maidoの”やたけた”(ブログ版)

ジジイの身辺雑記。今日も生きてまっせ!

15 やっと先が見えたか?

2006-06-01 08:07:13 | 虚々実々-心筋梗塞顛末記

2006/05/10
今朝は腹部エコー検査に備えて朝飯抜き、水も飲んだらあかん、1時間前からはトイレにも行くなとのこと。
06:40 採血。
09:30 腹部エコー検査へ、指定時間5分前に行ったら延々30分待たされましたわ。

「5分前」と言うのを若い時からギャンギャン仕込まれて、それが当たり前と思ってたんですがねぇ。
世間一般ではそんなに時間励行を煩く言わんのでしょうかねぇ?
最近の若い連中のように携帯で連絡を取り合いながらとなると、待ち合わせの形も変わってきたんでしょうなぁ。

11:00に病室に帰ってきて朝飯、食べ終ったと思えば続いて12:00に昼飯。
何クソ、負けるもんか!と両方とも完食してやりました、参ったか!
こんな事を言うてるから何時までも小太り爺さんなんやがな。

院内用に買って来てくれた二百数十円のツッカケが、早くも分解しかけてましてね。
歩き方が悪いのか商品が粗悪なのか?せめて退院までは保(モ)たしたい。
カミさんが針と糸+接着剤を持って来てくれたので、剥がれた所を小修理しました。

15:30 中尾医師、が初めて見る医師らしき人と共に回診にやって来ました。
水曜15時頃には定例の回診があるんやそうです。
ベッドの下がっているカードの主治医の欄に「中尾/金」と書いてあるんです。

さてはこの方が、と思ったんで目顔でこのお方が「金さん?」と訊ねたら、どうやら違うみたいです。
いままで何処でどうタイミングが合わなかったのか、金医師にはお会いした事が無かったんですよ。
結局退院するまで、金医師とは一度も逢いませんでしたねぇ。

胸の名札がよう見えんので何処の何方とも判らんのですが、中尾医師の態度からすると親分筋かいな?
恐れ多くもお医者様に「貴様誰か!官姓名を名乗れっ。」と誰何(スイカ)するてな失礼な事も出来ませんがな。
ま、名前が判ったからといって、どうという事もないのでそのまんま、別に訊きもせずいまだに謎のお方。

説明をフンフンと聞きながら、聴診器で心音を聞いて、何と無く軽く頷いてお終いですわ。
中尾医師が部屋を出掛けに「又後で来ます」というてたけれど、さて何時(イツ)になるかな?

何時(イツ)になるかといえば、便通様は今朝残念ながらお見えになりませんでしたわ。
昼前と夕方にじっくり腰を据えて、まずまずの戦果を上げることが出来ました。
ともかく、気張ったらイカン、そこへロクな物を食ってないとなると、毎日無事にお迎えするのは並大抵や無いんですよ。

2006/05/11(木)
21:40 「もう寝てますか?」と中尾医師が来室。
昨日の「又後で来ます」がこれでっか?
お忙しいのは承知してるけれど、丸1日以上過ぎたしかも消灯時間過ぎでっせ。

昨日の採血の結果肝機能の数値は改善とのこと。
一応大きな変化がなければ退院は17日(水)の予定やそうです。
「大きな変化なんかがあってたまるかいな!」と思うんですがそれはこっちの話し。

心不全を防ぐ薬は一面で降圧剤の性格も持っているので、元々血圧の高くない患者には、う~・・・、らしい。
そこで、影響を探りながら増量してる最中なんやそうです。

「週末に一旦帰宅もOKですよ、外出外泊願いを出して貰えば何時でもサインします。」
そういう事なら05/13(土)に外出許可をもらって、軽く小手試しに帰ってみる事にするか。

2006/05/12(金)
05:30 よしよし久方ぶりにスカッと朝のお勤めを果たせましたねぇ。
ダイコン、ニンジン、キャベツを生でバリバリ食べた効果がやっと出て来たか。
しかし、水にプッカリ浮かぶというのが気に喰わんねぇ。

05:50 ナースステーション前で中尾医師と遭遇。
どうもこの先生とは妙な時間に妙な場所でお逢いするんですわ。
「朝食までに新しい薬を届けさせますからね。」今日から朝食後に飲む薬が一種類増えるんやて。

06:00 採血
07:00 ありゃりゃ、朝食は来たけれど、新しい薬が来んがな、ま、エエか。
08:30 外出外泊許可願い用紙をナースステーションで貰って提出。

09:30~11:00 心臓リハビリ、エアロビ30分+自転車漕ぎ20分+エアロビ30分
まぁ、この自転車漕ぎてぇのは実に無駄の極致で、やってても精が無いねぇ。
綿菓子を作るのは無理でも、せめて発電機をまわして電池か何かを充電するとか何でせんのやろ?

11:30病室に帰って窓からスズメを眺めていると、看護師のお兄さんが「新しい薬飲まれましたか?血圧をチェックします。」
「新しい薬来てないよ。来てない薬が飲めるかいな。」「えっ、来てませんか?」こういうパターンにはもう慣れましたわ。
13:00 やっと薬をもって来たはエエけれど、服用後の血圧をチェックするように指示が出ているから「今飲め」と言うんですよ。

まさか、飲んだ途端に変化が出るような恐ろしい薬ではなかろ?
朝食後一日一錠の、しかも心臓の拍動を押さえる為の薬てなものは、服用の間隔を守らんとイカンのちゃうのやろか?
副作用で心臓がコットンと止まらんまでも、全身痒い痒いなんぞになりとないで。

いずれにしても、こんな兄ちゃんの言う事を頭から信じて、どないどなってから「ゴメンネ」では事が済まんで。
「先生の指示か?」と聞いたら「確かめて来ます」と行ったまんま。
1時間以上待ってても現れんので、「看護の日」の展示を参観に行きました。

患者が着けさせられてるリストバンドの色が色々あるんですわ。
一体どういう基準で色分けしてるねんやろ?と思ってたんです。
ちゃんと説明の展示がありましたねぇ。
黄色=A、白=B、青=O、赤=AB、ん、私のしている草色が無いやんか?

緊急外来で担ぎ込まれてきて血液型の判らん患者が草色やねんて。
そやけど私の場合、処置室に行くまでには血液型のチェックが済んでたよ。
「宗教上やその他の理由で輸血を拒否されるような事は有りませんか?」と確認もされましたで。

しかし血液型が判ったからといって、血液型に合わせた色に付け替える事はせんのやて。
輸血の必要性が皆無の場合も草色らしいけれど、皆無という事はありえへんわねぇ。
よう判らん基準やなぁ。

16:30 中尾医師来室
今日出た一日一錠の薬、指示時間外の服用についての問い合わせは受けてないんやて。
「大丈夫ですから今飲んでください。」ヘイヘイと遅れ馳せながら服用しました。

肝機能の数値の揺らぎは脂肪肝の気があるのが原因かも知れんそうですわ。
おんや?十日ほど前には体脂肪率はギリギリ正常値やというてたけどなぁ。
肝臓に集中して脂が巻いてるんやろか・・・。

17:30 カミさんを送りに一階出口まで行ったら、救急病棟の主治医だった滝川医師とバッタリ出会いました。
「おかげさまで、水曜日に出してもらえそうです。ありがとうございました。」
「よかったですねぇ。二度と来ないでも良いように養生して下さいね。」

出来る事なら本当に二度と来とうないねぇ・・・。

2006/06/01
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