吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2007年6月16日/〈日記〉129・津屋崎で「蔵・しっくコンサート」初開催

2007-06-16 15:09:39 | 日記
写真①:聴衆で埋まった「蔵・しっくコンサート」開演直前の「豊村酒造」会場
     =福津市津屋崎新町で、2007年6月16日午後1時59分撮影

 福津市津屋崎新町の「豊村酒造」(豊村源治社長)で、16日午後2時から「蔵・しっくコンサート TOYOMURA 2007~オカリナとフルートの昼下がり~」が催されました。江戸時代から大正時代まで港町で栄えた〈津屋崎千軒〉通りの活性化を図ろうと、市が初めて主催。入場無料とあって、用意された100人収容の会場は満員になり、整理券を発行して演奏を2回に分けて行う人気でした=写真②=。


写真②:開演前から詰め掛けた聴衆で会場が満員となり、〈津屋崎千軒〉通りにあふれた人たち
     =「豊村酒造」玄関前で、6月16日午後1時46分撮影


 豊村酒造は明治7年(1874年)創業、敷地面積約3,300平方㍍。福津市唯一の造り酒屋でしたが、現在は販売だけ。同酒造が、津屋崎の活性化に役立てばと、市のコンサート開催要請に協力、黒光りする松の太い梁が走る高い天井の蔵を開放し、初めての演奏会が実現しました。

 演奏に先立ち、荻原益美・福津市企画政策課長が、同酒造の協力とボランティアで出演を快諾したフルートとオカリナの奏者児玉麻紀さん(45)(福津市)にお礼を述べ、豊村社長(65)が「こんなに大勢お集まりいただき、ありがとうございます」とあいさつ。

 児玉さんが、フルートで「G線上のアリア」や「赤とんぼ」、オカリナで「千の風になって」「涙そうそう」など計12曲を45分間演奏。会場を埋めた入場客たちは、蔵の中に響き渡る音色にうっとりとして大きな拍手を送っていました。

 午後2時45分すぎに1回目の演奏を終了、休憩の後、同3時半から2回目の演奏=写真③=が行われました。最後の曲が終わると、「ブラボー」と客席からアンコールの声が沸きあがり、もう1曲が披露され、同4時25分に閉演となる盛況ぶりでした。


写真③:客席からアンコールの声が沸きあがった2回目の演奏を聴く人たち
     =「豊村酒造」で、6月16日午後4時21分撮影

 演奏終了後は、隣の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で、コーヒーとクッキーが入場客らに無料で振る舞われ、喜ばれていました。
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