maidoの”やたけた”(ブログ版)

ジジイの身辺雑記。今日も生きてまっせ!

2015/05/02

2015-05-03 10:04:31 | Today's maido(日記)

昨宵は19時過ぎからバッタリ寝て、目が覚めたら5時、幾分シャキッとなったみたい、気候の変わり目で疲れてたんかな?
連休初日は良いお天気で、絶好のお出掛け日和、午前中カミさんは会合、旦那寺から月参りに来てくれはるので私は留守番。
昼前からは、千里万博公園へ第442回国立民族学博物館友の会講演会、その内容は、

演題:新南アジア展示関連 躍動する南アジアの背景にせまる
講師:三尾 稔(民博准教授)
内容:南アジア地域は「混沌と停滞」というイメージにつきまとわれてきました。しかし、インドを先頭にした目覚ましい経済発展が続き、今まさに南アジアは 政治経済的にも文化的にも躍動の時代を迎えています。みんぱくの南アジア新展示もこれをテーマに構成しています。一見「混沌」としてとらえられがちです が、宗教や文化、生活様式など、さまざまな面での多様性を維持して共存する知恵こそが、今日の南アジアの躍動の秘密であることを本講演会で解明します。
講演会終了後、新しくなった南アジア展示場をのもと見学します。(1時間程度)
【以上、参照及び引用元:国立民族学博物館HP】

最近民博でネパール関連の講演や催しが続いてまして、そこで知った街が大震災で瓦解してるのを見ると心が痛みます。
今現地では何が必要で、私達はどういう支援が出来るのか、多分その辺りのことも話に出ると思います。
不取敢仮更新して行って来ますわ。

お寺さんは9時半以降にお見えというんで、ピンポンが鳴ったら即お迎えできるよう待機してたら10時半近くになってね。
早ければ10時半から45分頃帰ってこれるかも、とカミさんがいうてたんで間に合うかな?と思った所へピンポ~ン。
住職に付いて讃佛偈、重誓偈をお経本頼りに唱え、御文書の”あなかしこ”の後一寸お話をさせてもらい終了。
お見送りして家に入ったらカミさんが居てまして、丁度お勤めが終わってお話をしてる頃に裏口から帰ってたらしい。

お出掛けする時間が迫ってるし、お話も終わりそう、顔を出して長引いたら困る、と敢えて挨拶に出んかったそうな。
バタバタっと仕度して、岡町駅発11時37分に乗り、十三11時49分北千里行きに乗り継ぎ、山田駅12時10分着。
駅傍の某スーパー・コーヨーで昼食を調達して、自然文化園に西口から12時45分頃入って、バラ園レストハウス13時5分着。

昼食を済ませ、改築が済んだレストハウスのトイレを偵察、予想以上に綺麗になってて驚きましたわ。
会場の民博第5セミナー室へ行くと開室時間の13時半丁度で、寄り道の予定が無ければこのパターンが最適ですなぁ。

講演はインドのお話が主で、聞けば聞くほど多様性に満ちた国で、1つの国として纏っていられるのが不思議なくらい。
しかも、その多様性を残したまま、目覚しい発展を見せてるのは、基本的には単一民族同質文化の我国と対照的ですなぁ。
連邦公用語のヒンディー語と英語に、各州の公用語(地方の主な母語)21を加えた23の言語が公用語扱いを受けてるんやて!
連邦議会では23種類の言語が同時通訳付きで飛び交い、是は建国当時からそうだ、というのですから仰天しますね。

驚いたのは、バラモン、クシャトリア、パイシャ、シュードラのヴァルナ(種姓)カーストは昔ほど意識されないらしい。
それよりもジャーティという出自の枠組みによるカーストが現実の社会生活では重要で、これが地方ごとに多数有るそうな。
このジャーティ、元々は伝統的な職業と結びついてたのが、現代では結びつきが弱まってるというから余計判り難い。
インドの混沌の魅力というか魔力というかの片鱗を一寸だけ見せてもらえた気になりましたね。

盛り沢山な講演に続いて場所を南アジア展示場へ移動して、展示遺品を見ながら講師のお話を聞きました。
画像を見ながらよりも実物を前にしての方が、お話にスッと入って行ける感じで判り易い気がしますね。
前から気になってた、ジャガーナウトの傍にある棒のような物の正体は、世界の心張り棒と教えて貰ったのも収穫でした。

大幅に予定を超過して16時20分解散、西大路は細かい花粉のような物が風に舞い、鼻がムズムズ、喉がケホケホ。
マスクをしたら暑苦しいし、逆行の中で光っている無数の粒子を見るとせずには居れず、あれは一体何やったんやろ?
山田駅ではうまく梅田行きに乗れ、淡路乗り換え無しで十三まで座ってラクチン、曽根駅で降り1駅歩いて帰宅しました。


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