はぎわら_m の部屋
社会・時事批評、オピニオン、初等物理の気まぐれ考究、物理教育放談

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「首下がり」の症状が強く出ている最中は、体の他のトラブルに意識が向かいにくくなる。知らず知らずのうちに他の疾病を悪化させないよう注意した方がいい(病気一般について言えることです)。
意識すべきは、首下がりの症状や治療経緯と連動して生じやすい疾患があることだ。

今回の私のケースで重要となる観点は以下の3つだ:
(1) 首の曲がりは「食道」の形態に直結するので、首下がり状態の間、食道が、極端な前かがみ姿勢のときの向き・形になっている。
(2) 首下がりからの回復を促すためには、横臥姿勢をとることが有効。デスクワーク中、ある程度の時間おきに休んで一旦横になるのがよいし、しっかり昼寝することも効果的と(医師に)勧められた。
(3) 就寝時の枕は低くした方がよい。(ホテルなどを含め)首の姿勢には不自然な厚みの枕が使われている場合が多いので注意する。

以上のどれもが原因となって、発症・悪化しやすくなる病気がある。「逆流性食道炎」だ。実は、首下がりになる前に一度発症したことがあり、もっと早く気づくべきだったが、逆流性食道炎のことは忘れて一生懸命横になる時間を確保していた。枕も薄くした。そのような過程で、のど奥の詰まり感、(時折現れる)痰と胸焼けなどの症状を少しずつ断続的に自覚するに至り、しかもその状態をしばらく放置してしまった後に(首下がりとは別の)医院に駆け込むことになった。内視鏡検査の結果、案の定、(軽度裂孔ヘルニア含む)逆流性食道炎とわかった。

今なお悩みが続いているのは、(2)のジレンマ問題だ。逆流性食道炎を治すには、(胃に物が入っているときは)横にならない方がいい。首下がりを治すには、なるべく横になった方がいい。考えられる対策は、食後すぐになるべくがんばってデスクワークを進めることだ。横になる休憩は食後2時間より後にする。さらに、(3)に関連することとしては、寝る時に左下(右側が上)の姿勢をとることが大切だ(胃の入り口は右側なので)。寝返り打てば元の木阿弥だが、、経験上、意識するとしないとでは、明らかに違う。
以上は、(中高年で)首下がり症候群を発症した方に共通する注意事項になると思う。

逆流性食道炎の処方薬についても追加情報がある。これは次回に。

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