maidoの”やたけた”(ブログ版)

ジジイの身辺雑記。今日も生きてまっせ!

09 禁煙外来は期待外れ

2006-05-25 19:18:52 | 虚々実々-心筋梗塞顛末記

2006/04/26(水)
04:45 寝込みを襲われて採血されて、寝惚け眼でサイダーを飲まされました。
折角1週間ぶりの甘い飲み物やのに、ちゃんと味がわかる状態で飲みたかったなぁ。

起きたついでにトイレに行ったら、それなりの成果が有りました。
しかし、今一心残りというか、止めを刺せてないというか。
お腹はすかっと空っぽ「サァ何時でも飛べるで!」という感じにはなりませんなぁ。

05:45 第二回目採血、60分後に又採血ですわ、はは~んさては糖尿を疑うてるな・・・。
しかしあれだけ何度も採血しながら、血糖値をチェックして無いてな事は考えられんがなぁ?

06:00 エレベーターホールの窓から見える4F庭園が気になっていたので偵察。
1日3回200m程度を歩くように言われているんですよ。
病棟の廊下を歩くよりこっちの方が開放的で気が晴れますやんか。
しかしここへの出口は何時でも開いてるのかな?

09:30 心臓リハビリ、昨日と同じメニューですわ。
11:00 エコー検査の為2階検査室へ。
薄暗い部屋のベッドで仰向いていると、眠ってしまいそうになるねぇ。

CCUでも一般病棟でも「タバコを吸ったら命取りになりますよ」と脅され続けてますねん。
それやったら専門家のお話も聞いてみるかと禁煙外来の予約を頼んでたんです。
あらかじめ貰った何ページもの質問にも記入して用意万端相整えました。

15:00に予約が取れたと聞いてたら、16:30に変更と連絡が来ましてん。
ところが15:30に又変わったから直ぐ行って下さいと言われたのが15:00ですわ。
渡されたカルテバッグの外部の診察券ポケットに診察券が入って無いので念のため確認したんです。
新〇看護師(♂、パパ南海運転士)は間違いなく内部に入れたから心配無いと断言。
ホンマかいな?と言うて最中に、ナースセンターに残っていたと別の看護師が診察券を持って来ましたわ。

一寸時間に余裕があったので4F庭園に寄り道。
ロズマリーらしい空色の花が満開、ハナミズキはやっと咲きかけたところかな?
ここから見ると、北千里からの道沿いの八重桜の並木がよく見えますわ。


朝はゆっくり見て無かったけれど、千里丘陵に建っているだけあって中々エエ見晴らしです。遥か左手には太陽の塔、そのず~っと向うに生駒山、正面は北千里、遥かに霞んでいるのは金剛山かな?
右の方には千里中央の高層ビル、船場繊維卸商団地と続いてます。

カミさんとガン首並べて禁煙外来へ行って、先生に記入済みの質問票を出したんです。
「ウワ~、これはこれは!」「何です?」
「お答えを集計するとニコチン依存度を示す点数がエラク低いんですよ。こうなるとニコチンパッチ等の禁煙補助薬品の効果があまり期待できませんねぇ・・・」

「へっ?公式には二十歳、正直に言えばその前から、二十本一箱40円の新生に始まって、自分で金を稼ぐようになってからはピース一筋四十年以上、立派なニコチン中毒やと思うんですがねぇ。」
「しかし、新幹線では禁煙車両に自分から乗って、三時間くらいはタバコを吸わず辛抱出来るんでしょ。」
「出来ます。」
「そうでしょ、他のお答えからしても、そうなるとニコチン中毒と言うよりは嗜好品としてのタバコが好きなんでしょうねぇ。」

「どう違うんです?」
「中毒の場合は所謂禁断症状が出て、タバコを吸いたくなるんです。別にタバコを吸わなくてもニコチンを摂取できれば禁断症状は緩和されるので、ニコチンパッチなどが効くんですよ。」
「私の場合は?」
「貴方のタバコが好きというのはタバコの味が好きなんですよ。だから他の方法で血液にニコチンを入れてもタバコを吸いたいと言う欲求は解消しないでしょうねぇ。」

「ニコチン中毒の場合は一定期間ニコチンを取らずに辛抱出来ると、タバコを吸いたいという欲求が無くなるんです。ところが貴方の場合は何年止めていても何時でも復活する可能性があるんですよ。ご自分の決意と努力で吸わない日を一日一日積み重ねるしかないでしょうねぇ。」
「そうすると治療というか、禁煙指導は?」
「タバコの恐ろしさを説明して、止めようという意志を補強するお手伝いをさせてもらうか、お話を聞いて声援することはできます。補助薬品は効果が期待できないので処方できませんねぇ。」

へぇへぇ、よう判りましたわ。
人の力や薬の効き目を借りてタバコを止めようなんてな、甘い考えが間違うとりました。
独立独歩、自主自尊の心を忘れ、人頼みに流れた自分が悪く有りました。

ヒィ~ン・・・、これは辛い事になったなぁ、こういう事に関してはいたって意志が弱いんですわ。
しかし生命と引き替えと言われてはなぁ・・・。
ニコチン含有ゼロのピースを発売してくれんやろか?

20:45 二回目の経皮冠動脈形成手術(PTCA)についての説明に中尾医師が来室。
5月1日若しくは2日を申し込んでるんやそうです。
結構申し込みが多いんで、もしそこに割り込めない場合は連休明けになるかも判らんらしい。

連休明け、て6日かと思ったら8日なんやて!
手術日が遅れたら当然退院も遅れますやんか。
準備の為なら辛抱するけど、ただの順番待ちで1週間の違いは大きいでっせ。

緊急度の高い患者が優先されて、しかも私のように飛び込みで救急外来に担ぎ込まれるのがいてるからねぇ。
散髪屋みたいに先着順とは行かんのは判りまっせ。
そやけど何とか早い事して貰わんと、いつまでもこんな所には居りとう無いのが本音ですねん。

朝の採血の結果、血糖値は正常範囲内で糖尿病ではないけれど、家族の病歴などからして予備軍やから気をつけてくださいやて。
そら、オヤジは立派な糖尿病やったし、叔父も糖尿で亡くなってますねん。
しかし、そういう論法なら、誰でも色んな病気の予備軍と言えるんとちゃうのやろか?

2006/05/25
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