まにラーメン

はたけの食べ歩きの記録です  ★★★★激美味い!  ★★★美味い  ★★普通かな  ★ごめんなさい

喜多楽(名古屋市中区)

2006年06月18日 | 名古屋市(中・東区)
 つけ麺アラビアータ(850円) ★★ 2006-172 地図

 「1 day 5 of めんとも」第3弾。ぎんやから栄を通り抜けて喜多楽へ。駐車違反が怖くてコインパーキングを使ったが、お店の前にはいつものように路駐だらけだった。店の中に入ると、ここも満席。すぐに席が1つ空いて、つけ麺アラビアータを注文。しばらく待って登場してきたのは、とてもラーメン・つけ麺とは思えない1品。が、興味心をくすぐる。平皿に盛られた麺は中太でやや縮れたもの。茹でて締めた跡にボウルで油を和えていたが、なるほどペペロンチーノの様にガーリックが効いている。しっかりとした噛み応えの麺なので、見た目以上に重たい感じ。麺の周りにはガーリックスライスやチリペッパー、パプリカのカットしたものが添えられている。厚切りチャーシューは焦げ目がついて美味い。さて、真っ赤なつけタレ、いや、トマトソースはややとろみがあって、酸味は思った程はない。ただ、後味がかなり後をひく。辛さというよりは、むしろ塩っ辛さか。麺をつけて食べると、それがよく感じる。ソースの中には細かくベーコンをカットしたものが入っている。昼3杯目でもなんとか完食。ここまでくるとつけ麺と呼ぶより、つけ麺スタイルで食べるパスタと呼んだ方が良いかも知れない。

ぎんや(名古屋市北区)

2006年06月18日 | 名古屋市(西・北・守山区)
 冷製カレーパンプキンつけそば(780円) ★★★★ 2006-171 地図

 「1 day 5 of めんとも」第2弾。一徳からもと来た道を引き返し、ぎんやへ滑り込む。先日パンプキンつけそばに振られたばかりだが、さすがに昼なら大丈夫であろう。嬉々として戸を引くと、あら、満席じゃないですか。恐る恐る券売機を見ると、良かった、「売り切れ」の文字はない。席に着いて待つことしばし、お目当ての品が運ばれてくる。生ハム、クレソン、パンプキンスープに生クリーム・・・ うーん、ここは本当にラーメン屋か(笑)? 肌白の中太麺を持ち上げると、持った感触だけで弾力がありそうなのが伝わってくる。口にすれば、うどん粉でも使っているかのようにプリンプリンである。風味も透明感がある。塩気の効いた生ハムと一緒に食べると、対照的な味が調和して、これまた乙である。さて、妖しく映るパンプキンスープ。一口すれば、パンプキンの甘みとカレーのスパイスが効いて濃厚な味わい。おまけによく冷えている。これは斬新。麺をつけると、これでもかとまとわりついてくる。南瓜が苦手な人でも、これならばOKなのでは。とても「豚そば」がメインで供される店で食べられるとは思えない逸品である。参りました。

一徳(名古屋市西区)

2006年06月18日 | 名古屋市(西・北・守山区)
 いっとく冷製ぶっかけ麺夏野菜添え(800円) ★★ 2006-170 地図

 「1 day 5 of めんとも」第1弾。「めんとも」5店で夏の新メニューが登場。今回のお題目は「夏野菜」とのこと。ならば、食べねばなりますまい。“どうせなら1日で制覇しろよ”とどこからともなくラヲタの囁きが聞こえてきて、実行することに。まずは一徳から攻めよう。店近くの路地に路上駐車(ヒヤヒヤ)し、シャッター&1番乗りで店に入る。事前に注文していたせいか、さほど待たずに注文の1品が登場。コーン・ミンチ・オクラ・トマト・チャーシュー・メンマ・玉子やら、彩り華やかな盛り付けで、何かの絵にも見えてくる。具をよけて麺をすすれば、麺はよく締められていて、チュルチュルと口の中を滑る。結構弾力がある麺である。麺を香辛料で和えているのか、麺が非常にスパイシー。酸味はほとんど感じない。これと色んな具を絡めて食べると、色んなバリエーションが楽しめる。ミンチは味噌っぽい濃厚な味付け。オクラ・トマトは夏らしさを演出している。2枚のチャーシューは肉厚で柔らかく、冷えていても脂が気にならない出来。麺のスパイシー感と夏野菜で確かに夏向けではあるが、冷麺のマイナーチェンジという気がしないでもない。

翠蓮(名古屋市昭和区)

2006年06月03日 | 名古屋市(昭和・天白・緑区)
 冷やし担々麺(900円) ★★★ 2006-163 地図 前杯

 翠蓮で新メニュー登場。登場初日はその筋の方にお任せして、謙虚に2日目に行くことにする。駐車違反が怖いヘタレなので、確実に駐車できる開店15分前にお店に到着。表の椅子に腰掛けて、お店が開くの待つ。ちょうど麺の配達がくる。時刻は11:30になった。が、お店の扉が開く気配はない。一抹の不安を抱え更に待つこと3分。ようやく開いた。うーん、まるで喜多楽みたいだ(笑) 最も奥の席に陣取り、もちろん冷やし担々麺を注文。最初に店に入った4人は皆これを注文した。1日限定15食なのに、はや1/4が終わった。待つことしばし、ノーマル担々麺と同じ器で登場。見た目は全く変わらない。あの芸術的な担々麺が冷やしではどんな風味になるのか。期待に胸膨らませてスープを啜ると、ぬ、ぬるいですか? あ、てっきり冷麺並に冷えてるものだと思いこんでいたので、見事なまでに肩透かしを自ら食ってしまった。スープ自体は冷たいのだが、ミンチの熱が移ってしまっている。かといって、このミンチなしでこの担々麺は成り立たないし。味の構成はノーマル版と変わらない気がするが、熱がない分だけ刺激が低くマイルドに感じてしまう。玉ネギの味は目立ったかな。それにしても、この一口の中に胡麻・辛さ・スープ・スパイスの美味さが並立しているのは毎回唸らされる。麺は冷やしでもノーマルと遜色なし。中太のもっちり麺が口の中で踊る。いつものようにミンチをスープに浸してひたすら掻きこむ。時折隠れているナッツや松の実の存在がアクセントになる。気がつけば最後の1滴まで完食。が、ノーマルと冷やしを比べると味の切れや風味の高さは前者の方が上か。ちょっと期待しすぎたかも知れない。

慈庵(名古屋市千種区)

2006年06月01日 | 名古屋市(千種・名東区)
 つけ麺(750円) ★★★ 2006-162 地図

 2週間ぶりのご慈庵。夕方名古屋駅で用事を済ませ、帰りに立ち寄ると提灯が出ていた。よし、今日は営業している! 中に入ると前客は3人だけ。あ、今日から営業時間変更なのね。月~土で11:30~14:00、18:00~21:00になる。メニューを見ると、つけ麺が復活している。去年の名古屋のつけ麺MVP(と勝手に思っている)を頼まないわけにはいかない。1ターン待って、麺とつけタレの入った器を手渡された。あれ? 麺が何か素っ気無く映る。黒七味がかかってないではないか。ご主人曰く、つけタレに入れたとのこと。では、麺から。平打ちでビシっとしめられ、モッチリとした食感が嬉しい。一口目から小麦の風味がすーっと口の中を抜けていく。でもやはり、黒七味のあの風雅なアクセントがないのは寂しい。つけタレは小さな器の中で、魚介と動物系の旨味が鬩ぎあっていて、更なる旨味へと昇華している。以前は魚介系が強くてエグく感じる時もあったが、今日はバランスいとよろし。後味に黒七味のピリリ感が残る。さすがにこのつけタレの中では風雅な味は吹っ飛んでしまったようだ。黒七味は麺にふりかける方が良いのでは。歯応えが楽しい平メンマ、ジューシーなチャーシューは今日も健在。いや、やはり美味いつけ麺である。これにトロロがあれば・・・

空(愛知県豊橋市)

2006年06月01日 | 愛知県(三河地方)
 らぁめん 塩(680円) ★★★ 2006-161 地図

 住宅街の一角、予想外な所にお店はあった。細い路地の途中に辛うじてお店を発見。カーナビなしでは絶対に辿り着けなかった。中に入るとお客の姿はなし。店内にはskoop on somebadyが流れ、のんびりとした雰囲気。らぁめんを塩で注文。丁寧な作業でらぁめんが出来上がる。黄金色に澄んだスープは、貝柱や昆布といった魚介風味がよく効いた透明感のある味。脂もほとんどなく、他の和食料理にも使えそうな程のレベル。肌が黄色くてやや透けた中細の角麺。この手の麺、噛めばもちゃつくだろうなぁ、と見ていたら、案の定もちゃついた。ちょっと苦手。水菜とカイワレがトッピングされている。カイワレの味がスープに移るのは? おお、メンマじゃなくてタケノコ! 3切入っているが、甘くてやわらかい。チャーシューはロース肉?の旨味がしっかりしていて、なおかつ直前に七輪で炙られているので香ばしさアップ。かなり美味い1杯なのだが、やっぱり麺かな・・・

三河開化亭(愛知県豊川市)

2006年06月01日 | 愛知県(三河地方)
 黒ラーメン しょうゆこってり(680円) ★★ 2006-160 地図

 名古屋市内にも進出してきた三河の有名店(らしい)。入り口を入ると、右手に製麺室があって、ちょうど生地を延圧していた。券売機に「人気ナンバー1」とシールが貼ってあった黒ラーメンしょうゆこってりを注文。横一列のカウンター席。大音量の音楽に元気が良すぎるおばちゃん店員×5人なので、あまり落ち着いた雰囲気はない。運ばれてきたラーメンはスープに細かく泡が立ち、揚げニンニクのクラッシュと背脂がたっぷり浮いていて、見るからに重たそう。粘度はそれほどでもなさそうだが、豚骨ベースに醤油タレが結構効いて味は濃い。中細ストレートの麺は完全に風味がスープに押されているか。大判の海苔が2枚。ヘナヘナであまり合ってないように思う。メンマは細切り。2枚のチャーシューはタレがしっかり効いて、脂がトロトロ。なかなか美味い。この後がきつくなることがわかっていつつ、秘伝の辛しをスープに溶かして完食。

和み(愛知県蒲郡市)

2006年06月01日 | 愛知県(三河地方)
 和風とんこつ醤油らあめん(580円) ★★★ 2006-159 地図

 未踏の地東三河へ遠征。まずは蒲郡の和みへ。市内の小学校の近くをうろついていると、11時半過ぎにお店を発見。どうやら1番客のようである。カウンター席のみだが広めの店の作り。券売機の前で何にするか迷うが、横に張ってあった雑誌の切抜きを見て、和風とんこつ醤油らあめんを注文。どうやらこれがここのメインのよう。少し待って運ばれてくる。スープを一口。む、動物系と魚ダシが互いに味を主張し合っているような感じで、味がバラついているような気もするが、そのうちに馴染んできた。文字通り和んだ風味を出している。魚臭さもなく、なかなか上出来かも。麺は中細のストレートなもので、ソフトな口当たりを見せている。メンマは小口で平らなカット。肉厚のバラ肉チャーシューは大判で歯応えはあるが、もう少し味が欲しいところ。それにしても、580円でこの味なら上々。違うメニューも是非試したいところ。