maidoの”やたけた”(ブログ版)

ジジイの身辺雑記。今日も生きてまっせ!

地震対策の妄言-10

2015-01-17 08:34:19 | 支離滅裂-迷想迷夢-地震対策の妄言

一旦仮締め
<お断り>
例によりまして、記事の内容は特定の団体や個人とは全く関係ございません。
たまたま同名団体や個人が実在しておりましても、全くの偶然です。
アレレ?と思い当たられる方があってもそれは思い過ごし、決して貴方がモデルでは有りません。
まさかとは思うけれど、どんな勘違いをされるやも知れんのでお断りして置きます。
あくまでも虚構、フィクションでございます。
</お断り>


そんなことより、千切れた本州を何とかせにゃならん。
とりあえずは小笠原とハワイの中間あたりまでこのまま行って、台風の来ん場所で落ち着いて考えましょか?と東西の意見が一致した。
波に揺られて進む間に、一寸待てよ、莫大な費用をかけてまで、無理に接合する必然性が何処にあるねん?と気がついたんですねぇ。
情報の遣り取りは何の支障もないけれど、物や人の行き来は高速船ならものの十数分とはいえ、さすがにチト不便。

「やはり土でつなげて元通りにするべきや」との意見も根強かったが、日本を浮かせるよりも遥かに難工事である事が判明した。
そこで考えられたのが、でかい浮き桟橋のようなメガフロートを、より巨大にしたテラフロートを並べて、何箇所かで東西をつなぐ案。
これで交通問題は解決。
「前例に拘らず、私利私欲に囚われず、大局的に見て現状に最適な策を採用する」という過去の日本の政治に最も欠けていた、実は一番基本的な事が、やっと当り前になったんですねぇ。

以前と違い特定都市に省庁が集中した、所謂中央に相当する物は無く、Wan(Wide Area Network)でつながって、行政府は日本国中に分散した言わばアメーバ状態。
通信さえ確保できていれば何とでもなる
おかげで本州が千切れても、さしたる混乱を起こさずにすんだんですなぁ。

首都移転、省庁の地方分散てな考えは昔話。
現業以外の管理部門の仕事はWanを使った在宅で事が済む、給料は仕事の難易度を加味した従量制。
実際に建物が要るのは、上下水道、塵埃収集、社会福祉、消防、警察等の住民と直接接触する必要がある地方行政の末端業務だけ、という事に早う気がついて良かったねぇ。
育児と仕事の板ばさみから解放されて新生児の出生率も回復。
通勤ラッシュなどは全く消えうせた。

皆んなから取り上げた税金を、あたかも我懐から出すかのように威張り腐っていた中央官庁がなくなったので、癒着するにも仕様がない。
金権政治てな言葉は死語になった、漢字変換でも近県、勤倹、金券しか出て来ん。
政治力で交付金や補助金を分捕って国の予算で、という親方日の丸方式は昔がたり。
こうなれば、自分たちの力でやるしかない。

地方は中央とのしがらみから解き放たれ、危機感と意欲に燃えて必死のパッチ。
頑張った甲斐あって、夫々に特色を生かして見事自立を成し遂げた。
この際いっそ連邦制にするか?との論議も盛り上がったのは自然の流れ。

この後、北海道、奥州連盟、関八州を始め、九州、四国、西国、近畿等の自治州制に移行。
太平洋上に日本合衆国が誕生した。
数年後、無事ハワイ東方の公海上に到達し、久々に台灣と旧交を暖ためたんですねぇ。

ハワイ州政府がアメリカ合衆国からの分離運動を展開し、台灣、日本と共に太平洋連邦を結成。、
やがて、オセアニア、ポリネシア、ミクロネシア、東南アジア諸国も参加。
米州、欧州連合と肩を並べる大経済圏を成す海洋国家、レムリア連邦が出現。
太平洋のいたるところにキツネザルをデザインしたレムリア連邦旗が翻った。

海底から大油田が発見されたものの、すでにレムリア連邦では潮力波力がおもなエネルギー源。
海上交通をハイテク帆船、航空機をハイテク飛行船に切替え石油との決別を果たした。
飛躍的に変換効率が高まった太陽発電と風量発電を補助に使い、石油石炭の使用は零、博物館に行かんと見られんようになった。

鉱物資源は海水からほとんどのものが取れる上に、海底にはマンガン団塊がゴロゴロある。
日光をさえぎる事で直下の海中に影響を与えない、新技術による一個十数万坪の巨大なペタフロートの出現で、土地の供給は自然に手をつけずに行えるようになり、その上での牧畜、農作物栽培で食糧問題は解決。
エネルギー、食料、鉱工業資源などの自給率は100%を越えた。

さらに巨大なエクタフロートが出現するに及び、レムリア連邦の社会生活は全てフロート上で行われるようになり全ての島々は自然保護区となった。

この海と一体化し、他に頼る事無く自活できる第三勢力の影響力によって、史上初の地球規模の連邦制が実現することになるんですなぁ。

ハワイ独立に際してのアメリカ合衆国の武力行使。
それに対してハワイを支援した日本や台灣を始めとする環太平洋諸国が繰り広げた、武力を使用しない海洋ゲリラ戦。
戦いの中で判明する「ニライカナイ」「コロポックル」の謎、日本人の源流の秘密。
オーストラリア、ニュージーランドの苦悩、韓国のジレンマ、中共の憤懣、コンビニの餡まん。

レムリア連邦成立後に起きた旧東海、南海沖地震。
それを見越して領海保全の為に残った島々の住民は、各々の島に設置されたテラフロートに移転して島は自然保護区となっていたため被害は皆無。
野生動物救出用に配備されていた避難用飛行船の活躍。
(何と言っても地震や津波から逃れるのには地べたと縁切りして水上か空中に浮かんでいるのが一番)

自然の防波堤であった日本列島がないために津波に直撃された大陸の惨禍。
それによって引き起こされた中共と北鮮の崩壊、新しい国家の誕生。

生命線であるWan防衛の苦闘の歴史もふくめて、ヤタケタの内に繰り広げられた愛と涙、笑いと感動、痙攣とシャックリのエピソードの数々、等々書きたい事は山ほどあれど、余り長いとご迷惑。
まさか与太話で書くネタがあっても、ヨタ(10の24乗)回も続ける根気も技量もおまへん。
サーバー容量の関係もあり、この与太話、デカ(10の1乗)い破綻を起こさん内に一旦仮締めといたします。

お付き合いいただき、有難うございました。


役人に悩まされるは、取引先は民事再生を申請するはで、たまたま起きた地震から思いついて憂さ晴らしに始めた与太話。
これだけ書いたら幾らかは気がすみましたねぇ。
本音を言えば、これ以上広げたら空中分解しそうと本人がビビリだしたのと、ちょっとあいて来たのもありますなぁ。
そう言いながら何時又、気晴らしが必要になるやも知れず。
その時にはひょっとしたら続編を・・・。
てなこというて、ころっと忘れて、全然違う与太話をするんやろなぁ。

2005/02/27
地震対策の妄言-9  日本丸宜候  ⇔ 地震対策の妄言-1  序論



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