吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2012年10月18日/〈尾張・美濃・飛騨・町歩き〉008・飛騨高山

2012-10-18 09:28:43 | 〈尾張・美濃・飛騨・町歩き〉

 

写真①:人力車の目線から巡る古い町並み

      =岐阜県高山市三町で、2012年10月8日午前10時45分撮影

 

〈尾張・美濃・飛騨・町歩きスポット〉8

 :飛騨高山

  岐阜旅行5日目の10月8日は、高山市を訪問。細君や孫2人と一緒に人力車に乗り、同市三町の古い町並みを巡りました=写真①=。人力車に乗ったのは初めてですが、一段高い目線での町並み巡りは新鮮で、大いに楽しめました。

 三町の古い町並みは、日中の自動車の通行を控えるよう呼びかけられており、人力車や観光客が安心して散策しています=写真②=。

 

写真②:古い町並みを行く人力車や観光客

     =8日午前10時30分撮影

 町角では、土蔵造りの町家に珈琲店=写真③=が営業していました。

  

写真③:古い町並みの一角で営業している珈琲店

     =8日午前10時35分撮影

 高山市上三之町では、古い町家の屋根に明かり取り窓=写真④=が設けられているのを面白く感じました。

 

写真④:町家の屋根に設けられた明かり取り窓

     =高山市上三之町で、8日午前11時撮影

 3階建ての白壁格子の町家=写真⑤=も、残っています。

 

写真⑤:古い町並みに残る3階建ての白壁格子の町家

     =8日午前10時35分撮影

  商店の軒下に、江戸時代から伝わる「水車からくり」=写真⑥=が置かれ、人形が箱を取り上げるたびに中の品物が変わるのに観光客が見とれていました。下にある水車の力を利用して人形が動く仕掛けという。

 

写真⑥:水車の力を利用して人形が動く「水車からくり」

     =8日午前11時5分撮影

 昼食は、元旅館だったという「坂口屋」=写真⑦=で、しょう油味のスープに細く縮れた麺が特徴の飛騨中華(高山ラーメン)を味わいました。

 

写真⑦:元旅館だったという高山ラーメン店・「坂口屋」店内

     =8日午前11時20分撮影

 高山市八軒町にある国指定史跡・高山陣屋の「陣屋門」=写真⑧=は、高山城主金森氏の下屋敷の一つでしたが、金森氏が上ノ山(山形県)へ移封後、徳川幕府の直轄地として江戸から来た代官や郡代が飛騨を治める役所となりました。

  

写真⑧:徳川幕府の代官や郡代が飛騨を治め役所・「高山陣屋」入口の「陣屋門」

     =高山市八軒町で、8日午前10時5分撮影

 この朝、高山市入りして最初に訪ねたのは、「高山陣屋」前の広場で開かれていた「陣屋前朝市」=写真⑨=でした。地元農家の奥さんたちが、新鮮な野菜や果物、花などを売っています。

  

写真⑨:新鮮な野菜や果物、花などを売る店が並ぶ「朝市」

     =高山市八軒町で、8日午前9時55分撮影

  「おらんとこの味 手作り漬物 1袋300円」と書かれた表示=写真⑩=の手作り感が良く、赤かぶの漬物を買いました。

  

写真⑩:「おらんとこの味 手作り漬物 1袋300円」と書かれた表示

     =8日午前10時撮影

  「陣屋前朝市」前の道路を隔てた所に、「高札場跡」の石碑=写真⑪=が建っています。

 

写真⑪:「高札場跡」の石碑

     =8日午前10時20分撮影

 古い町並みの軒下に、青いランの花が楚々と咲いているのに魅かれます=写真⑫=。古里の福津市・〈津屋崎千軒〉の町歩きの観光客の方から「町家の軒先に、きれいな花が多いのが素敵」との感想をいただいていたのを思い浮かべました。

  

写真⑫:軒下に楚々と咲いた青いランの花

     =8日午前10時30分撮影

  「高山市政記念館」=写真⑬=は、明治28年から昭和43年まで町役場・市役所だった建物で、総檜造り。「高山市三町伝統的建造物群保存地区」内の南端にあり、一之町、二之町、三之町を見渡せる場所にあります。

  

写真⑬:明治28年から昭和43年まで町役場・市役所だった「高山市政記念館」

     =高山市神明町で、8日午前10時25分撮影

 宮川に架かる「中橋」のたもとにある小さな公園には、飛騨の匠・韓志和(からしわ)の「木鶴(もっかく)大明神像」=写真⑭=が建てられていました。そばにある解説碑文によると、彫刻の名手で、平安時代後期に自作の木鶴に乗り、唐土(中国)へ渡り、穆宗(ぼくそう)皇帝に入神の妙技を見せたといわれる伝説上の人物です。高山市政50周年にあたり、市の飛躍を象徴するものといて伝説を具象化し、同公園の記念碑としたという。

 

写真⑭:自作の木鶴に乗った飛騨の匠・韓志和の「木鶴大明神像」

    =8日午前10時20分撮影

  飛騨の匠にまつわる伝説を紹介したところで、〈尾張・美濃・飛騨・町歩き〉シリーズもピリオドを打ちます。

                                                                        (終わり)

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