく、皆休憩というよりも本格的に寝ているんですね。
帰ってきてから見たNHKの朝のニュースに腹が立ったのですが、そこでは高速道路を宿代わりにする「車中泊」が流行っていることをレポートしていました。某SAで一夜を明かす中年夫婦が登場し、自作の車中泊グッズなども披露しながら、そのメリットを得々と語っていました。曰く「経済的で、ホテルを予約したりする面倒がなく気楽」というものでした。この夫婦は福島方面にゴルフに行く途中とのことでしたが、小さい子供がいるわけでもなさそうで、いい歳してるんだから宿くらい手配しろよと思いました。こういう輩が高速道路をホテル代わりにしている現実があります。観光促進といったって、地方にお金が落ちないわけです。
昔から、ゴルフ仲間がSAに集合し、自分の車を置いて1台で乗り合いしたりするような悪い使い方は、どちらかというとネガティブに捉えられていたと思うのですが、前述のNHKリポートは、あたかも「不況下の生活の知恵」のようなニュアンスで車中泊を紹介しており、それはちょっと違うんじゃないかと。問題点として挙げていたのが、ゴミの問題と、長時間同じ姿勢を強いられるためエコノミー症候群に注意しようということのみで、これでは車中泊を奨励しているとしか思えない。
SAは睡魔に襲われたり、トイレに行きたい人が一時的に利用するもので、基本は長時間滞在する所ではありません。結果的に仮眠が長くなってしまうのは仕方ないとして、最初からそこを宿泊場所にする不埒な輩が増えたら、職業ドライバーの方や本当に休憩が必要な人の迷惑です。実際、どこも満車状態のためか、正規の駐車スペースでない通路にまで車が溢れており、事故が起きる危険性もあります。空いている季節ならいざ知らず、混雑が予想されるタイミングで車中泊というのは公共の利益に反します。
渋滞もそうですが、1000円高速がこういう事態を誘発しているのだとすれば、2千円とはいわず更に値上げした方がよいと思います。
家を出る前にネットでチェックすると、東北道の上河内付近で既に20キロ近い渋滞が発生していました。どうやら寒い春のお陰か北の桜開花が遅れ、ちょうど弘前の桜が満開になっていたという事情は後で知るのですが、久しぶりに渋滞にはまりました。着いたのは10時前だったので、結局7時間くらいかかってしまいました。しかし、これはまだマシな方だったようで、昨日の新聞報道では、今年のGW最長の渋滞はまさに1日(土)午前の東北道・福島トンネル付近54.8キロだったとあり、ゾッとしました。
遅咲きの桜や今年のGWの暦つながりが良かったこと、そして1000円高速がもうすぐ終わることを考えると、これからは緩和していくのかもしれませんが、今回のロングドライブで気になったことがあったので指摘しておきたいと思います。
どうも各サービスエリアが不自然に満車なのです。20キロ級の渋滞が発生する前から、どこのSA入口も車の列が出来ていて、レストランやガソリンスタンドを併設するような大型SAだけでなく、小ぶりなところも同様の状態なのです。我が家の場合は、子供たちは後部座席に布団を敷いて寝せていますが、ドライバーが先発完投することは稀で、夫婦で継投していくことになります。ゆえに1回は運転交代のポイントが必要なのと、愛犬も同乗していますから、たまに走らせておしっこをしてもらいたいのです。
ようやく比較的短時間で入線できそうなところに並び、車を停めることができたのですが、トイレと自販機しかないマイナーなSAの夜明け前の時間帯とはいえ、人の気配が全くないのです。駐車場は隙もなくかっちり満車なのに、人が動きがまるでない・・・。これはミステリーではなく、皆休憩というよりも本格的に寝ているんですね。
帰ってきてから見たNHKの朝のニュースに腹が立ったのですが、そこでは高速道路を宿代わりにする「車中泊」が流行っていることをレポートしていました。某SAで一夜を明かす中年夫婦が登場し、自作の車中泊グッズなども披露しながら、そのメリットを得々と語っていました。曰く「経済的で、ホテルを予約したりする面倒がなく気楽」というものでした。この夫婦は福島方面にゴルフに行く途中とのことでしたが、小さい子供がいるわけでもなさそうで、いい歳してるんだから宿くらい手配しろよと思いました。こういう輩が高速道路をホテル代わりにしている現実があります。観光促進といったって、地方にお金が落ちないわけです。
昔から、ゴルフ仲間がSAに集合し、自分の車を置いて1台で乗り合いしたりするような悪い使い方は、どちらかというとネガティブに捉えられていたと思うのですが、前述のNHKリポートは、あたかも「不況下の生活の知恵」のようなニュアンスで車中泊を紹介しており、それはちょっと違うんじゃないかと。問題点として挙げていたのが、ゴミの問題と、長時間同じ姿勢を強いられるためエコノミー症候群に注意しようということのみで、これでは車中泊を奨励しているとしか思えない。
SAは睡魔に襲われたり、トイレに行きたい人が一時的に利用するもので、基本は長時間滞在する所ではありません。結果的に仮眠が長くなってしまうのは仕方ないとして、最初からそこを宿泊場所にする不埒な輩が増えたら、職業ドライバーの方や本当に休憩が必要な人の迷惑です。実際、どこも満車状態のためか、正規の駐車スペースでない通路にまで車が溢れており、事故が起きる危険性もあります。空いている季節ならいざ知らず、混雑が予想されるタイミングで車中泊というのは公共の利益に反します。
渋滞もそうですが、1000円高速がこういう事態を誘発しているのだとすれば、2千円とはいわず更に値上げした方がよいと思います。
ははぁ~ん!!それで最近SAが混んでいたのですね。納得です。
そのうち、SAに健康ランドでも出来たりして…
たしか東名のどこかに癒し系の店舗があったような気がしますが、健康ランドのような施設にお金を落とすならまだマシで、SA占拠はタダ乗りなのが問題かと。
>bykin様、いらっしゃいませ。
渋滞で動かない時間は不毛ですよね。仰るとおり出口付近の路駐は非常に危険で、事故が起きても不思議じゃないですよ。
宿泊を禁止すると言っても、休憩と宿泊を区別するのは実に困難だと思います。
例えば、長距離を走ったドライバーが、マイカーで午前6時にSAに入り、3時間の予定で仮眠をとっていたとします。
午前8時に入ってきたドライバーには、まだ2時間しか仮眠していない前述の車両と、まるまる1日も止めっぱなしの車両の見分けはつかないでしょう。
施設側が取り締まるのが本来なのでしょうが、厳密にそれをしようとすれば、まずは規則作りからです。
曰く、6時間を超える駐車は禁止。
曰く、施設内において、ペットに糞尿させるのは禁止。
等々…
結局、車両泊の需要に対し、受け入れ側の体制ができていない例が多いわけですから、どんどん体制が整えば良いのですが…
既に道の駅では、車中泊の客と、その他の客の駐車スペースを明確に分け、車中泊客にはオートキャンプ場のような環境を整えている所も存在します。
駐車スペースやトイレを明確に分けることにより、車中泊族と一般客がお互いに気持ちよく過ごせる環境作りこそが必要なのではないでしょうか?
SAや道の駅から、単純に車中泊族を締め出せば、車中泊族は他の場所を探し求め、現状どころではない悪い結果を生む恐れもあります。
逆に環境さえ整えれば、新しい産業として経済効果を期待できるかもしれません。