吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2007年8月22日/〈宗像・町歩き〉003・「唐津街道・赤間宿」

2007-08-22 02:28:34 | 宗像・町歩き
写真①:道路の両端に建っている「唐津街道・赤間宿」の門柱標識
     =宗像市赤間上町で、2007年8月19日午前11時01分撮影


〈宗像・町歩きスポット〉 3 

:「唐津街道・赤間宿」

 宗像市赤間上町の交差点に「唐津街道・赤間宿」の門柱標識が、建っています=写真①=。標識の西側にある「法然寺」そばの歩道に、「赤間宿の町並み」の案内板があります=写真②=。江戸時代の「赤間宿の町並み」の様子を再現した想像画を付け、解説しています。


写真②:江戸時代の「赤間宿の町並み」の様子を再現した想像画付きで解説した案内板
     =宗像市赤間上町で、8月19日午前11時01分撮影

 江戸時代には、約550㍍の街道筋に旅館や茶屋など二百軒の町家が建ち並び、交通・輸送の基地や商業、文化の中心地として賑わいました。今も兜屋根や白壁、格子の家並みが残り、面影を伝えています=写真③=。


写真③:今も街道筋に残る兜屋根、白壁の古民家
     =宗像市赤間4丁目で、8月19日午前11時13分撮影

 江戸時代中期の寛政2年(1790年)創業という造り酒屋「勝屋酒造」も、ありました=写真④=。白壁の建物の奥には、赤レンガの煙突がそびえています。


写真④:白壁の建物の奥に赤レンガの煙突がそびえる造り酒屋「勝屋酒造」
     =宗像市赤間4丁目で、8月19日午前11時14分撮影


 江戸時代に参勤交代の大名行列が、豊前・小倉から、筑前・宗像、博多などを通り唐津へと向かう〈唐津街道〉は、小倉、若松(以上北九州市)から芦屋(福岡県芦屋町)の宿場(宿駅)を経て、「赤間宿」に入ります。さらに、ここから博多寄りの「畦町宿」(福津市)、箱崎(福岡市)の宿場を経て、博多へと中継します。「赤間宿」の東の出入り口に設けられていた「構口」跡には、今はバス停「構え口」の標識が建っています。


写真⑤:「構口」跡に建っているバス停「構え口」の標識
     =宗像市赤間2丁目で、8月19日午前11時24分撮影

宗像市・「唐津街道・赤間宿」
宗像市・「唐津街道・赤間宿」位置図
      (ピンが立っている所)
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