日曜日は、夏に開催する行事の下見。
お茶会…ではない。簡単に言えば、キャンプ。
その中で、子どもたちにお茶を教える時間もあり。
会場は、瀬戸内海のある島。
小さい山への登山をプランに入れているので、試しにスタッフ7人で登山。
大人の少人数で30分くらいで下山できるくらいの山。
でも、あなどってはいけない。
途中に足場の悪い急な斜面があり、そこはロープをつたってのぼる。
子どもなら、怖いもの知らずでラクラクなのだろうが、悲しいかな、私は大人。
恐怖心がある上に、体重増のこの体。
全体重をロープと腕にかけて登った…。
おかげで、今日は体ががっちがち。
これほどの筋肉痛は、しばらく経験していないな。
使わないでいる筋肉がたくさんあるようだ。
陸に戻って、戦艦大和などをテーマにした博物館を見学。
平和学習の一貫として、ここも日程に入れているからだ。
100分の1の戦艦大和のレプリカが展示されている。
上から。
下で。
舳先のこの丸い形。
大和が走りなのだそうな。
この形かどうかで、大和以前、以後がわかるのだそう。
この博物館、私は2回目。
戦艦に集約されたさまざまな科学技術の素晴らしさを伝えてるのは納得できても、
最初はなんだか戦争を、少し美化しているように見えた…。
今回はプランを立てるための勉強に、ボランティアガイドを依頼したのだが、
大砲は大きいが、精度はなかったこと、
最初の2回の実戦は先発の航空機が全滅したので引き返して戦っていないこと、
3回目以降も戦いらしい戦いはできなかったこと、
ほかに展示されていた人間魚雷も、操作が難しく精度がなかったと…。
むなしさを感じる話ばかり。
技術と相当な国家予算を集めた戦艦は、ほとんどが海の藻くずとなってしまったのだ。
最後にガイドさんは、「戦争はばからしいものだということがわかっていただければ」と
しめくくられた。
今回は、とても勉強になった。
今日、休みをとっていたからよかったけれど、
明日は、体の不自由を感じずに仕事ができるかしら…(笑)。