4月29日(土)
現在のテーマ「神の選びとイスラエル」
今日のテーマ「イスラエルのつまずきと異邦人の救い②」
■聖書 ローマ11:17~24 (23)
■聖句 「彼らも、不信仰にとどまらないならば、接ぎ木されるでしょう。神は、彼らを再び接ぎ木することがおできになるのです」。(23)
■解説
ここでパウロは「接ぎ木」の例えをもって、「野生のオリーブ」である異邦人が神の民に組み込まれることの恩恵と、切り取られたイスラエルという枝が再び接ぎ合わされる可能性を述べています。前者については、宗教的・民族的特権を持たない異邦人が神の選びと哀れみにより、信仰によって救われたことに対する深い自覚を促し、だから「思い上がってはなりません。むしろ恐れなさい」(20)と勧告しています。後者については、今日の聖句にあるように、信仰による救いはイスラエルにも適用されることが記されています。その信仰とは「イエスは主である。イエスは死者の中から復活された」(10:9)と信じ、告白する信仰です。オリーブの台木に接がれることは、ただ神の「慈しみ」によるのであり、接がれる側から言えば、ただ「信仰」によるものであることをパウロは伝えているのです。
■祈り
わたしがキリストに接がれた、信仰の原点に留まらせてください。すべての人が、そしてイスラエルも、信仰により、キリストに接がれることを信じます。
現在のテーマ「神の選びとイスラエル」
今日のテーマ「イスラエルのつまずきと異邦人の救い②」
■聖書 ローマ11:17~24 (23)
■聖句 「彼らも、不信仰にとどまらないならば、接ぎ木されるでしょう。神は、彼らを再び接ぎ木することがおできになるのです」。(23)
■解説
ここでパウロは「接ぎ木」の例えをもって、「野生のオリーブ」である異邦人が神の民に組み込まれることの恩恵と、切り取られたイスラエルという枝が再び接ぎ合わされる可能性を述べています。前者については、宗教的・民族的特権を持たない異邦人が神の選びと哀れみにより、信仰によって救われたことに対する深い自覚を促し、だから「思い上がってはなりません。むしろ恐れなさい」(20)と勧告しています。後者については、今日の聖句にあるように、信仰による救いはイスラエルにも適用されることが記されています。その信仰とは「イエスは主である。イエスは死者の中から復活された」(10:9)と信じ、告白する信仰です。オリーブの台木に接がれることは、ただ神の「慈しみ」によるのであり、接がれる側から言えば、ただ「信仰」によるものであることをパウロは伝えているのです。
■祈り
わたしがキリストに接がれた、信仰の原点に留まらせてください。すべての人が、そしてイスラエルも、信仰により、キリストに接がれることを信じます。