吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2006年11月20日〈津屋崎の野鳥〉032:カワラヒワ

2006-11-20 06:22:36 | 福津市津屋崎の野鳥
●写真①:電線に止まったカワラヒワ(アトリ科)
      =福津市天神町で、2006年11月17日午後2時51分撮影

 「キリキリ、コロコロ、キリキリ、コロコロ」という鳴き声が聞こえたので、頭上の電線を見上げると、カワラヒワ3羽が並んで止まっていました。11月17日午後、福津市天神町の実家から新川沿いの道路を歩いて新東区の自宅まで帰る途中のことでした。カメラを向けると、2羽は飛び去り、1羽が可愛い姿をデジカメのレンズに撮らせてくれました=写真①=。

 体長13㌢で、スズメ(体長14㌢)より小さい。体が褐色味の強い緑色で、翼に大きな黄色の斑点があります=写真②=。


写真②:褐色味の強い緑色をしたカワラヒワ
     =福津市天神町で、06年11月17日午後2時50分撮影

 天神町近くの津屋崎海岸にある国有林の松山「津屋崎松原」=写真③=にも、カワラヒワの群れが飛び交い、子供のころは〝銀雀(ぎんすずめ)〟と呼んでいました。吉村青春第一詩集『鵲声―津屋崎センゲン』に収録した詩篇「ころころやま」では、〈ころころやまは松やまだ/ころころやまの松ばやし/ピーコロ、ピッ、ピッ 銀雀/群れなすお宿は松の枝/雀のおふろは銀の砂/風に吹かれて浜へ飛ぶ〉と詠っています。


写真③:〝白砂青松〟の津屋崎海岸の野鳥の棲みかになっている「津屋崎松原」
     =福津市天神町で、06年10月26日午前11時39分撮影
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