Daily Bread 日々の御言葉

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「聖書各駅停車」
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今日の御言葉 20170313 ローマ書2:17~29 「誇りとは」

2017-03-13 | Weblog
3月13日(月)
現在のテーマ「人間の罪」
今日のテーマ「誇りとは」
■聖書 ローマ2:17~29 (25,29)
■聖句 「‥‥‥。律法を破れば、それは割礼を受けていないのと同じです。‥‥‥文字ではなく"霊"によって心に施された割礼こそ割礼なのです。その誉れは人からではなく、神から来るのです」。(25b,29bc)
■解説
律法と割礼はユダヤ人の誇りです。ユダヤ人にとって、律法を知らず、割礼のない者は地獄に行くと考えられていました。パウロもそのようなユダヤ人の一人でした。今日の拝読箇所でパウロは、律法を持っている、割礼を受けているということを誇りとし、実際の生活が伴っていないユダヤ人を告発しています。今日の聖句の前半(25)は、その告発の言葉で、非常に厳しいものです。昨日も学んだように、パウロの前提は「律法の全要求を守ることは誰にもできない」です。だからこそ「文字(律法)」の要求する「行い」ではなく、「霊によって施された割礼」、すなわち神の憐れみによって施される聖霊のバプテスマ(証印)こそが救いの保証であると宣言しているのです。心に割礼を受けた者の誇り、誉れは、自分にあるのではなく、神から来るもの、神から施されたものにあるのです。
■祈り
罪人であるわたしの誇り、誉れは、主よ、あなたが成し遂げられた購いにあります。