吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2014年8月17日/〈日記〉541・メガソーラー景観

2014-08-17 21:22:26 | 日記

 

写真①:西竪川の旧「津屋崎塩田」跡地を覆うメガソーラー・パネル群(手前は「津屋崎干潟」)

     =福岡市渡の「東郷公園」から、2014年8月17日午後5時55分撮影

 

旧「津屋崎塩田」跡地覆うメガソーラー・パネル群

福津市・「東郷公園」からの景観一変

 

 福津市渡の大峰山(標高114㍍)山頂の「東郷公園」を8月17日午後訪れ、同市西竪川の旧「津屋崎塩田」跡地が建設されたメガソーラー(太陽光発電設備)・パネル群に覆われ、景観が一変=写真①=しているのに驚きました。

 「津屋崎干潟」の東に隣接した西竪川の旧「津屋崎塩田」跡地では、三井松島産業(福岡市)の子会社・MMエナジー株式会社(同)が、約3万2千平方㍍の用地に総出力約2千㌔・㍗の太陽光パネル約8千5百枚を建設=写真②=

 また、「津屋崎干潟」奥の福津市渡池尻の用地約5万5千平方㍍では、「百田興産」(福岡市)の太陽光パネル約8千枚(総出力約2千㌔・㍗)が建設されました=写真②=。

 

写真②:福津市渡池尻のメガソーラー(手前は「津屋崎干潟」)

      =「東郷公園」から、17日午後5時55分撮影

 周辺2か所にメガソーラーが建設された「津屋崎干潟」には、世界に約2千羽しかいないという環境省のレッドデータブックで「絶滅危惧ⅠA類」指定のクロツラヘラサギ(トキ科)10羽前後が毎冬、朝鮮半島から渡来。池尻のメガソーラー・パネル群の東に接した水路は、同干潟とともに福岡県鳥獣保護区に指定されています。これまで同水路は、冬の渡り鳥・クロツラヘラサギやヘラサギ(トキ科)、留鳥のカワセミ(カワセミ科)、バン(クイナ科)など野鳥の採餌や休息の楽園になっており、10月末にもクロツラヘラサギたちの今季初渡来が予想されます。

 「津屋崎干潟」周辺2か所に出現したメガソーラー・パネル群を上空から〝鳥の目〟で見降ろし、乱反射するメガソーラーの景観をどう感じるでしょうか。太陽光パネルの下の地面は日光も届かず、地上付近の気温も以前と違うようになり、野鳥たちが渡来地の環境変化で「津屋崎干潟」の居心地が悪くなっていないか、気がかりです。

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