まにラーメン

はたけの食べ歩きの記録です  ★★★★激美味い!  ★★★美味い  ★★普通かな  ★ごめんなさい

申家(名古屋中村区)

2006年10月06日 | 名古屋市(中村・中川区)
 極担々麺(700円) ★★ 2006-271 地図 前杯 ホームページ

 ムーンライトながらに乗る直前、申家に立ち寄る。名古屋駅から早歩きで6分弱。メニューを見て味噌に惹かれたが、やっぱり担々麺に目が行く。これを注文。しばらく待って、見た目鮮やかな担々麺が運ばれてくる。いつもながら、この乳白色のスープに毒々しいラー油の水玉模様はどうだ。圧倒的なゴマの風味を期待してスープを飲めば、今日は妙にサラっとしている。以前はもっとハードにゴマが効いていたと思うのだが。所々に浮いたラー油の辛さとゴマの甘さが好対照である。スリゴマを溶かして飲めば、甘さは更にアップ。麺は中太の軽く縮れたもので、今日は柔らかめの茹で加減である。なんか調理中ずっと厨房で話し込んで、調理がおざなりになっていたので、それがまんま出た感じ。中央に盛られた挽肉はまた違う甘さで仕立てられている。ミンチだけでなく、茸類やザーサイっぽい歯応えのもの和えられていて、独特の美味さがある。添えられた菜物は箸休めに。む、後から入ってきた客がタバコを吸い出した。折角のゴマの風味が消されてしまうではないか! 慌ててスープを飲み込む。辛さをウリにする担々麺とは一線を画す担々麺でポイントは高いが、正直今日のはイマイチか。

申家(名古屋市中村区)

2006年02月17日 | 名古屋市(中村・中川区)
 極坦々麺(700円) ★★★ 2006-058 地図 前杯

 急遽夜の仕事で名古屋駅に呼び出され、例によってヘベレケになる。折角ここまで来たからには、と、名古屋駅を越えて師匠と申家まで歩く。気温は3℃と寒い。約半年振りの申家。味噌にも惹かれたが、初志貫徹で極坦々麺を注文。それほど待たずに運ばれてきた。漆黒の器にスープや具の彩りが見事な見た目。どろっとした乳白色のスープを飲めば、まさに胡麻胡麻胡麻。胡麻の胡麻による胡麻のためのスープ。非常にまろやかである。胡麻の甘味を引き立てるように、ラー油のピリリ感がやってくる。中太の麺はもっちもちで柔らかく、うまうま。挽き肉は甘く柔らかく仕上げられていて、スープや麺と絡めて食べれば、色んな味を楽しむことが出来る。大量に振りかけられた擦り胡麻もスープに溶けて、良い味を引き出してくる。もちろん最後までスープを飲み切る。坦々麺好きの名古屋ラヲタの大家が絶賛するのもよく分る。

CHINA5°(名古屋市中村区)

2006年01月23日 | 名古屋市(中村・中川区)
 黄金醤油ラーメン(680円) ★★ 2006-027 地図 前杯

 23日(月)は柳橋で新年会。終わった後にどこで食べようかと思案していたら、そういえば堀川沿いにCHINA5°があったことを思い出した。中に入ると黒人のでかい店員がヌッと現れて、ちょっとびっくり。1年7ヶ月ぶりだが、前回は塩を食べたはずなので、黄金醤油ラーメンを注文。あ、醤油はHAMASAKUで食べたっけか。スープに浮いた背脂が、黄金と言えばそうも見えなくはない。しかしまぁ、大層なネーミングである。スープを飲めば、あっさりとしているが、結構甘味が強い。そこにネギや背脂の風味が加わると、どうなんだろう、不味いわけではないのだが、味がバラバラに感じる。麺は中細のやや縮れたもので、少し柔めの茹で加減。ズルズルと一気にかきこむ。具には煮玉子、メンマ、チャーシュー。バラ肉のチャーシューは、味が完全にスカってしまっている。スープ作りの際に旨味が出切ってしまったか。うーん、塩の方が上かな。

拉ノ刻(名古屋市中村区)

2005年11月14日 | 名古屋市(中村・中川区)
 塩らーめん(700円) ★★ 2005-318 地図

 中村公園に出かける用事があったので、用事が済んだ後に友人を連れて拉ノ刻へ。中に入ると、自然と可愛らしい店員さんの前の席に座ってしまう。今日の狙いは、もちろん店員さん、いや、期間限定の塩らーめんである。好来系ではまず見かけないメニューである。脂が水玉模様に浮かんだスープを飲むと、野菜の甘みが染み出た優しい味わいである。なるほど、さすがは好来系である。塩らーめんと言うが、あまりしょっぱさは感じない。麺はいつものモチリとした中太のもの。口当たりが柔らかである。4本入ったメンマは極太のもので歯応えは良いが、妙にしょっぱい。3枚並んだバラ肉のチャーシューも更にしょっぱい。スープが甘いだけに、やたら具のしょっぱさが気にかかる。うーん、バランスが良くないなぁ。

拉ノ刻(名古屋市中村区)

2005年02月17日 | 名古屋市(中村・中川区)
 松 しょうゆ(700円) ★★★ 2005-045

 「たご」からそんなに離れていない「拉ノ刻」へ。19時30分過ぎに入ると、先客は2組。カウンター10席程の店を、若いご主人が1人で裁いている。店名からは判断しづらいが、ここも好来系のお店。店内には楓大将の教えが貼られ、壁一面に「麺道一意専心」と大きく書かれている。ご主人の気合を感じる。好来系には珍しく味噌があるが、今回は松の醤油でオーダー。麺を茹でるのには好来系のザルは用いず、1つ1つデポを用いている。それにしても、器1つを温めるのにもかなり丁寧にされていて、好印象である。お盆に乗せられて、ラーメンが出てきた。好来系らしくなく、ネギと煮玉子がトッピングされている。スープの見た目は好来と似たような感じだが、これを啜ってみると、ベースは好来系ではあるがスープの味が強く、その分まろやかさは抑えられている。これも好来の進化形か、と唸ってしまった。麺はやや太めのストレートなもので、あのモチモチ感には乏しいが、十分に食べさせるだけの美味さはある。緊張の煮玉子は、塩気が効いた斬新なもの。チャーシューは3枚。ロール状に締めたもので、味がしっかりとしている。最後はお決まりの朝鮮人参酢を入れて完食。テーブルにはラー油や香油など、色々な調味料があり、好みで味を作れるようだ。これまた面白い。これまでの好来をレトロなものに感じさせる1杯であった。次は味噌を狙う!

こだわり麺工房 らーめんたご(名古屋市中村区)

2005年02月17日 | 名古屋市(中村・中川区)
 とんこつ 醤油(650円) ★★ 2005-044

 長いこと未開拓であった名古屋駅より西側の地域に足を踏み入れる。まず狙ったのが、名古屋競輪場近くの「こだわり麺工房 らーめんたご」である。19時過ぎに店に着くと、客の姿はなかった。入口の券売機で食券を買おうとするが、メニューが多すぎて、どれにしようか迷う。坦々麺が人気のようだが、とりあえずとんこつを醤油で注文する。中華そばもあり、塩もあり、カレーもあり、坦々麺もあり、ホント、メニューが多い。解説によると、スープだけでも4種作っていて、注文によってブレンドしたりするとのこと。4種も作るだけで、大変だと思う。さてー、ラーメンが出てきた。早速スープをいただくと、わずかに喉を刺激する豚骨醤油の風味が口の中に拡がる。ライトではなく、しっかりとした味わい。スープには細かい背脂が浮いている。麺は中太のわずかに縮れが入ったもの。自家製のこだわりの麺ということで、程好い食べ応えがある。麺もラーメンによって違うのだろうか。店名どおり、麺へのこだわりを感じる。具はチャーシュー・煮玉子・ネギ・メンマ・海苔。オレンジ色の煮玉子の黄身が美味そうだ。チャーシューも柔らかくて味がよく染みている。この出来だと、他のメニューも十二分に期待できそうだ。

CHINA 5(名古屋市中村区)

2004年04月16日 | 名古屋市(中村・中川区)
 黄金塩湯麺(680円) ★★ 2004-063

 職場から名古屋駅へ向かう途中、自転車で立ち寄る。「チャイナ ファイブ」ではなく、「チャイナ ゴー」と読むらしい。えらくスタイリッシュな店で、一人で来た自分の存在が妙に場違いに思えた。厨房とガラス1枚隔てたカウンター席に通されたので、作っている様子が丸見えである。刻んだ玉ネギが一面浮いた透明感のあるスープは、黄色がかっているが、黄金と言うほどでは・・・ 程好い塩加減のさっぱりした味わい。玉ネギの甘味が溶け込んでいる。中華料理屋のラーメンは、往々にしてスープが弱かったりするのだが、ここはそんなことはない。麺は細めの縮れ麺で、なのに、しっかりとした歯応え。正直なところ、具が弱い。煮玉子は熱が入りすぎていて、チャーシューは味が抜けている。メニューの最後に書いてあったが、ここはHAMASAKUやママ食堂もやっている「かぶらやグループ」とのこと。