maidoの”やたけた”(ブログ版)

ジジイの身辺雑記。今日も生きてまっせ!

2018/02/12

2018-02-12 20:44:30 | Today's maido(日記)

*三連休は民族学博物館へ入り浸り、虚弱な脳味噌は刺激過多でジンジンしてますわ。

映画「鳥の道を越えて」の中のヒヨドリの大群が猛禽類の攻撃を避けて波頭スレスレに飛びながら海を渡るシーンが有りましてね。
ウチの庭を年中我が物顔に飛び回ってるヒヨドリも、北国では夏鳥と聞いてはいたけれど、思いもよらないほどの厳しい渡りをしてるんですなぁ。

この場面は忘れる筈は無い、とメモして無かったら、昨夕の更新時には早くも忘れてて、今朝窓際で煩く啼いてるの聴いて思い出す始末。
大量の情報を浴びると、記憶装置がうろたえるのか、こぼれて何処かへ行ってしもたり、入れ場所を間違えて行方知らずになったりが頻発するね。
思い出す手掛かりに、当日にせめてキーワードだけ、というのからも抜けてたのが、暫くしてからヒョコッと見付かったりするんですなぁ。

脳の疲れが睡眠剤になったか、目が覚めたのは4時40分、朝のお勤めは会心の出来で気分爽快。
商店街が開くのを待ち、月曜大特価の食パンを買いに行き、ついでやと昼ごパンも購入、一旦帰宅して民博へ、今日のお目当ては、

公開共同研究会「捕鯨と環境倫理
共同研究「捕鯨と環境倫理」成果公開
日時:2018年2月12日(月・振休) 13:30~17:30
場所:国立民族学博物館 第4セミナー室
一般公開(参加無料/申込不要)
プログラム
13:30 - 13:45:全体テーマ:「日本の小型沿岸捕鯨」 趣旨説明:岸上伸啓(国立民族学博物館)
13:45 - 14:15:「日本の小型沿岸捕鯨の歴史と現状」石川創(下関科学アカデミー)
14:15 - 14:30:休憩
14:30 - 16:00:「和歌山県太地町の小型沿岸捕鯨に関する映像人類学的研究」臼田乃里子
16:00 - 16:20:休憩
16:20 - 17:30:質疑応答・全体討論

【以上、参照及び引用元:国立民族学博物館HP】

岡町駅発10時17分発に乗り、十三駅で北千里行きに乗り換え、山田駅10時51分着、テクテク歩いて民博着は11時40分。
観覧券を貰いB1で昼食を済ませ会場の第4セミナー室へ、貰ったレジメに目を通すと、昨日を越える盛り沢山な内容でしたわ。

閉会になったのは17時35分、連日消化しきれん量の情報を浴びアアしんど!、閉館時間を過ぎてるんで守衛室横の通用口から出ましてね。
何や何や有りまして、先程帰宅、今宵は仮更新でお許しいただき、可及的速やかな追記再更新で詳しいお話させて貰います。

最初の発表は公益財団法人下関海洋科学アカデミー・関鯨類研究室石川創室長で、小型沿岸捕鯨への認識を深める事が出来ました。
石川創室長は獣医師でもあり調査捕鯨団長として南氷洋14回の航海経験を持つ捕鯨文化研究者です。

【引用】
臼田乃里子監督の ”After the Cove”は”The Cove”で偏った映像描写のみが強調されたことにより文化ナショナリズムに寄与する結果となった。
本作では社会人類学の視点からこの問題を追う。一元化された捕鯨文化の再構築を試みる。
【以上、参照及び引用元:REC講座発表会.pdf】

映像資料としての中立性を保とうとする意図は感じられるものの、国主導の調査捕鯨へのネガティブな雰囲気が感じられましたね。しかし、製作者の主張を極力前面に出さず、思考の出発点となる映像を豊富に提供している点では大した作品だと思います。
捕鯨について全く知識が無い人には不親切なところが有りますが、討論の起爆剤としては素晴らしい映像でしたねぇ。

それぞれの発表後の質疑応答は、聴き応えが有りましたが、論戦となる前に控えてたのは、さすがに研究者ですなぁ。
質疑応答・全体討論も興味深く、キーワードが満載でメモが間に合わず、脳味噌は過回転、その刺激が心地よかったね。

散会になり守衛室脇から外に出たは良いけれど、自然文化園を通れるかが不明なんで、外周道路を目指したんです。
迎賓館前を過ぎ外周道路へ出て、万博記念公園を反時計回りに歩けど、道を渡る信号が無いんですわ。

自然文化園西口への陸橋下を潜っても横断歩道も歩行者信号も見当たらず、止む無く車の取切れを狙って市立武道館前で横断。
日が落ちた冷たい風が吹く中を山田駅に急ぎ、18時25分発に間に合い、十三駅構内の阪急そば若菜で夕食。
帰宅して一寸ゴソゴソしてたら20時を回り、今宵の更新は無理や!と早々に見切って、仮更新だけして就寝、エエ3連休でしたわ。


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