伊達靖宗

伊達靖宗公記

流行は影響力の大きい方が強くなる

2007年05月21日 | 伊達靖宗の意見
流行という言葉があるが、これほど安っぽいモノも無いのだ。
流行は、今最もカッコいいモノや素敵なモノであり、それに乗る事で自分をアピールする事が出来る。しかし、流行ほど力関係に弱いモノも無い。
例えば、日本で浜崎あゆみが大流行して、浜崎に憧れる人やそのファンである事が自分にとってもアピールという人もいるだろう。田舎で浜崎が知られていなかったとしたら、知らない事がダサいと言う事になる場合がある。この優越感こそが最もな弱点である。このダサいは流行に乗り遅れる、または流行を知らないなどいろいろな場面であるだろう。この流行の弱点の一つは時代の流れ、もう一つはさらに大きな流行である。浜崎あゆみを聞いている事が、北島三郎を聞いているよりカッコいいことだったとしても、音楽の世界では上を行くアメリカに行き、世界的なミュージシャンが欧米を中心に流行っていたら、自分の乗っている流行は一つに地域のモノであり、相手はメジャー、こちらはマイナーという事になってします。この時、より規模が大きくメジャーな存在の前では流行は逆にダサくなってしまうという事である。渋谷や原宿で流行してる方が田舎町の流行より上と思う意識があればそれが起るのである。日本独自の文化であり、それが世界的に知られた場合は問題ない事だが、力関係で違いではなく下に来た時に流行と言うものは弱いものになってしまうものだ。流行ではなく浜崎命の人間には関係の無い事であろう。

集団に属した優越感など安っぽいものであり、理由の後ろには劣等感が潜むものである。


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