山桃果

わくらばにふる花の香もありぬべきすずろ身にしむひなのわび風 (山桃)

お仕事

2011年04月30日 | 小さくても大地、そして自然

少し明るくなった雑木の林

パック・ざ・山羊が一人では来られない、ちょっと恐い場所。

わたしが枝打ちに入ると、お仕事とばかりついて来ます。

 

 

好物のヒサカキをみつけました。

 

おお、こちらにはシュンの甘い香りのアラカシの若葉が・・・・・

 

さて、そのころ

引き取り手のないタケノコは茹でて干しておいたのですが、

 

あっあぁ~~  見つかってしまいました ・・・・・

これはカンカチカンに干して、冬のおやつにするんだからぁ

 

パック・ざ・山羊は、生のタケノコも好きですが、

茹でたタケノコも好きです。

 

参考までに、

生のタケノコは乾く前に、腐ってしまうようで

保存するなら茹でてから干した方が、きれいにいきます。

そして、ポリポリとおせんべのような音をたて、

冬の単調なヤギ食の一品として、パック・ざ・山羊さまに珍重されて頂いております。


ごーるでんうぃーく前

2011年04月29日 | 小さくても大地、そして自然

また、去年と同じように

ウワミズザクラが満開になり

毎日毎日手押し車いっぱいのタケノコ・・・・・・・

手当たり次第に配っても、みんなウンザリ気味です。

 

いや、毎日喜んでいるものがいました!

 

タケノコのほかに、シャシャンボはあるし

 

野道のおいしいこと!

 

どこまでもどこまでも追いかければ

 

そろそろおなかもいっぱいで

 

おうちが恋しいが

 

押したら入れません


神頼み

2011年04月24日 | 小さくても大地、そして自然

今回の横浜帰還は、運転免許更新が目的で、

着物姿の写真をバッチリ撮ってもらいました。

わが警察署では初めてだそうです。  フォッフォッフォッ

 

ついでに、わが産土の西叶神社(浦賀)で、震災復興を祈願しようか・・・・・・

 

 

と、思っていたのですが、家の修復という思いがけない出来事で

また行けなくなってしまいました。

 

西叶神社は浦賀奉行所(江戸時代!)の近くにあり、

渡し船(ちゃんとした国道です)で湾の東岸に行くと東叶神社があります。

 

源頼朝創建で八幡さまを祀り、願いを叶える叶神社です。

わたしはこのすぐそばで生まれたので、まさにマイ産土。

しかし、熱心な仏教徒の父のおかげで、この産土神にお参りした記憶が全くないのです。

 

 

近年、失ってしまったものがとても懐かしくなってきました。 

今回は残念ですが、またの機会を待つことにします。

そこで、代わりと言っては申し訳ありませんが、

帰路、熱田神宮へお参りしました。

 

 

西行が訪れたという橋 ・・・・ でも、石組みが新しい!

 

桶狭間戦勝祈願に応えていただいたお礼に織田信長が築いた土塀 ・・・・・ 立派です。

 

やたら歩き回るカラスと大きな茶色いニワトリ

 

なんで遮光器土偶が??


横浜大変!

2011年04月23日 | 小さくても大地、そして自然

のんきに帰ってきた横浜ですが、こちらも大変なことになっていました。

閉めっきりの北側和室で雨水もれです。 

ここは前にも、窓の周辺で漏水を起こし、修理した問題箇所です。

 じっくり雨水を吸い込んだ段通が・・・・・その上の置きものとの間で腐って、

畳を突き抜けていました。  上の物のために気づかれにくかったのだと思います。

段通はもう駄目ですね。 廃棄! 廃棄! 重いぃ~~ 

 

さらに二階の南側角部屋も濡れていました。 段ボールの本はひとたまりもありませんが、

コンテナの本は無事です。

 

ここは、本や衣類、パソコンなど納戸状態だったので、

絨毯のうえに白いカビが出ていました。

 

大工さんに来てもらって、雨漏り箇所を捜し、屋根裏から屋上に上がりました。

 

留守の間に、屋根の塗料がベラベラとはがれていました。

 

南西角では排水溝がペンキかすや泥で埋まって、水がたまっていました。

 

 

 北東角もたまっていたので、大雨などでは屋根のへりを乗り越えて水が伝ったのではないかと・・・・・・

 

とりあえず、畳をはずし、下の板から張り替えることにしました。

が、

漏水箇所を確認し、よく乾かすためにしばらく放置して、

しかるのちに修理することにしました。 

ということで、

また横浜へ行かねばなりません。

 

さらに、北側目隠しのマサキが伸びに伸びて、家の中まで伸びてきました。

内側からノコギリで切り取っただけでこんなにありました!

むーーん廃屋!!

 

 大工さんが床板をゴシゴシ切っているあいだに、わたしは外側からもマサキを刈り込んで

 

 

おお、やっと足の踏み場を確保しました。


春があふれてくる

2011年04月17日 | 小さくても大地、そして自然

 

 やっかいなノイバラが生えてきました。

パック・ざ・山羊は好んで食べるし、保護したいのですが、

つる性で、しょっちゅうからまれて困っています。 

 

うちにはないと思っていたら、ありましたカキドオシ

利尿作用があり、尿路結石予防(ヤギ用!)になるという噂もあるのですが、

今のところパック・ざ・山羊は食べてはいないようです。

 

澄んだ香りのウワミズザクラが柔らかな黄緑の若葉と、蕾をつけました。

今年もアンニンゴの塩漬けは、時間がなくて、無理そうです。

 

でも、今年こそは枝落としのために、この木に登ってやろうと思っています。

 

 

おなじく黄緑の若葉・・・・・ウコギです。

 

今夜のごはん・・・・・

 

わたしの・・・・・・ウコギごはん

 

タケノコも頭を出し始めました。 これは若竹煮にします。

 

若草ばかりではなんですから

 

新芽つきアラカシと竹笹を、ヤギ柵の中に入れてやりました。

 

 


ぎゃーーっ

2011年04月15日 | 小さくても大地、そして自然

 

またまた、おそろしいものがぁ!!

 

 

                          呪怨

            ↓

            ↓

            ↓

            ↓

 

 

 寄るんじゃないっての!

 

晩ごはんだってば!

 

たじたじ ・・・・・・

 

わたしの抱えた摘み草に食いつくパック・ざ・山羊でした。

 

そのころ、かってに生えてるスイセンは

 

葉の先端も花も、何者かにかじりとられていました。

 

ここもあそこも・・・・・・・・・みーんな先ッポだけ・・・・・

 

毒なのに・・・・・・・・・・・・・


勇気を出せ!

2011年04月14日 | 小さくても大地、そして自然

 

ひじょーーーに危険です!

とってーーーーーも、こわいです。

でも、わたし以外にやるものがいません。

わが背子はぜったいにあてになりません。

 

山羊の敷地内の、石垣の、水ぬき穴に 

 

                                  ・・・・・・・・・・ マムシ ★

 

昨日と同じところにいます。 パック・ざ・山羊の安全のためには駆除しなければなりません。

おそるおそる見ると、水ぬきの右脇の石のすき間から、かわいい(ゲッ)顔が・・・

水抜き穴の中に見えるのはシッポでしょうか?

それとも2匹いるのでしょうか?

逃げられると困るので、これ以上近づけません!!!

昨日は夕方で、温度が下がってきたので、対策は今日に持ちこしました。

遭遇したときはパニックで、あれこれあれこれあれこれ・・・・考えがまとまりませんでしたが、

一晩考え、お湯を沸かして、じょうろで穴へ注ぎ込むことにしました。

 

     きゃーーーーーーーっ

 

 

完了したようです。

見ないように、横からジョウロでお湯を ・・・・・・・・

なにしろ、サルの子孫なもので、ヘビは嫌い、ヘビは恐い、おまけに臆病ものです。

途中で、穴からシッポが飛び出し、向きを変えたのがわかりました。

周囲の石垣の穴にも注ぎ込みました。  何匹いるかわからないので・・・・

 

念のために、また、お湯を補充に戻りましたが、穴の奥で動かない1匹に変化はありませんでした。 

穴から引きずりだす度胸はありまっせん。 

 

 

ヤギ柵の中でなかったら、こんな怖ろしいことはできなかったでしょう。

いくら命は大事と言っても、マムシと同居はできないものです。

 

さて、一息ついて、 秘密の扉の構想を練るか ・・・・・・

 

 

 

作成中の柵の外で食事するパック・ざ・山羊

 

 

暖かくなったので、小屋の床に敷いていた人工芝マットをとりはずしました。

 

 

傾斜つき板床の方が、糞が溜まらずすっきりきれいです。

 

 

いつの間にかお隣の桜並木が満開になっていました。

                        


わが歌(読みたくはないでしょうが・・・・)

2011年04月14日 | 小さくても大地、そして自然

わたしの心(悲しみと怒りが噴出)のバランスをとるために、ときどきベントしてます。

 

4/6  にごりみづにごれるおひて海溝の暗きにまどふはやさすら姫

    はやさすら姫    :人の世の罪と汚れを負って根の堅す国をさまよい、無くしてしまう女神さま

 

4/7  事無しと歌へる鳥のはたやはたやぶ知らざればたたずむばかり (一部改作)

   はたやはた      :ひよっとしたら

   八幡の薮知らず   :一度入ったら出ることのできない禁断の薮。

                 ウィキで調べると・・・・・・怖ろしい。

 

4/13 さくら咲くそらの濁りのサンドリヨンけふここのへににほひぬるかな

   サンドリヨン     :灰かぶり、シンデレラ、なぜか桜が灰色に見える。

      ここのへ      :本歌では九重ですが、”ここの辺”

 

4/14 うつくしまふくしまさくら闌干(らんかん)と泣いてふふめる沈黙の春

   闌干と          ;なみだの流れるさま

                                   本来なら絶対、爛漫(らんまん)の語であったはずです。

   ふふむ         :含むこと、蕾(つぼみ)をもつこと

   沈黙の春       :公害による自然破壊を警告した本の題名


春に目ざめる

2011年04月13日 | 小さくても大地、そして自然

暖かい日ざしのなかで、柵づくりがサクサクはかどりました。

前回より段違いに上達した・・・・・・・・・穴掘り!

 

 

手順段取り遺漏なく

 

見よ、たぶんまっすぐだ ・・・・・・・ かな?

 

インパクトドライバーのバッテリ切れと材料切れ ・・・・・ すなはち、やりかけ

 

しあわせのヤギ ・・・・・・ どんどん出てくる青い草

 

アラカシは新芽を伸ばし ・・・・・ ヤギごはん

 

野原いっぱいのツクシ ・・・・・・・・ 甘辛く煮て晩のおかず

 

でも、でも、危険はこんなところに ・・・・・・・ そろそろ目ざめる??マムシ


祈るひとたち

2011年04月13日 | 小さくても大地、そして自然
被災地を祈りつつ南下してゆくお坊さまが気になってさがしたら
臨済宗石雲寺でした。
ここのお坊さんは托鉢だけで生活してらっしゃるそうです。
去年、お寺が焼けたときも、
檀家の寄附にたよることなく、全国を行脚して, 資金を集め再建されたそうです。
横浜や、わが故郷横須賀にも来られたようです。
2011/04/07  を見ると

4月2日、宗鑑さんが被災地を祈るためにバイクで出発しました。
そして5日、慈光さんもやはり祈るためと、別な場所での托鉢を兼ねて出発。日中は別行動で一日を終えてから合流するそうです。雪が降り、風が強いときでかなり寒かったのですが頑張っておられます。また少し前に、朝日新聞の一面に雪の中で祈る鑑さんの写真が出て、皆でびっくりしました。また、NHKニュースでも放映されています。瓦礫は想像以上、行ったはなはショックが強かったようで、電話でも鑑さんの言葉少ないのが気になりました。何も出来ない、非力であるということを痛切に感じつつも、祈り続ける石雲禅寺のお坊さん方です。         
私たちも自分の分をしっかりやって、祈り続けてまいります。
*写真は現在、ネットで 画像:「被災地で祈る僧侶」を検索するとアクセスできます。

 

とすれば、盛岡から歩いて・・・・というのは違うようです。

野営自炊用具はバイクで運び、 町を祈って歩いていられるのが正確なのですね。

それにしても、さすが、おのれのすべきことを立派に果たしておいでだと感心しました。

托鉢しながら祈る ・・・・・ 本来のお坊さまでした。

 

いま、日本中でたくさんのひとが祈っていることでしょう。

天皇陛下も、神社もお寺も教会も、市井のひとびとも、

そして祈り方を忘れたわたしも祈っています。

 


募金のこころ

2011年04月11日 | 小さくても大地、そして自然

東日本震災で、いろいろなところで募金が行われ、

近隣の町のお寺さんたちが、托鉢して義援金を募っておいででした。

反論覚悟(コメントできない設定のままだったわぁ!)で、感じたことは・・・・・

 

募金ならほかの人でもできます。 今、たくさんの人たちが亡くなっているのだから、

坊さんたちはどうして、いま必要な現地へ行かないのでしょうか?

泥の中、がれきの中、海の中、たくさんの人が亡くなっているのに。

 

そんなことが気になって調べてみました。  そうしたら、こういうお坊さまがおいででした。

 

共同通信の写真より、岩手県山田町で 

 

 

 岩手県大槌町で

 未確認情報ですが、このお坊さまは、自炊野宿しながら盛岡?から歩いて来られたとか・・・・・

追加情報  http://www.nhk.or.jp/morioka/thumbnail/kennai_news.html

4月5日 18時35分の盛岡放送の真ん中より少し後の方にありました。

盛岡の小原宗鑑さんでした。

”お寺さんも亡くなって、誰もお経をあげてくれる人もいなくなった・・・” と被災された方のお話。

共同通信はこの方を追いかけたのか、3日後の写真もありました。

 

なお、仏教界全体?としては

http://www.jbf.ne.jp/2011/03/post_186.html

なので、ほかにも宗教界全体ではいろいろやっておられるでしょうが、

組織でなくひとりの修行僧のような方が、空身で行うことの中に、宗教者の原点の姿を見る思いがします。

 

そして、今度は募金箱盗難について言いたいことがあります。

店先で募金している人は、お客様からの預かり物と考えて、

あだやおろそかに募金箱を放置しないように!

盗まれたら、弁償して、きちんと届けて下さい。 ある意味レジの売り上げよりも貴重なものです。

募金箱は、お飾りやファッションではありません。

 

 


”重い” は見えないが

2011年04月10日 | 小さくても大地、そして自然

    

   ”重い山羊(おもいやぎ)” なら ・・・・・ ほら

 

 

う・う・う・ 重かった・・・・・・

 

草木を焼いたあとの灰と土 ・・・・ 雨水を吸ってしまってから、

おバカなことに、 掘り出して運びました。

埋め立て跡地の土(ひっどい土!)に混ぜて、 ゆっくり畑をつくろうかとおもいます。

 

この冬、とりあえず植えておいた、泥付きネギは、パック・ざ・山羊に襲われっぱなしですが、

 

今日植えた九条ネギはなんとしても守ろう・・・・・・・・と、おもいます。

  

      ・・・・・・・・・・