湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

キスの余韻。

2018-01-25 | 畑中さんのこと。
タイトルだけだと違うことのようだわ。(笑)
「アスファルト・キス」の余韻つらつら。

ラストの上手前方で見たのが面白い位置で
とても端っこだったのですが、
とても舞台に近くて、
アランディールに向けて発せられた言葉を
自分に向けられた言葉のように受け止められた気がするのだ。
とてもつよく、とてもいたかった。

門の音に振り向くところが好きだった。
張り詰めた緊張、気配に敏感になりすぎてて
臆病で、弱気だ。
あの時の、高い、キィーという音。
暗く嫌なものが音もなくすぐ近くまで来ているような錯覚。
来て、いたのかも知れないけれど。

この人は本当に優しい人だったのかも知れない。
本当はずっと、妹が自分を好きなことに気付いていたのかも知れない。
けれども、応えられないから。
やわらかく、やさしく、拒絶し続けていたのかも知れない。
あきらめてくれるように、接し続けていたのかも知れない。
拒絶し過ぎないよう、刺激してしまわないよう。
そう思うと、カギを開けていたのは姉なのかも知れないなと思ったのだ。
いつまでも変わらない妹の気持ちに焦れて
はっきりと拒絶しない夫を疑ってしまいそうで
いつまでたっても均衡の崩れない三角関係に疲れて。
前半の彼女の妙にはしゃいで押しつけがましい愛らしさは
そういう気持ちの表れなのかな。
そう思うと、ステージ上の三角は人間関係なのかな。
仕掛けられた妹は、裸を見られて、彼の表情を見て
それでも、応えてもらえないことを悟ったのだろう、
諦めて出て行くことにしたのに。
あんな顛末に。

彼の罪滅ぼしは、妹に欲情したことでなく、
応えられずにいることじゃないかなと思ったのだ。
だから、路上で倒れたその人がキスを求めてきた時に
応えることにしたのだ。
最期だから。
その人の最期の望みだったから。
最期の表情をいちばん近くでみたのは、彼だ。
だから、うつくしことだった思うと彼が言うなら
たぶん、轢かれた男は幸せに死んでいったのだと思う。
よいことをしたのだと思うよ。
どこで、間違えたのかな。
警察になんか行かなきゃよかったのに。
帰宅して妻と妹に話して聞かせて、終わればよかったのに。

新聞記者がいて、カメラマンがいた。
そして、何より、父がいた。
いくつもの嘘と、たくさんの愛があった。

赤い傘の女は、愛の象徴ならば、父の愛だと思うのだ。
ゆがんではいたけれど、
少しの嘘と止まらない回り出した歯車と
人々の口に乗せられた噂のスピードによって
ねじれにねじれたけれど
やわらかい愛情だったなと思ったのだ。

彼がどこまでも落ちていく、追い詰められていくのを
受け止めることは出来ない。
娘達のように一緒に死んで上げることも出来ない。
だから、ころしてあげたのかな。

彼が妻と死んだのならそれでもよかった。
妹が彼と死ねたならそれでもよかった。
でも、どちらも適わなかった。
一人でどこにも行けない彼をころしてあげた。
憎まれてもよかったのだ。
名前を呼んで触れることが出来た。
アランディールに眠りを与えてあげることが出来た。
そんな風に思ったりもした。

ジャケットを脱いで、座り込み、話せと言う時の父の
どうしようもないかわいらしさと
彼を抱きしめた時のどうしようもないせつなさを
愛しいと思う。

幾度となく、彼らの背中にぱかりと訪れる落胆。
諦めと絶望。何度も何度も悲しみがやってくる。

妻を待つアランディールが
妻を思うシーンは
やっぱり初めての夜のシーンなのかな。
あんなに明るく楽しそうで
むっちゃセクシーでせまってて、
表情が色っぽくて、きゅーんとするのだが
ものすごく、曲が悲しくて胸が苦しい。
あんなに好きで好きで大好きでってなってるのに。
すごくかなしくて苦しい。
アランディールが夢の中で会いたい人に会えるとよいなと思う。

彼の安らぎは妻だろうな。
愛してるのだろうな。
ジャケット脱がせるとこのいちゃいちゃかわいかったな。

娘にビタミンだというとこの父の愛情がたまらなく好きでかなしい。
雷にうたれたような衝撃だったのだろうな、あのキスは。
父の登場は一番最初に、影が家の中に入ってくるようだった。

乾杯のシーンは、誰かがハッピーに過ごす横で
誰かがとても不幸になっている。
その不平等さかなー。

会社のシーンで、ちっちゃい人いちばんエライのツボだったな。
けんか、仕切ってたように思うのですが。
そして身体のバネすごくてびっくりした。

それから、上手端っこから見たせいで見えた。
畑中さんの働き。なんか机に乗っけて椅子出ししてたな。

この舞台を
雨のように、思い出せたらいいな。
赤い傘を見たらジュディーティを思い出して
彼女が最後に彼に差し出した赤い傘を思おう。
他の傘の人も何かの象徴だったのだろうな。
やっぱり傘のこと質問したらよかったって今頃思う。うまくいかない。

でも、わからなくてもいいのかもしれない。
わからないうちは、わかりたいと思って考えているだろうから。

そして、今気付いたけど
轢かれた男を演じられた近藤さん
パンフのお名前字が違ってたのね。
樹→輝ですね。


それから、パンフ見て父の名前を初めて知った。
誰も彼の名前を呼ばないのね。

妻が電話持ってぐるぐるしながら、きっとこれ近所の人よって
言うところが悲しくて仕方なかった。
ラストステージは誰が嘘を付いているか
何が本当でこれは何かとかもたくさん考えながら見たけど。
たぶん、そこにいる彼ら彼女達がただただ悲劇に飲み込まれていくのが
かなしくてこわくてくるしかったように、思う。

ワンツーワークスさんのメール読み返したりして、まだまだひたひた思い返してます。

本当にうつくしい舞台でした。

追記。
妹が隣の人に文句言ってやったわ。っていうところの
アランディール。
そんなやさしく笑い返したりしたら
諦められなくなるじゃないのよって、思うかわいさだったわ。

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ラストキス。

2018-01-21 | 畑中さんのこと。
今日感じたのは圧倒的な哀しみだったなぁ。

彼女達に起こる悲劇を知っているせいか
どの場面も悲しみに覆われていたように思う。

未亡人が妻に言おうとした言葉は
逃げて、かな
彼女はこれから先
この人が受ける屈辱を知っているのだ。
でも。どーしようもない。

妻もなぜ、あんなに徴発したよ
あそこで怒らせなければと思うよ。

赤い傘の女が柔らかく見えた。
とても優しく寄り添ってみえたな。

暑いよ。
の台詞がなんかおもしろくて
毎回、これだよ。って思ってた。

ああもうねむいーー
また、書けたら後日。

というところで、寝落ちしてた。

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キスのアフタートーク。

2018-01-21 | 畑中さんのこと。
司会は春世ちゃん。

背中の空いたワンピースにヒール。
出てきたフランコさんがちっちゃい方で
身長的に春世ちゃんの方が大きく見えて
意地悪ねーと、思ったけど。
すぐに、きっとこの人にはそんな目線関係ないんだろうな。と思い直した。
とてもかわいい人だった。
通訳の方も柔らかくその場にいらしてた。

最初にフランコさんの自己紹介から
ブラジルに居たこと、19歳でイギリス行ったこととか。
最初役者さんの着替えタイムの時間だったと思うのだけど、準備出来てきてもフランコさんがずっとしゃべってて、春世ちゃんが袖を見やってる姿がかわいかった。

出てきたキャスト、並べてある椅子に自由席ですって言われて、わぁーっと座るのですが、春世ちゃんが、日本ですね。後ろから埋まります。って言うのが可笑しかった。畑中さんは、上手の後ろを取り損なって、一番上手の前に着席。マイク持ってた。
私服!底がオレンジのスリッパがかわいい。

テーマは二つ。
キャストからフランコさんへの質問と
稽古場エピソード。

一番端のマイク持ってる畑中さんから。

日本で初演と言うことで。海外と違う演出、日本でやりたかったことは?

フランコさんのお答えが(笑)
答えになってなくて。

1950年の芝居。
挑発的になってる
日本の観客とも初めて出会う、
空気感醸し出しているか、聞いてみたい。

みたいな感じで。
話してるうちに広がっちゃう人なんです。って言ってましたな。

この質問の時通訳の方が、
日本で出来なかったこと?
と聞き返してたのですが、
それも聞いてみたかったな。

この作品、三回目
そんなに面白い作品かな?と言っていたらしいフランコさん。でも、今はとても好きな作品になったようで、
誰の質問だったかな? 何か好きなところ聞かれて全部好きって言ってました。

三回目と言うことで、
いろいろ話してくださってたのですが。
メモが散漫過ぎてる。

プロセスが深くなってる
昨日まで訳に手を入れていたこと
緊張感をどこまでも伝える
今日のここまでが。長い旅路。
象徴的なものが散りばめられている。
何もなくても大丈夫です。
美しさとか。

妹役の方からの稽古場エピソード。
最終日にロドリゲスのことでシェアしたい何か。と言う言い方がとてもきれいだなと思った。
12月にフランコさんご自身がお誕生日で
今回の、この舞台を作りあげていく中で
溢れた感情がプレゼントのようだと思った。
一人一人みなさまに届けられるのも嬉しい。
みなさん寛大(キャストさん達)
自分の持っているものを惜しげもなく
注ぎ込んでくださる。
それがとてもしあわせ。
スタッフさん一人一人のお名前を呼んで感謝を告げていたのだけれど、早川さんが言いづらいらしく、何度か言い直して、みんなから頷かれてたフランコさんかわいかった。

意地悪な新聞屋の井上さんからの質問の流れで
仏教徒でもあること。
毎日よりよい自分になっていく気がする。
その日その日の自分がもっともいい人であるよう
今日のみなさんの中から掴み出すものが
ちょっとでもあれば。

日本で好きなところ。
スシ。
人々も。

日本に来てからパンを食べずに
ずっとおにぎりを食べてる話。

大家さんから、質問と言うより感謝。
役者は演出家の言う通りに動くことが多い中

なんだろ、メモが読めないが
人々?アーティスト
いろんなものを自分で何かを
やりなさいと
自覚させられ刺激的だった
受身ではなく
みんなで同じ物を作ろうと
それを作ろうとしてくれることが
とてもよかったようなこと。
とても感謝しているということ。

あの穏やかな佇まいで語ってくれました。

つづく。


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迷路のアスファルト・キス。

2018-01-21 | 畑中さんのこと。
3回目は少し後方から。
ようやくステージを斜めに走る線が見えた。
あるのはわかってたんだけど、
見えてなかったので。
が、よくわからない。三角?
終演後近寄って見てみたけど
縁石ラインなのかなーくらいしか。
うーむ。想像力足りないな。

今日はパパが黒い人という設定で見ようと思って途中まで見てたけど、
やっぱりあのラストを見てしまうと、あの人の何もかもを許してしまう気持ち。

赤い傘の女はパパの仕掛けた罠の発動。
それが彼について回ると思って見ていた。
ちょうどパパと交差するところで着いて行くから。
だから、ラストの時も彼の上に傘があるとかね。
パパは嘘を吐いているし、
たぶん、罠を仕掛けた。
ちょっとずつ、証言に嘘をまぜて。
でも止めたかった。
でも間に合わなかった。
もっと早く、誰かが彼の気持ちに気付いてくれたら。
秘密を知っていると言われる度に恐れと同時に切望していただろうにと思う。
早く誰かに暴いて欲しいと願っていたようにも思うのだ。

新聞屋。
飲まずに居られないほど悔いがあるなら、
やめておけよ。きっとこの先夢に見て取り憑かれて悪夢に溺れるぞ。
いや、もう溺れてるのか。
輪転機は回ってしまったのだから。
彼の中にもかつて、正義はあったんじゃないのか。
でも、最初のシーンから警察に馴れ馴れしいその態度からして
小悪党だったろうな。手に余る悪事に両足突っ込んじゃったね。
結婚式のシーンでアランディールの胸の花を奪う新聞屋。
それから、脇を抱えてみょーんみょーんと後ろに連れて行かれる彼。
後半、同じく妻も同じように連れて行かれる。
これから飲み込まれる大きなことへの象徴か。
抗いきれない波に連れ去られるように。

ここで着ている彼女の白のコートがかわいくて、
怖いシーンだってわかってるけど、出てきた時にかわいい形のコートだなと思って見てた。
それがあんな風に。ボタンを外す、脱がす一連の動作。
ひとつひとつが恐怖として記憶させられるように見せている気がする。
その少し前の、怖いですか? って聞くところの会話がずるいなぁと思う。
立ち向かうしかないじゃない。逃げ道をどんどんふさいでいく。
飲み物をすすめて断らせて、言質を取ってる気がする。逆か?飲んだら何か混ぜられてるかもしれないものな。
そして、彼女が震えながら言う、毎日です。毎晩ですの言葉。
歯を食いしばって前を向いてる。
これも嘘か、真実かわからない。最初は真実だと思ってた。
でも、嘘かもしれない。妊娠は事実かもしれないけど、
彼女はひょっとしたら、妹を疑っていたのかも知れない。
妹の裸を見たと言った彼の、そこから先の展開を。
食欲がないという妹のその、実を。
開いていたと言ったカギは、わざとなのか、知らない振りなのか。
疑い出すときりがない。
そもそもなぜ、妹がここに住むと言った時に受け入れたのか。
母の居ない父と二人で住んでたんじゃないのか、
一緒に住んでいたボーイフレンドと別れたと言ってここにきたのか。
そばにいながら姉の不在を願い、きっと同じ屋根の下
身を潜め、二人を見つめる妹の視線。
姉、そこはかとなく、意地悪だよねー妹に。
水を持ってこさせて、奪って自分で渡すところ。
自分が幸せだとわざわざ言わせるところ。
これがいつもの、普段の彼女、彼らなのだろうけど、さー。
耐えられーん。
ああ、でも好きな人の姿を見られるなら耐えてしまうかもしれない。
アランディールは気付いてないのかも知れない。
だからこそ彼女は、裸を見せて、意識、させたのかも知れない。
そのことを知っている姉があんな風に無邪気にそのことを父に話す。妹がもっと年の離れた妹ならば成り立つ感情のような気がする。それをあんな無邪気に、内心、やりやがったなって思ってたのかもしれない。それでも、彼は揺ぎなかった、あたしだけを愛しているのよ、彼は。って誇らしげだったのか。
でも、実際彼は意識しただろう。そして悔いをいだいてのあのキスなのか。
そのことに対する罰なのかー。
うーむ。ぐるぐるするー。


初日に見た時は姉妹のシーン無理があると思ってたけど
なんかだんだん、もうそういう娘達にしか見えなくなってきた。
これもう少し上演してくれないかなー。
もっともっと、変化していきそうで
それを見たいな、見ていたなと思ってしまう。

畑中さんのちゅーは色っぽさより勢いという感じもありますが、
若さといいますか。まっすぐで愛おしいよ。
たぶん、そう存在しているのだと思うし。
その居方が、ラストまで気づかせないのだとも思うし。

腕を触りまくる二人の仕草。
必ずどこか触れている密接度に、
やんらしいーなーというか。
意地悪だなーと言うか。
頬をなで見つめ合う時の表情は相手しか見てない二人の世界で、
ローブを着て膝に座ってる姿とか、
容易に想像出来てしまう。
二人とも鈍感で無防備でタチが悪い。
その時々の妹と父の嫉妬心とか。

後半の方で妻が、受け入れられず、
キスしそうでしない時の、
ぽかっと空いた間というか、
あの時の二人の間のパカっとというか
真空というか、溝というか
あのするりと脱力の間がとても好きだな。
それから背中から抱きしめる時の、畑中さんと彼女の骨格の違いが見える構図が色っぽくて好き。
弱ってて甘えるだめだめな男っぽさが出ててすごく好き。

追い詰めらた彼が思い描いていたダンスは
はじめての時の二人の思い出だと思ってたけど、
ひょっとして最後にこーしたい、ああしたいと思い描いていたのに、妹きたよ。ってとこなのかしら。

手を取る相手が擦り変わる時のアランディールの表情を見られてないのですが。
妻が去り際に一度足を止め背を向けて歩いて行く姿も象徴的だなと思ったり。

象徴的だと言えば、上手後方上部に居たりする人や、影絵的に居る人々は何を表しているのか。
なぜそこでカンパーイなのか。
怖いわ。ハレルヤなのか。

アランディールの、どこまでも自分を信じられるこころ。
彼女が自分を信じてくれると、この状況でもあそこまで信じられるんだなとか。
彼女をころせる。ころせるくらい愛してるって言うところ。
実はすごく、うらやましい。
そんな風に思われる彼女が。
それから、妹が彼に愛してるって言うところもうらやましい。
あんな風に好きな人に好きって言えるのがうらやましい。
今日は特にようやく言えたって思って
彼女に寄り添って気持ちがあふれそうな感覚になった。
でも、そのすぐあと、道筋誤っちゃうけどさ。
なんで、そこで間違っちゃうのよ妹よ。
姉と同じ視線じゃ負けるだろう。
受け入れるから真実のことを話してじゃなく、
あなたのことを信じてるって言えたら、
一緒にしねたのにって思う。

妹によくじょーとかさ。そんなこと言っちゃうところもさ。
正直は美徳でもなんでもないわよ。相手を惑わせて悩ませるだけの言葉をぶつけるなんて。
自分が救われたいが為の逃げじゃないか。
あの時の彼は妹が自分を好きだとわかってた気がするんですけど。
キスの言い訳もさ。言い訳してるしさ。
頭引き寄せられてないよね。
うつくしいキスだったと言うのなら、本当にそう思って揺るぎないなら。
でも後悔してない。その強さがすごい。

彼の言葉で、切ないなー思うのは、
彼は死にかけていた。そのことをみんな忘れてる。
彼の未亡人も言っている、
あの人は死んだんです。
すごく大事なことだと思うのに。
それなのに、亡くなった人のことについて何も語られない。お悔やみもない。
あの未亡人がお風呂発言のあと、妻に何を言いかけたのか気になるなぁ。
お風呂と言えば、アランディールが指輪をなくしたのが浴室、というのも
何かの符号の様で気になるなぁ。

世間と実際。
これだけかけ離れてるのかと、ラストシーンを見ながら思う。
彼を抱きしめている、その姿をいつまでも見ていたい気持ちになる。

ああもう。ひたすらだらだら書いた。
明日はもうラストだ。
ともかく、昨日までの感じたこと書いて空っぽにして、今日のキスを受け止められるだけ受け止めたいなぁ。
ホントによき舞台です。

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再びのキス。

2018-01-19 | 畑中さんのこと。

うーむ。
口惜しいが確かに美しいと思ってしまった。


それは、最初の方の新聞がぽつりとおかれてるシーンだった。
とても印象的な美しさだった。
これから巻き起こす諸悪の根源がそこに。
あれ、畑中さんが雨よけに使ってた新聞だろうか。さっきまで、自分の助けになっていたものが、敵にまわる、ポイントのようかなと思ったり。

それから上手の、後方上部に傘さして二人が立ってるシーン。
あれ、一人は畑中さんなのわかってたけど、もう一人がよく見えなくて、不確かだけど。
これは恋人同士の、二人かなぁと。
畑中さんだけど。アランディールではない誰かと、彼。たぶん、二人とも、もういない。気がする。

今日は、キスがわりとギリギリまで、見える位置だったのですが、彼は何かを言っていたな。
ホントに寸前まで見えて。ドキドキした。
きれいだった。
そこからの、暗転。
たぶん想像させる為の、暗闇と思ってたので、あってたようだ。
観客は新聞を見て興味を持ち、彼について語る人々だ。だから真実が見えていない。見ていないから。
本当に何があったのか、想像するしかない。

赤いドレスの女。
昨日は会社の同僚が振られてつきまとってるのかと思ってたけど、今日は、彼女は悪意の象徴かなと思った。
もしくは興味と、それにまつわる意地の悪い善意。疫病神のように、彼に寄り添い離れない。

アフタートークで、挑戦的と言っていたのがわかる気がする。印象的なものが散りばめらてるとも言ってた。頷きます。

2度目のせいもあるだろうけど、昨日よりとても良かった。台詞が私の中に響いてきて、より内側に感じた気がする。

妹の方が、近いから彼の嫉妬を感じられたのかな。
やっぱり彼女を拒絶する彼は嘘は言ってないと思う。今日は彼を疑って疑って見ようと思ってたんだけど、見られなかった。

畑中さんの台詞で、疑問というか。
それが彼の性格という下りなのかもしれないけど、なんで、おやすみなさいに対しての返事がないことに、あんなに拘るのか。
あれ、無視して帰っちゃえばあんな取調なかったのにって思うけど、名前や住所書いちゃってるから一緒か?

それにしても。
結構脳内妄想補完するしてたな。
あれ、こんなんなかったやーん
と、思いました。

アフタートークのフランコの言葉。
今日のみなさんの中から掴み出すものがちょっとでもあれば。なくても全然大丈夫。
メモ取ったけど、まとめられるかわかんないけど。まとめられたら、いいなぁ。

大家さんの感謝の言葉と。
稽古場のスペシャルなエピソードと
クレイジーとノーマルのダンスと
畑中さんの質問に答えてくれてるけど答えてくれてないフランコさんとか。
面白かったですよ。
畑中さんのサンダルかなぁ?
あれもかわいかったなぁ。
って、それで終わるのかい。

また。明日。
見て考えてぐるぐるするのも好きだけど
もっともっと、ただ感じられたらいいなぁと思った2度目の、アスファルト・キスでした。


追記。
彼が小さいころから知ってるの違和感。
彼の背景が全く出てこないことかなー。
あと。人のものになって、急に惜しくなったの?
姉と妹、みっつちがい。
子供扱いするから、どれだけ離れてるのかと思ってた。
ブラジルかー。

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一晩たっての、アスファルト・キス。

2018-01-19 | 畑中さんのこと。
一晩たってのもやもやをめもってみる。

あの人は夢を抱いていたのかもしれないと思うのだ。
たった一度、
自分が死ぬ間際に、その瞬間に。
彼にキスしてもらうという淡い期待と
そしてとても強い願いを。
それが、裏切られた瞬間だったのだ
あのキスは。

自分が死ぬ時にというのが叶わないのならば
彼が死ぬ時を選んだのかもしれない。
とても歪でいとおしい感情だ。
片思いを長く続けているとあの人に寄り添いたくなる。

彼が正しいとすれば、
たぶん、あの人の恋人は彼にとても似た誰かで
別れたか姿を消したかしていて
彼はずっとその恋人を探していて
だから彼の周りに現れていたのかもしれない。
最後の時にそのまぼろしのように、
恋人に似ている彼がいて、
キスを願ったのかもしれない。

わからないのは、妻だ。
なぜそのキスを美しいと最初に言ったのだろうか。
どこにキスをしたのか把握してなかったのか?
父は指で唇を指しただけだったが
でも、キスをしたことは伝わったはずなのに。
オープンなのねーと思ったら一転したので
気になるところ。
新婚一年で子供ができるのがあまりめでたくないという
そこにちょっと驚いた。まだ気づいてない何かあるのだろうか
あるのだろうな。
お金を借りに行く時に、彼が父になんと言って電話をかけ
誘い、一緒に行くことになったのか。
その時の父の心境を思うとなんとも。
小さい頃から知っている彼。というのが実はとても違和感があった。
そこだけ浮く感じ。その自分の中の違和感の正体も見極めたい。

妻はあの後どうしたのだろうか。
警察と新聞屋は彼女の妊娠の事実は困るのだ。
だからあんなことをして
なかったことにしたかったのだろうし、
もう一人の女性、未亡人にもきっと、
同じことをしたのだろうと思う。

彼が正しい人だとするとこれは
暴力の話になってくる。
警察とマスコミとまわりの人々の歪んだ愛情と好奇と無関心によって
これはとてもとてもひどい話なのだ。
それを美しいということに自分の中でためらいというか
抵抗があるみたいなので
また違った角度から見てみたいなと思う。

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アスファルト・キス。

2018-01-18 | 畑中さんのこと。
昨年のまとめも終わらないうちに
今年の新作来てしまいました。
アスファルト・キス

初日観てきたー。
明日も見るので雑感まとめ。



うーむ。
確かに衝撃のラストであったな。
それが、わかる
ほんのちょっと前に
気付かせる感じでよかった。
まぁ、わかる人にはわかってたのかもしれませぬが。私はわかったの、直前だった。
これ多田さんだったら、なんかある意味納得しちゃったので、なるほどな畑中さんでした。
畑中さん故の衝撃性。
失礼かしら、ごめんなさい。

チラシの内容から見るに、
新聞記者なんでしょ?
謎を追っかける側なんでしょ?
と思っていただけに、
先日ツイッターにてチラ見せされた
稽古場写真を見て!
あれ?あらら?
ひょっとしてする人?
する方の人なの?
謎の方の人?
と、喜んでましたら。

おおお!
きた!
ちゅー

直前の暗転に、おーい。
って、なりましたけど。
そのあと、結構ちゅーありましたな!
でも見たかったのはさっきのちゅーなんすけど!
でもって、謎に翻弄される人だったな。
いや、彼にも謎は残ってるけど。
彼女を拒むところみて、なんとなく信じちゃったけど。その前に結構際どいこと言ってたわね。
この人どっちなの?

で。
本日の感想は
みんなが彼を好きで
拒まれて
憎んでいるのね?

でした。

下手の方が表情見やすい感じ?

彼女のあのシーンは
りんかんで、あれは流れちゃったの?
それともこれは想像で、いないんだよ。
ってわからせるシーンなの?

春世ちゃんの赤のドレスシーンは
やっぱり彼に拒まれちゃったってことなの?
だから、虚偽の発言したの?

お葬式の時の彼女の泣き方
肩をしゃくりあげて見える動きが面白くて
素敵だった。

素敵だったと言えばダンスだ。
畑中さんと彼女のダンスは
今までにないタイプのダンスで素敵だった。
逆に
彼の会社でのもーそーダンスシーンは
踊らないのかーって思う面白い動きだった。
(役的には踊るわけないシーンなんですが、動きがホントに面白くて。畑中さん踊らないの残念て意味で)
文字の羅列?横に流れてた。
新聞とかタイプライターの動きだろうか。

傘の雨のシーンは後ろの方がきれいに見えそうだなと思ったり。

もーそーと言えば未亡人の
お風呂発言が一番衝撃だったかな。
それが、彼だったかどうかはともかく、
一瞬畑中さんで想像してしまった。
してしまったのよ。

言葉の力はすごいな。
そしてあのキスは
確かに許せない。
だが。
そこに至るまでが見つけられなかったので
また明日。

明日はトークがあるよ。
どんな話が聞けるのか楽しみだね。



追記。
キスの直前で暗転なのは
みんなが見ていて嘘を言ってるからなのか
本当の事を隠したいからなのか。
考えながらみてみよう。
多分これ、映像化しないよね。
してくれたら嬉しいけど。

さらに追記。
この舞台のキーワードのような
美しい舞台という言葉がどこにも入ってないわね。視点がダメすぎるだろう、私。

そうでした。確かに美しい舞台でした。
ワンツーワークスさんは全体の構図で美しい絵を見せるのと赤を印象的に見せてくれるのが上手いなと、まだ見てるの二本目だけど思ったり。
でも、これもうちょい後ろで見て堪能した時に改めて。

白のセット。
私が一本だけ見てる
古城さん演出の
セゾンドメゾン〜メゾンドセゾン思い出してた。
あれも衝撃だったなぁ。
これもワンツーワークスさんだったようだ。

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ティアーズラインのお写真。

2018-01-13 | キャラメルボックス辺りのこと
連写しまくった写真がなかなかパソコンに落とせずにいたんですが、
どうにかこうにか、半分くらい落とせたので
ちまちま載せておいてみる。

多田さんの跳躍のすばらしさ。


缶コーヒー1本で、のとこ。


らぶりー美咲ちゃん。載せないけど、スカートひらりが、かなりひらりなものも、ありました。


この二人の組み合わせもかわいかったな。


やっぱり、カーテンコールのこの二人はこいつら…って気持ちになる。不思議。


坂口さんかっこよかったなぁ。



畑中さん笑顔これくしょん。(笑)





ねこのふみふみの中の「しまいわすれの舌のさきっぽ」の様だなと思ったり


すまーとぽん、入れっぱなしなんだなと写真見て気付いたり。


素っぽいなーとか、後ろの笑顔の二人が意外なカップルっぽいとか思ったり


かっこいいですな!!


みんな、かわいい。


この、ドロンパ口が好きなんですよ。




残りもチェック出来たらまた、載せておくかもしれない。
せっかく大量に撮った割に、まぁ、まぁ、まぁな感じですけど。
何せ、画面確認せずに、シャッター押しっぱなしで生身を見る!!って感じだったので。
でもあのダンスはやっばり目で追いたいですよ。
本当によかったなぁ。カーテンコールのダンスありがとう。

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2017年の畑中さんのに。

2018-01-13 | Weblog
その2。
『鍵泥棒のメソッド』☆キャラメルボックス
2017.03.02〜12 @サンシャイン劇場
2017.03.18〜20 @梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

チロルなみき丸。




オブジェを逆から撮ってみたり。


これは、新人抜擢ステージありがとうだな。
ハイタッチ会も楽しかったな。
客席退場で初のハイタッチも出来たな←奇蹟のようだ。
久々に遠征したな。

という思い出。

畑中さんと、岡田さん。
王道中の王道という感じでしたな。
初演の時にあれだけ、
(世間が)この二人で見たい
と(たぶん)望んだ二人の組み合わせでありましたが
初演は初演で大好きになっちゃってるので
あれを超えてくれなきゃいやだし
超えちゃってもいやなんだよんという複雑な気持ちで臨みましたが、
まぁ、始まってしまえば楽しくて仕方ないという状況でしたかね。
読み返すと、初日はもんもーんとしてたようですが(笑)

特に新人抜擢ステージにはやられましたな。
畑中さんのやんちゃで自由な姿は見るだけで
楽しい!!
そして真実ちゃんがかわいい。
あの、ないよねって感じの二人が出会っちゃう奇蹟。
もう、かわいい連発してた気がする。
楽しかったなぁ。
これもDVD発売済みですね。
新人抜擢まで入れてくれて本当にありがとうございますです。
うれしや。

これもDVD見てから書こうと思う。
たぶん、書く。
書きまするとも!!

追記。
この間お友達とお話してて、
この時期、畑中さんの次の予定が全然出てこなくて
このまま、千秋楽を迎えて、
次どーなるの、どーなっちゃうの?
もしかしてお休み期間入ってしまうの?
それとも、ねー、どーなの? ねー、どーなるの?
と、どきどきしていたことを思い出しました。
まさかの怒濤でうれしい展開でしたけど。
次の予定があるというのは、本当に本当にうれしい、
しあわせなことです。ありがたうです。

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2017年の畑中さんのいち。

2018-01-09 | 畑中さんのこと。
その1。
『ライブミュージカル プリパラ み~んなにとどけ!プリズム☆ボイス 2017』
2017.01.26〜29 @Zeppブルーシアター六本木

こーゆー世界ですよ。


いちばん最初に発表された時、同姓同名疑いませんでしたか?

(会場ロビー展示のイラスト。今みたら一人分足りない…。)



最初にプリパラ好きのお友達から連絡がきて、
「これ、あなたの好きな畑中さんですか? 」の一文には笑いましたし、
驚きましたし、えええ? ってなりました。
調べて調べて公式のHPに畑中さんのお顔見つけて、
本当なんだーってなって、既にチケット発売済みだったものだから
慌ててチケット取って、取ってね。

その後で!!!

畑中さん枠の受付がありましてね。
まさかあると思わなかった。



チケット取り直しして、プリバラ好きのお友達に引き取って貰ってのてんやわんやしたなぁ。
今後はなるべく早く、速やかにそういう枠があるなら発表していただきたいわ。
やっぱり、枠があるなら、畑中さん枠で取りたいものですよ、ファンとしては。

こちらのチケット、
プレミアムシート(グッズ付)※中通路前方席
ランウェイシート(グッズ付)※中通路後方席2列というのがございまして
グッズはプリパラ好きのお友達に引き取っていただいたわ。


あとファミリー席があって親子で座れるの見てて微笑ましかった。

さて。本編。これ既にDVD発売されてますが、
個人的にはすっごく楽しかったです。
なんというか、
畑中さんが、客席にむっちゃ受け入れられてるというのを感じられて
面白かったし、不思議だった。
客席はほぼほぼアイドルちゃん達のファンの男性なんですが、
俺たちのアニキって感じ? 仲間なの、味方なの?
ともかく何やってもオールオッケーみたいな雰囲気が客席にあったように思う。
いやーもう、あのなかおあきらさんのモノマネで大爆笑して下さるんだから(をいをい)というか、めっちゃ受けてたよなー。

畑中さんは、かなりおいしい役で、時間を止めちゃったり、
止めてる間に、アイドルちゃん達に無理な姿勢を強要したり(しかも足でとか!!)
ちびらぁらちゃんにいたずらをそそのかしたりとSな部分と
相方である高柳明音さんには逆らえず尻に引かれるようなMな部分と
両方あって、さらに一緒になって悪に進むも引き留めるという正義な部分もあって
出番は少ないけど、男性一人というのもあり見所満載でしたな。
双子ちゃん達との筋トレシーンや、
めが姉ぇとのやりとりは日々ネタが違うのもあり
連日通ってるファンにもそれは喜ばしいことだったと思うし
ちょこっとだけ踊るのみられるのも楽しかった。
私自身、アイドル好きというのもありますが
本当に楽しく面白く見られました。

歌って踊れる声優さんというものすごいなぁ。
今時の声優って大変だなぁと思いましたよ。

終演後のおまけというのか、日替わりのミニコンサートも楽しかったなぁ。
舞台中もライブの間はサイリウムOKなのも新しい感覚でした。
そーいや、手拍子とともに始まる舞台ってのも初めてだったなー。
 
あと集客力もやっぱりすごいよね。
舞台って人を見に行くものでもあるので
見たい人が出ている、その人が生身でそこにいるとなるので
その場所に行くわけですから。

苦手な人は本当に苦手かも知れないけど。
歌の力、アイドルの力を楽しめるなら、再演あった時は是非にオススメしたいですね。
あ、再々演になるのかな。
それから、今までにない人脈が出来たのも嬉しい。
いろんなところに繋がっていくのが舞台だなーと
畑中さんのツイッター見てて勝手に思ったりしてる。

あ、もし再演あったら、平日もうちょっと遅くしてほしいーよー。
土日しか行けない時間割で、ハイタッチ会なる楽しいイベントも参加出来なかった。
その辺も、次回は是非に!!


……なんか不本意な感想しか書けてないので
DVD見たら書き直せたら直そう。むむ。

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かけ算

2018-01-08 | お芝居のこと
畑中さんが5月に客演された「17 seventeen」で
ご一緒された辻貴大さんが素敵だったので

『FunIQ(ファニック)のかけ算』5連投企画

行ってきました。
畑中さんとひとまわり違うのに同じ17歳を演じた彼がどんな彼なのか。
初めての劇団というのはどきどきしますね。



1.FunIQ×上野友之(劇団競泳水着)
『たちばなきょうだい、と天使たち』@代々木上原 Ito・M・Studio

あまりにも普通の住宅街にある会場でびっくりした。
小口さんがここでも素敵で笑い和んだ。
辻さん、最初に新婚らぶらぶーみたいな感じで出てきて
次はお店の子と浮気しちゃってて、
嫌なヤツだけど嫌じゃないのなんでだろう。
と思ったら、ラスト間際でなるほどの納得。
今思うと、これの辻さんが17で観た辻さんにいちばん近かったかも。
そんなこんなで、1本目よかったので、×2も行くことに。

2.​FunIQ×今城文恵(浮世企画)
『あいだヶ原のほおずき祭り』@代々木上原 Ito・M・Studio

この作品の辻さんは紛れ込んで帰れなくなってる自覚なしのゆうれいだった。
途方に暮れた感がかわいい感じ。
ここに出てきた女性の
「線を引くから苦しくなるのよ」という台詞が私の中で強く残って
その当時、苦しくて、本当に苦しくてこの先どうしようかと思っている人を
この台詞に出会って許してみることにしたら、
とても楽になってありがたかったのだけど、
また同じく嫌な思いをしてしまって、
自分の中ではもう本当に無理ですってなってしまった。
でも、この作品に出会わなければ、
とりあえず許してみるということさえ出来なかったので
ありがたい作品でした。
そんな彼女の思いが最後に一方通行で永遠に受け入れられないのをみるのがとてもさびしく感じた覚えがある。
いちばん欲しいものが手に入らない。
なんでも受け入れて、たくさんのものをもっていて
他の人からどんなに羨まれても、それが手に入らない彼女を知るのはかなしいのかもしれない。

3.FunIQ×小栗剛(qui-co.)
『The Phantom Cowboy』@西池袋・スタジオ空洞

面白かった。なにこれって感じで。
この不思議な芝居が猛スピードで走ってるからぎりぎり成立しているような
あやうい均衡。箱庭セットも照明も袖のカーテンの使い方もすごく素敵で。
客席、舞台、中で演じてる人の箱庭構造を感じられるのも面白かった。
この5作品の中で映像化するなら、ぜひこの作品をという素敵さだった。
神様のような全能感あふるる存在との付き合い方。
自分の願いをなんでも叶えてくれる。ではなく
自分の思ったことをなんでも叶えてしまうことの恐ろしさ。
どこまでいくの、どこが果てなのという展開。
トキを演じていた子の違和感と結末。
本日の公演は〜いきなり言った時の大爆笑はすんごかったな。
脚本も買ってしまったのに、まだ読んでない。
そろそろ読んでみましょうかね。

4.FunIQ×舘そらみ(ガレキの太鼓)
『落ちるな中学生』@代々木上原 Ito・M・Studio

こちらは、驚きました。
けっこーないい大人が、全員女子中学生。
制服とジャージだけで、メイクもなしで。
でもだんだんと女子に見えてきてしまう、これ演劇マジックなの?
オープニングの辻さんのミニスカート姿をみて
ああ、なるほど。畑中さんの女装もこういうことね。
って思う筋肉の付き方はしてたんですが、
だんだんともう、女子にしか見えなくなってきてしまう。
倒れる姿スカートの裾のめくれ具合を心配したりしてしまう。
そこにいるのは女の子なのよ。これが不思議と。
女子の徒党と勢力ともつれといいますか。
あるあるある! ってなる話題。
会話の貼り紙楽しかったな。
まわりに張り巡らせてる写真全部ちゃんとみてみたかったなぁ。
というより、もう一回見たい!! って熱烈に思ったんだけど風邪ひいて断念した。
あと、けやきのダンスしてなかったっけ、これ。
それもいいもの観たなーって感じだった。
姉と母と先生は女の人が演じてらっしゃいましたね。
あと、男子学生もいた! 告白されるとこのずるいやつ。
それから、かっこよくなったり。
日比野さん演じる中学生が、
お姉ちゃんに私キレイになれるかなーって言ったところの姉妹のやりとり好きだったな。
あああ、ほんとにもう一回観たかったー。
観られるものは観られる時に、今年もきっとその精神と勢いでがんばって観よう。

5.FunIQ×モラル(犬と串)
『パン屋爆発』@新宿三丁目・SPACE梟門

これも、面白かった。
でも、ちょっと笑いの部分が長すぎたかな。
ここで切れなかったのか、という部分もありましたが。
コナの人の目力すんげーってのと
金沢さんのここで、えー、この台詞で泣く!!ってのと
バカノモトの展開というか、ちくびの話なんですかってのと
私らつきあっちゃう? のどーでもいい扱いとか。
後輩ちゃんの叫びはささりましたなとか。
辻さんの謝る姿にきゅんとするというか。
てんこ盛りだったなー。
パン食べたくなるし、あのあと、シュトーレン買っちゃったよ。

そんなこんなでFunIQ というか、辻さんでしたけど。
相方の日比野さんも素敵な役者さんだったので
次なるの挑戦お待ちしてます。



さー、あとは。
畑中さんのまとめ、できるかなー?
ちまちまとがんばりましょう。

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2017年の観劇。もろもろその4

2018-01-08 | お芝居のこと
その24 * 9/9
yataPro『エール!』@テアトル BONBON



近江谷さんプロデュース。玲衣ちゃんかわいかったな。
震災の避難所のなんやかんや。
一色さんの引きこもりからの一気に外へのあっけなさはすごいですよ
アイドルとか、ヒーローってそういう力持ってるのよな。
竹内さんのおばちゃん感のすばらしさ。
でも何より、最後の最後の近江谷さんのエールを送る時の表情に討たれました。

その25 * 9/23
東京ハートブレイカーズ『サブマリン』@ 吉祥寺STAR PINE'S CAFE

面白いとは思うんだけど、今ひとつ大好きって言えない。
どっかに私の苦手が入ってるんだと思うけど
それが何か自分でも不明。
岡田さんの振り回され感はほんとにすばらしい。

その26 * 10/4
キャラメルボックス『光の帝国』@シアター1010



初演の畑中さんが好きなので、どきどきしながら観に行った。
関根くんは関根くんでよいというところに落ち着きましたが。
そう、落ち着いてる気がした。
穏やか。なんかもっと図々しい感じで居てほしかったのかもしれない
悪い意味でなく、堂々と。どどーんと。
でも、彼は旅の人で、出会った人の記憶に残るけれど鮮烈に存在しすぎない
そんな感じだったかもしれない。
あとはもう、森めちゃんがかわいすぎて。
子供の時も大人の時も、めっちゃかわいい。かわいい。何回でも言いたい。
しまうシーンは前方の端っこ席だったせいか、光の中に入れず
ときめかず終いだったので、次回に期待したのだが、
やっぱりここのシーンは私の中では初演を超えなかった。
あの時の、一緒に体感したような感覚はやっぱりいちばん最初をなかなか超えられないんだなと思った。
あと、初演の時のスクリーンに映し出された言葉からのダンス!!という流れが好きだったので
そこ変わってたのは、ちょっと残念だった。
どうしても比べちゃう。でも、いいところもたくさん発見の再演。

その27 * 10/22
蜂寅企画『悪たれ写楽』@八幡山ワーサルシアター

面白かった。対面客席での見せ方。
写楽という人をあんまり知らなかったのもあったけど
役者絵のあり方とか、
役者の存在が当時の人々にどんな影響してたのかとか。
その一枚の絵がとても大事で宝物なんだなーとか。
今も昔も生きる人の力というか。
粋でよかったのです。

その28* 10/26
『ケンジ先生』@テアトル BONBON

やっぱりこの話大好きだなぁ。
セットもすんばらしく好きだった。
賢治さんの物語の英語タイトルが刻まれた
天球儀のようなアーチ。
星々の光る空。
左東さんの人柄の良さとか。
レミちゃん、ソラコちゃんの子供らしさとか。
トシコ役のあんりちゃん、歌も増えてて嬉しかった。
不思議な先生は合唱のところがとてもとても好きです。
みんなで歌うというのがとても好きなのです。
またいつか、再演して下さい。

その29 * 11/3
キャラメルボックス『光の帝国』@所沢市民文化センター ミューズマーキーホール



所沢。行きやすくてよい。
神戸の観光大使? パパたこさんとのふれあいもありました。
こちらはセンター席での観劇だったのですが
やっぱりしまうシーンは記憶の鮮烈さに届かずで、自分でも口惜しい。
あの時のあの感覚を体感したいなと思う。
自分の中でこだわってた悠介の映画を撮る理由をこの回で見つけられたので
やっぱり二回観ておいてよかったって思った。
許容量がちっちゃいで、一回ですべてを受け止めきれない時の方が多いのが口惜しいワタクシです。
でも回数みていろいろ考えながら見るのが、やっぱり好きなんだと思うので仕方ない。

その30 * 11/5
『ケンジ先生』@テアトル BONBON



千秋楽。名残惜しい。
貴ちゃんのママのつっかまえた。とシラキさんのやりとりも楽しかったな。
筒井さんのパパの空手芸は前回に引き続きかわいくて仕方なかったな。
銀河鉄道の夜のシーンは演劇ってすばらしい。って思わずに居られないうつくしさがある。
吉良さんの曲が使われる舞台というのはそれだけでうれしいのですが、
この作品はとてもとても大好きなので、
上にも書きましたが、またいつか再演していただけると嬉しいです。
次回は誕生日の歌も歌ってくれたらうれしいな。

その31 * 11/19
劇団時間制作『手を握る事すらできない』@萬劇場



3LDKの『カサブタかきむしれっ!』で共演されてた西川智宏さんお目当てで。
クチカミ先生ですよ。
いじめられてた男子生徒が、同じクラスのいじめられてた女子生徒とをころしてしまい、
出てきたところでの、教室と過去の行ったり来たりの話なんですが
これがまた、きっつい話で。
いじめをテーマとしているものは、そこにいる彼等の心理状況を思うとしめつけられる気持ちがします。
それでも観てよかったと思います。
クチカミ先生はここでも、先生でした。
お前の時間が止まったままなら、今もお前は俺の生徒だ。
今でも? あれ、あんなにときめいた台詞なのに、曖昧だぜ。
でも、ここのシーンの先生に泣かされたし。
それに、輪廻転生のことについて、あんな風な解釈するのかってのがよかった。
思想は生きていく人のためのもの。そう思うとがんばれるかもしれない。
芝居を観ている間はそこで生きている彼等から観客も逃れられないのだなとも思ったりもした。
それだけ、男子生徒のつらさが伝わってくる芝居だったのです。
そして、現行のいじめられてる女子生徒の告白からのラスト。
話をすることの大切さで終わるのもよかった。

その32 * 12/13
キャラメルボックス俳優教室2017年度卒業公演
『クローズ・ユア・アイズ』@ザ・ポケット

クローズユアアイズも好きな作品で、でもキャラメルじゃ再演しないだろうなーと思ってたから
観られてよかったです。みんなうまいなーっていうより、熱量かなー。
なんか討たれちゃうのよね。
芥川さんを好きになったのがこの作品だったので、
今回も素敵な芥川さんで嬉しかった。
主役の子の岡田さんに似ているなーって思ったのは
コートとマフラーの丈のせいかもしれないけど、
よい感じに人好きのするタイプの人だったな。
おじさん夫婦もよかったし。
Wキャストの片方観られなかったの残念でした。

去年観に行って面白かったので、12月の時間ない中で、なんとか!!
毎年毎年気になりつつも、見送ってたのはキャラメルの公演とまるかぶりなせいですよ。
どーにかならないかなぁ。

もうちょっとつづく。

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2017年の観劇。もろもろその3

2018-01-07 | お芝居のこと
その19 * 8/15
『ザ・アナログゲーム・ショウ4』@道玄坂ヒミツキチラボ
渡邊安理ちゃんお目当てで。



お友達が行くというので勢いで。面白かったな。
真ん中になるように答えるのが特に興味深かったです。
あんりちゃんのお誕生日祝えてうれしかったな。
かわいすぎる。お誕生日おめでとう−。

その20 * 8/17
ホチキス『PTA』 @東京芸術劇場 シアターウエスト

3LDKの『カサブタかきむしれっ!』で共演されてた絵里子ちゃんもお目当てで再びのホチキス。
元AKBの片山はーちゃんとか、仲谷さんとか出ててワタクシ的にはかなりお得感あふれる舞台でした。
絵里子ちゃんはこーいう役似合うなぁと思う。
PTAの代表になっちゃったけど、日和見主義で意見をあんまりちゃんと言わない
言えないってところから、やっぱりぎりぎりで自分の中の正義を超えないというか
裏切らないできちんと声にするところ。
こういう時の震えたような勇気振り絞ってる声が特に好き。
でもって困り眉の似合う役所でもございましたな。

その21 * 8/23
『15 Minutes Made Anniversary』@吉祥寺シアター



あんりちゃんと筒井くん!! 筒行くーん。
15分のお話×6の団体というオムニバスなもの。
面白かった。
まず、一色さんも出演されてたダンスだけでお話が展開していく梅棒がすんばらしく楽しかった。
本公演はこれを二時間ですって、体力もすごいぜよ。
高校生のピュアなところもよかった。
そして成井さんの新作。筒井くんとあんりちゃんの夫婦。
ああもう。よすぎた。人生最後の15分。
2時間の新作書いてくださいよーってなってたから、
冬の公演で観られて嬉しかったけど。
あと、筒井くんのちょー早口がすんごくちょー早口ですごかった。
ちょこっと苦情を書いておくと、
この千秋楽とキャラメルのサポミの日程かぶってて
ひどいよーって思ったので
今後はそういう役者さん参加のイベントって
なるべくみんなで出られるとよいなと思います。
せっかく千秋楽取ったのにって人たくさんいたと思うしね。
あと、告知!! なるべく早めでお願いしたい。

その22 * 8/26
ブイラボミュージカル『眠れぬ森の神女』@六行会ホール



これも、3LDKの『カサブタかきむしれっ!』で共演されてた髙瀬雄史くんお目当てで。
歌える彼を知ってから、一度観てみたかったので行ってきました。
面白かったなぁ。道化た役廻りうまかったし、前説もやってて楽しませて頂いた。
舞台の奥行きの使い方が面白くて、
あっちとこっちの見え方の違いのおもしろさもあったし、
ミュージカルってたくさんの人がいていろんな層を見せてくれるの面白いよな。

その23 * 8/31
ラチェットレンチ『落語の国のアリス』@萬劇場



3LDKの『カサブタかきむしれっ!』で共演されてた藤井真世ちゃんお目当てで。
8月は奇しくも、カサブタのかさチームの高校生3人の舞台があって、全部見られてよかったです。
保護者気分で応援してます。

真世ちゃん前作に引き続き同じ役で登場。
前作のように主役ではないので、登場時間は短いものの
インパクトありすぎる。出てくるだけで可笑し味のある存在で面白かった。
前作では心の声だだもれの方が今回も素敵な役でして、
お付きの方とペアで登場と一言だけで笑いをかっさらっていくすばらしさよ。
落語の花火の元ネタを知って観ていたけれども
今後この噺を聞く時はこの舞台思い出しちゃうだろうなぁ。
面白い劇団さんだったので、次回もあれば観たいです。

畑中さん経由でしか他の劇団さん観ない私でさえ、
そういうところが増えてゆくわね。
芝居のこの、こー、なんかつながっていく感じ、罠過ぎる。

でもってまだ、つづく。

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2017年の観劇。もろもろその2

2018-01-07 | お芝居のこと
その10 * 5/14
ポップンマッシュルームチキン野郎『オハヨウ夢見モグラ』@シアターKASSAI

諸事情で観劇。まさかこんなタイミングで観るとは思わなんだ。
なんか2本立ての半分しか観られなかったので
評価保留というか、こころの持ちようがだめだめだったので
もうちょいちゃんとした時に見たい。
もやもやを吹き飛ばすことは出来なかったけど
ちょっと楽になったなー。お誘いしてくれたオトモダチありがとう。

その11 * 5/25
旋風計画アネモイプログラム「ジャングル・ジャンクション』@遊空間がざびぃ

ここの空間をこう使うのか! っていうのと
この距離でこの芝居ですか! ってなったなぁ。
この脚本好きなんですが、さらに好きになったな。
みんな、熱いというか、あつくるしい。
Wキャストだったのが半分しか観られなかったの惜しい。

その12 * 5/28
マコンドープロデュース『祖国は我らのために』@すみだパークスタジオ倉(そう)


キャラメルの春世ちゃんお目当てで。
これも、ものっすごい人数が舞台上にいる上に
みんながみんなものっすごい熱量で圧倒された。
結構前の方に座ってしまった(自由席だった)ので
全体を俯瞰してみられなかったの残念。
ともかく、すげーすげーってなった。
戦争もののせいもあるかもしれないけど
生きることへの強い思いみたいなものを肌で感じられる舞台だった。
春世ちゃんは美人だった。美しいひとという役でもあったのだけど
うつくしく、キレイに立っていたな。

その13 * 6/10
落語だけど入れちゃう。『梅雨の夏葉亭"晴れ間"会』
小口さんお目当てで。
キャラメルの人出ない時に行くの初めてだったけど、
落語は面白いし小口さん面白いし
アフタートークで次のキャラメルゲストの玉置玲央さんのお話も聞けて
楽しいしかなかったな。

その14 * 6/25
ワンツーワークス『アジアン・エイリアン』@赤坂レッドシアター



キャラメルの多田さんお目当てで。これもアフタートーク付だった。
質問あとから思いついて、きーって自分一人でなってたわ。無念。
在日韓国人という存在について考えを突きつけられる話だったなぁ。
自分の中に差別や区別はないつもりだったけど
最初の多数の写真を見て、
なんか嫌だなと感じていた正体を自分の中に見る
後ろめたさとか。傲慢さとかを知った。
多田さんの正体がわかる時に、
そこに居る彼の説得力というものは
どんな設定でも納得させられてしまってすごいと思う。
色味が美しい舞台だった。
桜に日の丸の朱に、水面に映る光。
水をたくさん使うというのもまた、動きの制約があって重さが加わってる感じがした。

その15 * 6/28
☆すゞひ企画『カーテンコールは終わらない』@道玄坂ヒミツキチラボ


元キャラメル劇団員の鈴木くんプロデュースということで
キャラメルからは左東さん、森めぐみさん、関根くんのお三方が出演。
こちらはちと着席の場所が悪くて、
謎解きのあたり、私の真後ろで左東さんや森めちゃんが台詞をしゃべるのですが
近すぎて振り向いて表情観ることが出来ず、でした。
畑中さん出演の紫陽花の方と違って、
お話が舞台上で人が殺される展開だったので、
ほんの短い間だったと思うけど、あの暗闇の中
金田一少年の世界に居られた気がします。
マジで暗闇だったし、今なんかおきてる、こわいって感じた。
会場が狭く、推理するネタも紫陽花と違って、役者さんに聞くことが主で、
結構並んで待つ時間が多かったので、次回はその辺は工夫してくれたらいいなーと思う。
あの解けなかったことに対する口惜しさはクセになりますね。
機会があったらまた参加したいです。そう、これ参加なのよね。

その16と17 * 7/5と16
キャラメルボックス『スロウハイツの神様』@サンシャイン劇場

初日は当日券チャレンジで2階席。
こちらもカーテンコール撮影オッケータイム有でした。


千秋楽は玲衣ちゃん近くで撮れるーと思ってたら
千秋楽は一言挨拶が撮影オッケータイムになってしまって
玲衣ちゃん逆サイドだった。これは三本締めのとこ。



樹里ちゃんの足のうつくしさにはっとした公演でもありましたな。
大内さんとの並びもよかったのでまたこの二人も見て見たいなーって
春世ちゃんがよかったなー。女友達っていいよね。。
あと、石川さんの語りとぱたり、むくりですよ。
おばーちゃん、原作読むと三行くらいしか出てないのに。
ちゃんとおばーちゃんで孫達だったな。
岡田さつきさんはどちらの役もすばらしかったな。
あと、チョコレートケーキ食べたくなるなる。しかも出来るならホールで。

その18 * 7/30
『カゾクマン2』@赤坂レッドシアター


キャラメルの岡田達也さん目当てで。
いやもう。あの膝枕とさくにゅーの破壊力たるや。
あの台詞を笑わずに言えるところがすごいよって思うんだけど、どうなんでしょ。
物干し竿に引っかかっちゃうのも素敵過ぎた。
素敵といえば、ミドラー様だ。
赤ちゃんだっこする時の母親っぷりと、だめな悪者っぷりが素敵だった。
これ、3もあるといいなぁ。

さてさて、まだ、つづく。

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2017年の観劇。もろもろその1

2018-01-06 | お芝居のこと
2017年も、ほぼほぼ畑中さんの観劇で埋め尽くされている気がしますが
それ以外もなんだかんだで畑中さん関連だったりするところが
自分でもなんというか、まぁ、しょうがないね。

01 * 2/15 ホチキス若手ユニットナウヤング公演
『ゴールデンブラフ』@MOMO

以前畑中さんと3LDKの『カサブタかきむしれっ!』で共演されてた絵理子ちゃんお目当てで
初、ホチキスさん。若手公演ではありますが
面白かった。
キャラメルの『不思議なクリスマスのつくりかた』っぽい
新幹線の移動中の人々とその妄想の中の人々の行き来。
絵里子ちゃんは元魔法少女にインタビューに行って
跡継ぎに指名されちゃったり
旦那に浮気されちゃったりする役だったな。
数字付の眼鏡が似合ってた印象。

その2 * 3/16 HIGHcolors
『少年少女』@小劇場B1



以前畑中さんと3LDKの『カサブタかきむしれっ!』で共演されてた絵理子ちゃんと
その前の『(改訂版)  おい!オヤジ。』で共演されてた江田佳代さんお目当てで。
エダカヨさんがまた、女としていやなヤツなんだけども
あの方のあの声としゃべり方だと許しちゃう存在でええなーと思っちゃって
絵里子ちゃんは前作とはかなり変わって、出来る硬い女でしたな。
ニートな女性ときっちり向き合う役所の人。
内容は引きこもりの男子と女子という年でもないけど、外に出られるようになるまで。
なかなかに、きっっつい。話でした。
でも絵里子ちゃんの新しい面観られてよかったなと思ったり。
エダカヨさんの方言のお芝居好きだったのでまたあるといいなと思ったり

その3 * 4/1 
一人芝居ミュージカル短編集@西荻窪アトリエカノン
キャラメルのゲストさんだった一色洋平さんお目当てで。
プレビュー公演に行ってきました。
面白かった。
エスムラルダさんという方が身支度からすべて観られるのも面白かったし
せっかくつけたつけまつげが落ちてしまうのも見えてしまう距離感。
歌うこと、そこで生きていること。
歌の力は一色さんでも感じたなぁ。
小さいところの会場の良さは、お芝居をより立体的に
肌で感じられるところかな。
着席場所によっては全く見えないシーンがあるのが惜しいなと思ってた。
後に会場が変更なってましたが。
変更後は行けてないので、不明ですけど。
またチャンスがあれば行ってみたいと思います。

その4 * 4/8
ゲキバカ『おぼろ』@新宿村LIVE



キャラメルの渡邊安理ちゃんお目当てで。
なんかもー、2017年で一番笑った気がする。
笑いすぎて涙が出るほど笑った。
そして、ZABADAKの曲がかかってびっくりしたんだった。
ああ、それにしても面白かったな。
次回作も気にしてお待ちしております。

その5 * 4/11
monophonic orchestra『グリーン・マーダー・ケース』@Geki地下Liberty

キャラメルの鍛治本大樹さんと小林春世ちゃんお目当てで。
良質なお芝居だったなぁと思ったりなんだり。
もうちょっと大きい会場で観られたらよかったのにという気がしたのは、
舞台上が窮屈に思えたのだろうか。
景色が想像出来る余地がありそうでなかった気がする。
でも、よき芝居だった。
これももう一回観たかったな。
アフタートークもあったな。
終演後の鍛治本さん神対応でかなりきゅんとしたな。
あの笑顔はやられたわ。といいつつ、2017はこれ以外客演に行けなかったのが口惜しいです。
春世ちゃんはこけしだっけ? シャカなんかへんなの持ってたよね。
小口さんの出ただけで笑いをとる破壊力、
この時は熱烈なファンが付いてるなーと思ってたけど、後ほど思い知ったな。

その6 * 4/16
ラチェットレンチ13『ラクゴ萌エ』@d-倉庫

 

3LDKの『カサブタかきむしれっ!』で共演されてた藤井真世ちゃんお目当てで。
なつかしのd-倉庫。
前説撮影オッケーだった。

落語の噺を元にしたものは大抵面白いけど、
これも面白かったなぁ。舞台が縦の構図で代々なるのも面白かったし
手ぬぐいがいろんな小道具として登場するのをみるのも面白かった。
真世ちゃんオタクで腐女子で変な笑い方してて
主役やってたな。がんばってたなぁ。
ここの劇団さん普段はサスペンスって言ってたけど
気になるんだけど普段の舞台がまだ観られてない。
小ネタとしては、真世ちゃん演じる腐女子が畑中さんと同じ誕生日だったー

その7 * 4/20
悪い芝居『罠々』@ 東京芸術劇場シアターウエスト



以前キャラメルに客演されたというか、畑中さんの客演された『ショーシャンクの空に』でご一緒された
山崎さんの劇団。でもってNMBの石塚朱莉ちゃんお目当てで。
うーん、これ、たぶん私振り落とされちゃったというか、
お話にちゃんと着いて行けなかったなー。
あんちゅの存在感はすんばらしかったなと思ってる。

その8 * 4/23
クロムモルブデン『空と雲とバラバラの奥さま』@吉祥寺シアター


久々のクロム。世界観のぐにゃぐにゃぐるぐるした感じ。
気持ち悪いんだけどぎりぎりな感じ。
奥さまはバラバラでない方がよいと思います。
プレゼント付の回行ったのでお箸いただいた。
たまたま自分の箸がこのあとすぐ折れたので助かった。

前述のわなわなとぱらばらかかってんのかっていう感じだった。

その9 * 4/30
NAPPOS『スキップ』@サンシャイン劇場
キャラメルだけどキャラメルじゃない公演。
岡田達也さんすげーなと思ったラストシーン。
どっちのファンも納得される存在でいること。
それから関根くんが畑中さんを継いで女子やってたこと。



アイドルのきらきら感てやっぱりすごいなと思ったりした。

つづく。


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