埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

“ピアノの先生サポートレッスン”モニター①

2010年08月18日 | レッスンの出来事
ピアノの先生レポートレッスン”のモニターに
先日、お申込みをいただいて、
初めてモニターレッスンを行いました。


声楽の伴奏での本番を数日後に控え、
うまく弾けないところがある、という
(仮名)コリラックマ先生

ブログでの掲載を承諾してくださり、ありがとうございます


まず、演奏の悩みをお聞きしました。

・全体的には弾けてきているのだけど、怖い部分がある。
 (早いパッセージ、交差、つかみにくいコード、遠い跳躍など)
 そこにくると、体が固まるのが分かるのだけど、どうしたらよいか分からない。
・両手のタイミングが合いにくい部分がある。
・練習が辛い。

というもの。

そして、1回通して弾いていただきました。

少し前に、コリラックマ先生の発表会でも演奏を聞いて、
すばらしいテクニックをお持ちで、「さすが!」と思いました。

ご本人は「テクニックの問題」と思われていたようでしたが、
私は、今回の伴奏もテクニック的には問題ないと思いました。

その優れたテクニックを、楽に表現できたらいいなぁと思いながら、
レッスンスタート


小柄な先生なので、イスの端っこにちょこんと座っている状態だったのですが、
それでは腰の支えが少ないと思ったので、
安定感のある座り方を提案。

もともとの体の柔軟性はあるのに、演奏になると硬くなってしまうようでしたので、
少しストレッチ

それだけで、少し体が楽になった様子
音色も柔らかくなりました。


その後、怖いとおっしゃる部分を中心にレッスン。

◇16分音符のトレモロ
   ↓
 両手でコードで弾いて、バランスやイメージを確認。
 その中でのトレモロの意味を感じていただく。
   ↓
 「コードの余韻を表現」と思ったら、力みが抜けたよう。


◇交差
  ↓
 私には交差はうまく行っているように見えました。
 気持ちが交差に行き過ぎて、“音楽”を感じていない気がしたので、
 ひとつひとつのコードを感じることに重きを置いてもらいました。
 (コリラックマ先生は、コードを感じるのが得意です
  ↓
 コードの変化を色でイメージされました。
  ↓
 そのイメージ通りの音が出るように、そのコードを自分の中に響くようにしました。
  ↓
 “音楽”を感じる、クリアな音色になりました。
  ↓
 「私のイメージした、大好きなあの音色!」と思って弾いてもらいました。
  ↓
 そしたら、もうご想像通り


こうして、曲のあちこちにコリラックマ先生の愛が満ちていく様子を
見られたことがとてもうれしかったです。


コリラックマ先生のご感想

 今までは「弾きにくいところ=嫌いな音」だったけど、
 音楽を感じることで、愛のある音に変わった。

 無駄な練習がなくなる気がする。

 好きな音と嫌いな音がお見通しだったので、驚いた。



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