山桃果

わくらばにふる花の香もありぬべきすずろ身にしむひなのわび風 (山桃)

募金のこころ

2011年04月11日 | 小さくても大地、そして自然

東日本震災で、いろいろなところで募金が行われ、

近隣の町のお寺さんたちが、托鉢して義援金を募っておいででした。

反論覚悟(コメントできない設定のままだったわぁ!)で、感じたことは・・・・・

 

募金ならほかの人でもできます。 今、たくさんの人たちが亡くなっているのだから、

坊さんたちはどうして、いま必要な現地へ行かないのでしょうか?

泥の中、がれきの中、海の中、たくさんの人が亡くなっているのに。

 

そんなことが気になって調べてみました。  そうしたら、こういうお坊さまがおいででした。

 

共同通信の写真より、岩手県山田町で 

 

 

 岩手県大槌町で

 未確認情報ですが、このお坊さまは、自炊野宿しながら盛岡?から歩いて来られたとか・・・・・

追加情報  http://www.nhk.or.jp/morioka/thumbnail/kennai_news.html

4月5日 18時35分の盛岡放送の真ん中より少し後の方にありました。

盛岡の小原宗鑑さんでした。

”お寺さんも亡くなって、誰もお経をあげてくれる人もいなくなった・・・” と被災された方のお話。

共同通信はこの方を追いかけたのか、3日後の写真もありました。

 

なお、仏教界全体?としては

http://www.jbf.ne.jp/2011/03/post_186.html

なので、ほかにも宗教界全体ではいろいろやっておられるでしょうが、

組織でなくひとりの修行僧のような方が、空身で行うことの中に、宗教者の原点の姿を見る思いがします。

 

そして、今度は募金箱盗難について言いたいことがあります。

店先で募金している人は、お客様からの預かり物と考えて、

あだやおろそかに募金箱を放置しないように!

盗まれたら、弁償して、きちんと届けて下さい。 ある意味レジの売り上げよりも貴重なものです。

募金箱は、お飾りやファッションではありません。