とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014「第3回 ぐるっと浜名湖一周100kmウルトラ・マラニック」:前半

2014-09-30 22:33:53 | 浜名湖100キロウルトラ
28日は、マラニック本番である。当日受付は、午前3時半からだ。夜明け前で暗い中、続々とランナーが受付にやってきた。


団体で参加のランナーたちも、幟旗の前で記念撮影している。


午前5時前、スタート地点にランナーが集まり、時差スタートグループごとに集合写真を撮る。


5時ジャスト、5時1分、5時2分と1分毎の時差スタートでランナーが走り始めた。


6キロ地点。空が白みはじめ明るくなってきた。みんな調子良さそうに走っている。




午前6時頃、雄踏大橋の袂から日の出が見えた。


7キロの折り返し地点。


10キロエイド付近。




20キロエイド付近。




快晴となり、気温がぐんぐん上がってきたようだ。




エコに配慮したマイカップ持参のランナーも…。


29キロ付近。






30キロエイド付近。


31キロ付近。青い浜名湖の真横を走る。


40キロエイド。




冷えたおしぼりが、ランナーには大好評だ。


45キロエイド付近。




通過チェック用のナンバーカードをボードに張り付けるとは、エイドスタッフも良く考えている。


50キロエイド。ところてんやゼリー等が豊富に出された。




半分の距離で、ランナーも一区切りがついたころだろう。




2014「第3回 ぐるっと浜名湖一周100kmウルトラ・マラニック」:後半に続く。

2014「第3回 ぐるっと浜名湖一周100kmウルトラ・マラニック」:前夜祭編

2014-09-29 22:20:14 | 浜名湖100キロウルトラ
9月27日、28日と、今年も「ぐるっと浜名湖一周100kmウルトラ・マラニック」が無事開催された。今回は、昨年より2週間ほど早まり9月下旬の開催となった。開催会場となるホテルとの日程調整で、この日になってしまったのが実情だ。この時期は、いろんな大会と重なりスタッフの中でも、別の大会と掛け持ちで参加という人もいて、どうなる事かと思ったが初参加の人が多く100名前後のランナーが集まり、無事に終わったのでホッとしている。

まずは、前夜祭はこんな感じで始まった。
今回から前夜祭の会場になった弁天島ホテル「ジ・オーシャン」の支配人から、挨拶があった。ホテルマンの対応はよく、広い会場で素晴らしい前夜祭になった。






料理は、バイキング形式でランナー好みの食材がずらっと並び、乾杯のあいさつの後、蟻のように群がったランナーたちの食欲を飽きさせることはなかった。






飲み物類は、ビール、日本酒、ウィスキー、ウーロン茶等アルコール類も十分あった。食後のデザートとしてアイスクリームまで食べ放題だったのでみんな大満足だ。


各テーブルでは、ランナーやスタッフが賑やかに交流を図っていた。








司会は、宴会で欠かせないノブタンさんだ。今回は、新コスチュームで登場する。


前夜祭最初の出し物は、「Kaz & Best Friends」の皆さんによるバンド演奏である。




バンドの演奏に参加者ものってきたのか、即席カップルによるダンスが始まった。




2番目の出し物は、「HIROタップダンスシティ」によるタップダンスショーである。タップダンスを習っているOさんと主宰のヒロさんが登場する。このショーは、浜名湖ウルトラの前夜祭では定番となった。日本でもトップレベルのメンバーによるタップダンスショーを間近で見られるなんてことは、他ではありえないことかもしれない。


まずは、昨年も見せていただいた「となりのトトロ」をモチーフにしたタップである。




高校生メンバーによる若さあふれるタップ。力強いタップで床が振動しているのが良く分かる。


ソーラン踊りも見ごたえがある。




タップダンスに見入る参加者たち。




アンコールで再び登場。




今年も素晴らしいタップダンスチームに魅せられて、ランナー、スタッフとも我先にと記念写真に納まりはじめた。


こうして、無事に前夜祭は終了し、ランナー、スタッフとも部屋に戻り翌日の本番に備え就寝する。翌日は、午前3時30分から当日受付開始、午前5時スタートとなるので、スタッフの寝る時間は3~4時間くらいしかない。

2014「第3回 ぐるっと浜名湖一周100kmウルトラ・マラニック」:前半に続く。

「ぐるっと浜名湖100キロウルトラマラニック」今年も開催

2014-09-26 23:05:03 | 浜名湖100キロウルトラ
今週末は、第3回「ぐるっと浜名湖100キロウルトラマラニック」が開催される。今年は、スタート会場となるホテル側の都合などがあり、昨年より2週間ほど早い開催となってしまった。ちょうどこの週は、地元も含めて別の大会などと被るため参加者やスタッフが集まるかどうか心配だったが、ギリギリになって何とか参加者も昨年並み近く集まり、スタッフもそこそこ集まった。

幸い土日は、天気も良さそうで暑さもそれほどではなく、ランナーにとっては走りやすいだろう。今年も、スタッフとして準備から片付けまで「ぐるっと浜名湖100キロウルトラマラニック」に関わることになり、長いようであっという間の三日間になりそうだ。

また、一か所のエイドをうちの家族、親せき、友人などで今年も担当することになり、今週あたりから準備に忙しい。居間は、必要資材で埋まってしまい、妻はエイドで出す食べ物の準備に余念がない。前回も経験しているので、何とかなりそうだが、今年も無事故で参加者に喜ばれるような大会になることを祈っている。

2050年の天気予報(NHK)

2014-09-25 21:42:26 | ニュース


ニューヨークで開催された国連気候サミットに向けてNHKが製作した「2050年の天気予報」はかなり衝撃的な内容だ。この天気予報は、国連の予測に基づいて、現在のペースで温暖化が進んだ場合を想定したもので「ニュースウオッチ9」の気象キャスターの井田寛子さんが出演し、2050年9月23日の気象情報を番組形式で伝えているものだ。

この天気予報では、「東京は8月に40.8℃を記録しましたが、これまでの真夏日は連続して50日以上、熱帯夜は60日以上に達しています。熱中症で亡くなった方は6500人を超えて過去最悪です」と述べ、「日本列島にはスーパー台風が接近し、大雨と共に暴風に最大級の警戒をしてください。高潮は5mから10mにも及ぶ危険性があります」と話している。そして、京都の紅葉の見頃は、クリスマス頃になると予測している。

今年の夏の大雨といい、やはり地球温暖化の影響と思われる異常気象がめだって多くなってきたような気がする。ずっと前から叫ばれていた地球温暖化は、じわりじわりと人間の生活に影響を及ぼすようになってきた。四季の移り変わりがもっとも美しい日本の自然が、やがて見られなくなってしまうことも考えられるのだ。2050年まで、まだ36年あると考えるのか、もう36年しかないとないと考えるのかは人によって違うのだろうが、地球の歴史から考えれば、恐ろしく速いスピードで温暖化が進んでいるということだ。もう待ったなしで温暖化を食い止めないと、自分の子供や孫たちの時代には苦難の生活が待っているかもしれない。

セパレート型デジカメ カシオ「EX-FR10」

2014-09-24 21:55:15 | グッズ


カシオから、個性的で面白そうなカメラが発売された。「EX-FR10」という機種で、レンズを搭載するカメラ部分と、タッチパネル液晶の付いたコントローラー部分を分離できるセパレート型のカメラだ。それぞれの電源を入れればブルートゥースで自動接続され、分離したままで写真や動画を撮影することができるという個性的なカメラだ。

カメラ部分とでコントローラーが分離できることで、撮影の自由度が大きく広がる。撮り方に応じて次の3種類の撮影スタイルを選択できる。
(1)セパレートスタイル
様々なアタッチメントを使って、好きな場所へカメラ部を簡単に固定し、コントローラーを使ってリモート撮影ができる。
(2)自分撮りスタイル
レンズと液晶モニターを同一面に配したスタイルで、縦持ちして自分撮りができる。
(3)カメラスタイル
自分撮りスタイルの状態でカメラ部を折り畳めば、一般的なカメラのように撮影できる。

特にセパレートスタイルでは、いつも人の写真ばかりで自分が写る事のない人でも、一緒に写真の中に入ることが出来る。また、分離したカメラ部を自分の後方に置けば、今まで撮影が困難だった後ろ姿をコントローラーで確認しながら撮影することもできる。カメラ部と操作部は、いずれも防水性能や防塵性能を備えており、2m落下の耐衝撃性能も備え、多少ラフな状況でも使える。普段使いからアクションカメラ的にも使えるという多目的デジカメでもある。また、カメラ部にシャッターボタンやバッテリー、microSDカードスロットを搭載しており、カメラ部だけでもデジカメとして機能するというのがいい。

ただ、予想実勢価格が5万円前後といささか高い事と、機能はいたってシンプルで、最近の多機能カメラと比べるとちょっと寂しいメニュー項目数のようだ。ちょっと興味が湧くデジカメだが、今のカメラが壊れない限り当面は我慢するしかないかあ。

「TRAD」竹内まりや

2014-09-23 20:31:20 | 音楽


竹内まりやが、先日発表したオリジナルアルバムは7年ぶりだというが、発売と同時にオリコン第1位を獲得したそうだ。この記録は、史上初の4つのディケイド(80年代、90年代、00年代、10年代)におけるオリジナルアルバムでの1位獲得という事で、掛け値なしの快挙になるという。サザンオールスターズも、10年代はまだアルバムを出していないので文字通りの「史上初」になるというのだから凄い。

そんな記録になるとは思っていなかったが、竹内まりやのNEWアルバムが出たという話を知って、すぐにアマゾンで購入した。ほとんどCDを買う事はないのだが、彼女のCDだけは、いつも手元に置いておきたい。相変わらずしゃれたサウンドであるし、親しみやすい旋律の爽やかな歌声は健在だ。ほとんど、テレビ番組などのタイアップ曲や、ほかのアーティストへの提供曲のセルフカバーが並び、どこかで聞いたと思う曲ばかりだが、こうやって1枚のアルバムにまとめられると、どれも改めていいなあと思ってしまう。アルバムタイトルの『TRAD』は、「時代や流行に流されない普遍的な音楽」という意味だそうだが、まさしくその通りだと感じる。

「縁の糸」は、朝ドラ「だんだん」のテーマソングであり、人と人との縁の不思議さとロマンを感じさせてくれる。「ウイスキーが、お好きでしょ」は、石川さゆりのCMソングでも有名だ。「特別な恋人」は、松田聖子のセルフカバーである。「深秋」はNHKドラマ「芙蓉の人~富士山頂の妻」の主題歌で、ついこの間まで楽しみに見ていたドラマだったので、アルバムに入っていたのは特にうれしい。「静かな伝説」は、ソチでの浅田真央の涙と笑顔がくれた感動が原動力になって作った曲だという。なんと、コーラスにはサザンオールスターズの桑田佳祐、原由子が参加している。よく聞いていると桑田の声が確かに聞こえる。「いのちの歌」は、「だんだん」の劇中歌で茉奈佳奈ちゃんが、そういえば歌っていたっけ。

竹内まりやが、アルバムを発表するのは数年に1度というペースであり、テレビに出ることもほとんどなく、ライブで観客を前に歌う機会も非常に少ない。しかし、今年はなんと33年ぶりに全国ツアーを行うそうだ。近くだったら是非行きたいのだが、主要大都市でしか予定がなく地方までには来ないようだ。とても残念である。ライブまでは、なかなか行けないが、ディスク:2のMusic Videoはお宝ものだ。これがついていただけでも、買った価値があった。

「アルバムの内容」

ディスク:1
1. 縁の糸
2. それぞれの夜
3. アロハ式恋愛指南
4. ウイスキーが、お好きでしょ
5. Dear Angie ~あなたは負けない
6. 最後のタンゴ
7. 輝く女性よ!
8. 夏のモンタージュ
9. リユニオン
10. 特別な恋人
11. たそがれダイアリー
12. 深秋
13. 静かな伝説
14. Your Eyes
15. いのちの歌

ディスク:2
1. 静かな伝説 (Music Video)
2. カムフラージュ (souvenir 2000 LIVEより)
3. 駅 (souvenir 2000 LIVEより)
4. 不思議なピーチパイ (souvenir 2000 LIVEより)
5. September (souvenir 2000 LIVEより)
6. Digest of Mariya Takeuchi (Music Video)

2014遠山郷マラニック「後半」

2014-09-22 22:14:57 | マラソン
おばあちゃんたちのエイドを過ぎると、龍淵寺へと続く長くて急な石段を登る。石段の一つ一つの幅が狭いので、登るのも一苦労だ。


この寺は、昔、この地を領有していた「遠山氏」一族の墓をまつる菩提寺である。マラニックの完走を祈ってお参りする。


龍淵寺からすぐ先に進むと、遠山郷土館「和田城」に併設された「カフェ和田城」がある。ここでは、毎年、名水「観音霊水」を使ったコーヒーが出される。淹れたてのコーヒーとクッキーやケーキをありがたく頂く。


カフェのすぐ前には、「観音霊水」が湧きでている。


11:01。コーヒーを頂いたのもつかの間、すぐ先には公式の「龍淵寺(31.2キロ)」エイドがある。この辺りは公式、私設とエイドがたてつづきにあり、飲んだり食べたりと忙しい。


龍淵寺エイドでは、遠山名物「ふじ姫饅頭」と獅子鍋が振る舞われる。




坂を下り、再び遠山郷のメインストリートに入る。この辺りは商店街になっていて、応援もにぎやかだ。




龍淵寺エイドから3分しか経っていないのに、商店街ではかき氷エイドが開設されていた。毎年、特に楽しみにしているかき氷エイドであるし、可愛い女子中学生が、一生懸命作ってくれているからには、頂かないわけにいかない。


11:30。「いろりの宿島畑(34.5キロ)」エイドに到着する。水車の前では、おばあちゃん方が、温かく迎えてくれた。


「いろりの宿島畑」エイドでは、今年も「しそジュース」「熊の胆」「すずめばち酒」「まむし酒」「きんかん酒」と普通のエイドでは、絶対出てこないような飲み物が用意されている。全部飲んだ豪のランナーもいたそうだが、どんな効果が表れるか怖いので、今回はパワーがでそうな「すずめばち酒」を一口頂いた。


エイドのすぐ横の吊り橋を渡る。


丘の上には、立派な観音像が建てられている。


丘を下り、もう登りはないかと思いきや、コースはさらに坂の上を目指すようになっていた。ちょっとショックだったが、気を取り直してさらに坂を登り続けると、車庫を開放した私設エイドが開設されていた。


このエイドでは、蜂の巣をそのまま採ってきて一口サイズにした蜂蜜の塊が出ていた。何と贅沢でワイルドなエイドだ。蜜の中には蜂の死骸も転がっている。また、ブドウも食べ放題で、“もってけ''ひと房貰ったので歩きながら食べた。


国道152号に出ると、ついに下りとなる。これで、登りはなくあとは下って行くばかりだ。坂道の途中で、見学台の看板があるエイドがあった。ここが最後のエイドであり、この下では、三遠南信道の建設工事が着々と進められていた。




12:27。45キロと書かれた看板前を通過する。私のGPSでは、42キロとなっていたが、遠山郷では、このくらいの違いは当たり前だ。


ゴールの「かぐらの湯」の看板が見えてきた。


12:33。後半から抜いたり抜かされていたSさんと、最後は一緒にゴールする。遠山郷でこんなに早い時間にゴールするのは初めてだ。久しぶりに気持ちよく走ることが出来た。


ゴール後は、すぐに温泉に入りさっぱりしてのんびりしていたが、後夜祭までは、まだ時間がたっぷりある。ちょうどその頃ゴールしてきたうっちゃん、kazukawaさん、しんしんさんたちが、「カフェ和田城」のコーヒーを飲みに行くというので、一緒に行くことにした。ゴールから「カフェ和田城」までは、簡単に歩いていける距離である。和田城のホール内でシフォンケーキとコーヒーのセットを頂く。マラソン後、コーヒーを飲みながらこんなゆったりした時間をすごすのもなかなかいいものだ。


そして、午後5時から後夜祭が始まった。後夜祭の参加費は、エントリー代に含まれているのでほとんどのランナーが集まっている。みんな、この後夜祭が楽しみで参加しているのだ。




私の座ったテーブルでも、顔馴染みのラン友たちと乾杯が始まった。


さて、お楽しみの抽選会では、遠山郷のポスターや地酒、温泉無料入浴券などが景品に出された。私も運よく、遠山郷の風景写真のポスターが当たる。日本の里100選に選ばれている「下栗の里」の春と秋のポスターが2枚も入っていたのでラッキーだった。そして、最後の豪華景品は、南アルプスのユネスコエコパーク登録を記念した額付きのポスターだ。これが一番欲しかったが、最後まで待ちわびた運がいい人に当たった。


遠山郷マラニックは、何度も参加しているが、相変わらずおもてなしの精神はピカイチだ。参加人数も、150人くらいまでで何千人、何万人も参加する大会とは一味も二味も違う。いろんな人に教えたくもなるが、あまり増えすぎて参加できなくなるのも困る。毎回違うコースなので、距離数は結構あやふやながら、今度はどこを走らされるのかという楽しみもある。細かい事は気にしないというおおらかな運営が、多くのリピーターが集まる要因だともいえるだろう。

参考1.今回のコースマップ


参考2.コース高低図

2014遠山郷マラニック「前半」

2014-09-21 23:04:07 | マラソン
今日は、第8回遠山郷マラニックの日だった。遠山郷は、信州三大秘境の一つであり、先々週の秋山郷マラニックに続いて二つめの秘境マラニックとなった。私にとっては5回目の参加となるが、昨年は足底が痛くて応援に回ったので、実質4回目の参加となった。

土曜日に午後から現地に向かったので、スタート地点となる「かぐらの湯」に着いたのは午後3時半くらいだ。その後、顔なじみが続々と集まり、前夜祭の会場に向かう。前夜祭は、昨年に引き続き「天仁の杜キャンプ場」である。全参加者の7割くらいは参加したと思われ、盛大に前夜祭が行われた。




前夜祭が終わり、送迎バスで再び「かぐらの湯」に戻る。温泉に入ったのち、車中泊組だけで暗い駐車場で、ランプの灯りの下で二次会を行った。

午前5時過ぎに起床し、身支度を整えスタート会場に向かう。相変わらず、女性陣は元気で走る気満々である。


開会式が始まり、祢宜さんのお祓いの後、完走祈願の木札を全員貰って首にかけた。


そして、恒例の集合写真を撮る。


午前6時半。快晴の空の下、スタートする。


スタートして10分も経たないうちに、いきなり上り坂が始まった。正面に見える山がきれいだ。


6:59。合戸峠のエイド(4.1キロ)に到着。


合戸峠から一気に下り坂となる。今回は、いつもに比べすこぶる調子が良く、上り下りとも順調に走る。


7:14。木造校舎の木澤小学校(6.4キロ)に到着する。


木澤小学校では、おにぎりやそばが振る舞われた。


梨元停車場では、森林鉄道復活の動きがあり機関車が動き出していた。


遠山川沿いを進む。


7:52。三軒家(11.5キロ)エイドに到着する。


三軒家エイドでは、シカ肉が出された。


再び上り坂に入る。青空に一筋の飛行機雲が現れていた。


上のほうに行くと、今まで近くを走ってきた遠山川が良く見える。


そして、今まで以上に超ハードな登り坂が始まった。




坂を登るにしたがい、南アルプスの聖岳や兎岳が良く見えてきた。


斜面に咲くコスモスが秋の到来を感じさせる。


8:53。下栗の里はんば亭(16.2キロ)エイドに到着する。


下栗の里から森の中の遊歩道内に入っていく。今回初めてのトレイルコースだ。




トレイルコースが終わり、舗装道路を下って行くと「一本木命水」に出る。地元の人が個人的に管理している湧き水らしい。冷たくて美味しいので何倍も飲んでしまった。


10:02。梨元停車場に再び到着する。ちょうどアマゴの塩焼きが焼きあがったところで、頭からしっぽまで美味しくいただく。ついでにビールも頂き、ちょっと得した気分になった。


遠山川の水の流れがあまりにもきれいなので、カメラを出してしまった。


遠山郷のメインストリートに入ると、地元の人たちの私設エイドがたくさん出てくる
。なかでも、ここは平均年齢90歳以上のおばあちゃんたちが開設したエイドだ。おばあちゃんたちとの会話を楽しみながら、いろいろ食べさせてもらった。




2014遠山郷マラニック「後半」に続く。

もうひとつのグレートトラバース

2014-09-20 07:25:02 | テレビ
昨日の夕方、たまたまテレビをつけたらBSプレミアムで、[もうひとつのグレートトラバース~密着!百名山人力踏破の舞台裏~]という番組をやっていた。この番組は、深田久弥が選んだ日本百名山を一筆書き人力踏破しようと頑張っているプロアドベンチャーレーサー・田中陽希さんの挑戦に密着取材しているカメラクルーたちの様子を取材したものだった。田中さん自身が凄い人であることは間違いないが、その様子を撮影するカメラクルーも大変だろうなとは思っていた。テレビで、実際にその舞台裏を見て、改めてカメラクルーもそれぞれのグレートトラバースに挑戦しているのだなと感心させられた。

田中さんの移動速度は、並大抵の登山者ではとても追いつけない速さである。その様子を、密着して取材するためには、同レベルあるいはさらに上を行く脚力が必要である。テレビ的には、百名山の素晴らしさを伝える映像と田中さんを一緒に撮らなければならない。その為には、田中さんより先に回り込んでいい位置を確保しカメラを構える必要がある。いいポジションに着くために重い機材を担いで全速力で田中さんを追い抜いたり、後方に回り込んだりしている。しかも、ロケハンできている訳でもないので、毎回が一発勝負の世界である。

しかし、単なる体力勝負の撮影だけというわけでもない。迫力ある映像を撮る為、ラジコンヘリを駆使した撮影など、ハイテクもしっかり利用しているそうだ。山岳撮影のテクニックもハイレベルであることはもちろん、カメラクルーは登山やトレランの世界では有名な人ばかりである。まさに、山の達人たちが揃ったかつてないアドベンチャー山岳プロジェクトだといえよう。

現在田中陽希さんは、北海道に上陸し92座目の羊蹄山を目指しているそうだ。この分なら10月に100座目の利尻山登頂も間違いないだろう。そして、今日9月20日(土)の 21:00~22:59に「4集 甲信越~富士山~関東の山々」が放送される。残念ながら、生では見られないので予約録画したのを来週見る事になりそうだが、じっくり見たいものだ。

ちなみに、田中さんが今まで登った山で印象に残った山を5座あげるとすると、宮之浦岳、大山、赤石岳、剱岳、富士山だという。5座に絞るというのは、なかなか難しいが、宮之浦岳、剱岳あたりは、私も挙げておきたい山だ。他には石鎚山、穂高岳、聖岳を挙げておきたい。ただ、まだ20座以上残っているので5座だけでは納まらないことは確かだ。

敬老の日

2014-09-19 20:02:25 | 呟き
山から帰った15日の敬老の日の翌日、孫の幼稚園から手紙が届いていた。
なんでもおじいちゃん、おばあちゃんに感謝の気持ちをあらわすために園児が描いた絵を、幼稚園でまとめて敬老の日に投函したようだ。
まだ三歳なので稚拙な絵だが、どうやら“じーじ”をイメージして書いてくれたようだ。
“ばーば”の絵ではなく“じーじ”の絵を描いてくれたというのが、なんだかほっこりする。
手紙が届いたことで、孫の事がますます可愛らしく愛おしくなってきた。

ただ、敬老の日の対象になる年齢にされたというのが、どうも納得いかない。
たしかに、二人の孫がいるおじいちゃんになってしまった事は間違いないが、気持ちは未だに夢多き青年のつもりだ。
ゆえに、敬老の日は自分にとっては、まったく縁のない日であり、まだまだ遠い未来に該当する事だと思っている。

しかし、体力的には5年、10年前と比べると落ちてきているのは認めざるを得ない。