山陰の旅2日目は、松江市内の美術館見学のあと、境港へ。
境港は、昼食と買い物のみの予定だったのだが…。
急の予定変更があった。
昼食のあと、バスから降ろされたのは、境港駅。
一気にテンションアップ！！
そう、境港駅からは、水木しげるロードがあるのだね～。
いつか行きたいと思っていたけど、こんなに早く来られるとは。
しかしまあ、この観光地は、テンションの上がること上がること。
特にファンというわけではないのに…ですよ。
ポストが鬼太郎。
タクシーが、目玉おやじ。
町ぐるみで祝う、ご夫婦の金婚式。
駅名は、別名鬼太郎駅だったのね。
かわいかった、豆腐小僧。
後ろに目玉の街灯。
砂かけばばあだっけ。
これは、こなきじじい？
ねずみ男。
妖怪神社（だったかな？）前にて。
楽しく締めくくった。
ところが、帰りの途上から気分が悪くなり、帰って完全にダウン。
月曜はもう体が動かず、病院で点滴を打って、ほうほうのていで夕方になって出社。
悪いものを食べたか、単なる体調不良か原因は不明。
すごいお土産を持って帰った旅だった。
一週間前、山陰へ一泊二日の研修旅行。
今回のレポート、研修部分は削除。
この回は、食べ物を中心に。
前日の寒波で、道中は雪景色。
お昼は、出雲そば。
割子そばと炊き込みご飯、しじみのみそ汁のセット。
おそばはあまり食べないので、そばのおいしさをよく知らない方なのだけど、
おいしかった！
もしかしたら、生涯一番のそばだったかも。
夜は、お楽しみの、カニ。
全体的に味の濃い料理で、あとで口の中が気持ち悪くなったので、
しばらくカニは、食べなくていいって感じ。
観光編へと続く。
アップを忘れていたのだが、一日目の石峰寺のすぐ前の民家にて。
某所くもさまが最近紹介されていた、アブ…なんとかという植物。
こんな育て方もあるのだね。
さて。
一日目の夜は、ちょっとお付き合いがありまして。
祇園あたりのこんな店へ。
お財布、ちょっと痛かった～。
茶の団体の全国的役職を持っている人の集まりに、ぺーぺーの私が連れていかれたのだが、
驚いたのは、その人たちのパワー。
勧められるがままお酒を一気に飲むわ。椀の蓋で日本酒を飲み合うわ。
「この人は、これで朝までなんですよ」と教えられ、まさに舌を巻いた。
付いていけない…。
ある意味、またとない貴重な体験だった。
二日目。
会議は昼からなので、午前はわずかながらの自由時間。
汗をかきかき着物を着て、ホテルをチェックアウトし、荷物を置きに会場へ。
6年前の研修仲間と3人で落ち合い、近くの南禅寺へ。
南禅寺金地院。
会議が始まって、一泊をはさんだ濃密な2～3日目となった。
三日目の朝は、私が役割をもらった呈茶席。
全国各地の地域色豊かなお席がたくさんできていたのだが、私の注目はこれ。
四国の八十八箇所巡りをテーマにしたお席。
仕事では、四国巡礼のことを調べることも多い。
印を集めて表装したり、巡礼を終えた回数に応じた納め札をもらったり。
そうした実物の数々をこの目で見られて、感激した。
会議の日程を終え、三日目の午後は、お仲間と少し観光をした。
二か所の美術館めぐり。
茶釜の美術館のたたずまい。
4年間京都に住んだことのある私にとって、気になっているのは、
二条城にまだ行ったことがないこと。
住んでいた地域とは、決して遠くない場所だし、二条城前の道はよく通っていたのに…。
今回も行けなかったな～。
私が、今回の会議に出席することは、もうこれで最後。
でも、きっとまた、プライベートで京都に行こう。
先週の京都の一日目は、これで始まった。
これに乗って行ったわけではないのですが（笑）。
1日目の昼間は、自由行動。
行き先は、京都市南部の伏見。
まずは、数年ぶりに行く伏見稲荷。
あれれ、数年前は、こんなに参道はきれいじゃなかった。
お目当てだったおみくじ煎餅がなかったような…。
いや、あったのだけど、店が違っていて、偽物に思えたので買わなかった。
参道入り口にはおきつねさんのオブジェ。
くわえているのは、あぶらげじゃないし…。
ゴーヤー？ へちま？（笑）
その後、何対もあった狛犬ならぬ狛狐で判明。
どうやら、稲穂をくわえているらしい。
参拝を済ませてお札を買って、古いお札をお返しして。
以前は行かなかった念願の場所へ。
京都を舞台にしたサスペンスドラマなどで見る、赤い鳥居、鳥居、鳥居。
こんな鳥居が、何千と続いているようだ。
途中にはこんな看板が。
かなり石段を登るも、まだまだ鳥居は続くらしかった。
大切な翌日からが控えているので、途中で引き返した。
ペンキを塗り替える作業に遭遇。
寄進された（寄進し直した？）ばかりの鳥居のようだった。
お次は、神社からほど近い石峰寺へ。
江戸時代の画家、伊藤若冲が下絵を描いて造られた五百羅漢と、若冲の墓がある。
絵には疎い私だけど、伊藤若冲の絵はわかりやすくて好きだ。
学生時代に美術館で「群魚図」（だったかな？）を見て以来のファン。
写真撮影禁止で紹介できず残念だが、五百羅漢は良かった。
いろんな表情をした石仏が、たっくさん屋外に並んでいる。
竹やぶの薄暗い中で、なんだかほっこり気分。
赤い鳥居の列は、心をかき乱される思いがしたけれど、ここは反対だった。
もちろん、お墓にもお参りして。
チェックインのためホテルへと向かった。
続きはまた。
