吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2006年11月15日/〈日記〉49・「津屋崎干潟」が15日、福岡県「鳥獣保護区」に指定

2006-11-15 13:57:16 | 日記
写真①:津屋崎干潟東側に立てられた福岡県指定「鳥獣保護区」の看板
     =2006年11月15日午前11時40分撮影

 2006年9月26日付〈津屋崎の四季〉014:津屋崎干潟の秋――記事で予告していましたが、福津市渡の「津屋崎干潟」が狩猟解禁日のきょう15日、福岡県の「鳥獣保護区」=写真①=に指定されました。鳥獣保護法の〝安全の網〟に守られた入り江で、今年の野鳥たちはより安心して冬を過ごせそうです。

 「津屋崎干潟」は、福津市西部の渡半島に抱かれた入り江で、豊富な貝類や小魚が遊泳し、餌が確保できる野鳥の天国。ツルと見間違えられる体長93㌢のアオサギやコサギなどサギ科の留鳥が多く、マガモ=写真②=やヒドリガモなどカモ科の渡り鳥の貴重な中継地でもあります。05年10月には、九州では珍しい冬鳥のコハクチョウ(カモ科)2羽が飛来したほか、絶滅危惧種のクロツラヘラサギ(トキ科)の飛来地として、国際保護ネットワーク(事務局・香港)から国際観測点の一つに登録されています。

 県の「鳥獣保護区」に指定されたのは、干潟約48㌶と周辺陸地約15㌶の計約63㌶で、指定期間は10年です。


写真②:鳥獣保護区指定の〝安全の網〟に守られた津屋崎干潟で休息する渡り鳥のマガモ
     =06年11月15日午前11時41分撮影

 ◆津屋崎干潟:福岡県福津市浜の町の津屋崎漁港から北へ伸びる地元では「内海(うちうみ)」と呼ぶ細長い入り江。波が静かで、ゴカイなどの餌も豊富なことから、〝生きた化石〟と言われ絶滅が危惧されているカブトガニ(カブトガニ科)も生息。
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2006年11月15日/〈津屋崎の四季〉033・元気な赤い花・青い花

2006-11-15 03:01:15 | 風物
 福津市在自の農道わきに季節はずれの赤い花が、咲いていました。これも、最近の異常気象のせいでしょうか。細い筒形の花を開いているのは、本来なら3月から6月に開花するホトケノザ(シソ科)です=写真①=。上の方の2枚の葉が茎についた形が仏の円座(蓮座)に似ているため「仏の座」の名が付きました。また、葉が階層状につくことから三階草(サンガイグサ)の異称もあります。春の七草の「ホトケノザ」は、黄色い花が咲くコオニタビラコ(キク科)の別名。


写真①:季節はずれの赤い花を開いたホトケノザ
     =福津市在自で、2006年11月4日午前11時01分撮影

 自宅近くの福津市新東区の住宅庭には、ガーベラ(キク科)の赤い花が元気に咲き続けています=写真②=。南アフリカ原産の園芸品種ですが、これまた春の花でしょうに。


写真②:住宅の前庭で咲き続けるガーベラの赤い花
     =福津市新東区で、10月26日午前7時13分撮影

 原色に近い花は、外国産が多いようです。福津市宮司にあるモダンな住宅の垣根には、空に向けて伸びた茎にヒメノウゼンカズラ(ノウゼンカズラ科)の赤い花が咲いていました=写真③=。南アフリカ原産の花です。


写真③:垣根に咲いたヒメノウゼンカズラの赤い花
     =福津市宮司で、11月2日午後2時54分撮影

 福津市的岡の住宅の前庭で垂れた枝に咲いている青い花は、北米原産のデュランタ(クマツヅラ科)です=写真④=。自宅のガレージ西側の垣根にも植えていますが、枝をぐんぐん伸ばすので剪定に追われています。


写真④:住宅の前庭で垂れた枝に咲いたデュランタの青い花
     =福津市的岡で、10月23日午前10時33分撮影
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