2017/05/25

*手術そのものは何という事もないけど、腸を綺麗にするために2リットル飲む下剤には参りましたわ。
昨夜は9時に下剤を飲まなイカンというので頑張って起きてまして、それでも今朝は4時30分に目が覚めました。

今朝は5時から下剤2,000ccを約2時間半掛けて飲まないかんので、その前に朝のお勤めをと思えど、昨夜飲んだ下剤の効果無く不発。
5時に看護師さんが2,000ccのコンテナーを持って来て「頑張ってくださいね、でも吐きそうになったら頑張らなくてもいいですよ。」
え、吐きそうになる事が有るんかいな？それやったら下剤というより上下剤やがな、と飲み始めたら、なるほど此奴は手強い。

前回自宅で飲んだムーベンも大概厭になったけど、今度のモビプレップは下手に味が濃いだけに、一寸なら良いけど大量にはキツイ。
1,000cc飲み終わり、指示通り水を500cc飲んでも効果が現れず、これは難儀やなぁ、と思うてると一気にきまして、まぁ忙しい事。
残りを500cc飲んだところで、もう口元に持ってきただけで気分が悪うなって来て、水250ccを飲むのもやっとの思い。

看護師さんにチェックして貰うと「是ぐらい綺麗になれば大丈夫、残りは飲まなくてもいいですよ。」掛け値なしで女神に見えましたわ。
腸はスッカラカン、止血剤の点滴も始め、内視鏡さん何時でもどうぞ、と準備が整うてから、お呼びがかかるまでの待機が長かったねぇ。
14時30分頃に看護師さん2人に付き添われて内視鏡検査部へ、両手に花でも行く先で手術が待ってるよって一向に嬉しゅうない。

此処で止血剤点滴に静脈麻酔を加えて手術台へ、右腕に血圧測定、指に血中酸素測定の仕掛けをセットされ手術開始。
この静脈麻酔、てっきり意識不明になるのかとビビッてたら、意識は残ってるけど痛みは全然無く、絶妙のさじ加減でしたね。
1時間半余りの手術時間やったらしいけど、そない長いと感じんかったよって、時々は意識が飛んでたんかも知れませんなぁ。

切除したポリープ大１、小２を見せて貰い「大きい方が上手く取れて良かったですねぇ、」何やよう判らんけど、それは良かった。
さすがに帰りは車椅子で連れて帰って貰い、金属類はすべて外すように、といわれて置いて行った時計を見ると16時30分。
ベッドでのびてるとカミさんが来てくれて、暫くすると主治医がやって来て「綺麗に取れてよかったですねぇ、」

大きい方は若し上手く取られんかったら、新たに手術日を設定して、別の方法で取らんなイカンと思うてたんやて。
「確実な事は顕微鏡検査の結果待ちですが、今のところ良性のように思えるんで心配要らんでしょう。」

夕食は五分粥＋煮物、18時40分にカミさんが帰った後、暇で仕方ないので、窓から見える夕焼けを撮って遊んでました。