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静かな鎌倉を訪れたかったのです

2014-05-03 14:21:02 | Weblog
午前6時半に自宅を出発、鎌倉駅に8時に着きました。
前回の旅では雑踏の中の鎌倉という印象でしたので再度の訪問となりました。
段葛を歩き、鶴岡八幡宮へ、小学生と中学生が八幡宮となりの学校に急ぎます。



境内は閑散としています。修学旅行らしい小学生のグループに出会いました。千葉県香取市から来たとのこと、東関東・館山自動車道・東京アクアラインを利用すれば2時間もかからず鎌倉です。頼朝が石橋山の戦いに敗れ、房総に渡ったことを思い出しました。

純白の小袖と赤い袴の巫女さんが新緑の境内を社務所に向かいます。緋袴でなく紫色の袴の女性も目にしました。神職の方でしょうか。



鎌倉駅に戻り、江ノ電で稲村が崎駅へ・・・天気がよかったこともあり鎌倉側から江ノ島を撮りたかったのです。波はおだやか、サーファーがのんびりと泳ぎ、もう夏の気配です。



稲村が崎駅から極楽寺駅へ戻り、極楽寺、切通し、御霊神社、長谷寺、高徳院(鎌倉大仏)、光則寺を経て、長谷駅から帰宅しました。平日の午前中であったのにもかかわらず、人気の長谷寺と鎌倉大仏は観光客で混雑、大仏様のお顔を仰ぐだけで、次の機会を待つことにしました。



光則寺は静かなたたずまいを見せていました。長谷寺と高徳院の間にあり、観光ルートから隠れるようにあるからでしょう。この寺は日蓮の弟子日朗が閉じ込められていた土牢があり、草木・花木が覆う庭は一見の価値があります。



植木の手入れをなさっていたお寺の方からお話を伺いました。ここは北条時頼の近臣宿谷光則の屋敷跡で、佐渡に流罪となった日蓮と土牢の日朗との深い師弟愛に心を打たれ、光則は後に日蓮に帰依、屋敷を日蓮宗の寺としました。



四季の光則寺 山野草と茶花 マップ」をいただきました。草木と花が多すぎて、寺の方も覚えきれないそうです。しだれ桜は、身延山久遠寺のしだれ桜の種からの「実生の桜」・・・山アジサイは種類が多く、5月中旬から6月中旬が見頃・・・庭全体が東からの海風を受けるため、背の高い花木の維持管理に苦労するようです。

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