ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

学年終了、通知簿と奨学金

2017-06-14 | ルーマニア・わたしの日常


ルーマニアの学校制度(小学校から高等学校)は、9月始まりの6月終わり。そう、この6月15日で学年終了、または卒業となるのです。日本の3学期制と異なり、2学期制。1学期は9月15日~2月、しばらく学期間休みがあって、2学期は3月~6月15日。
 
学年終了となると、気になるのが成績通知簿。はい、ルーマニアにもちゃんとあります。『CARNET DE ELEV』、直訳すると「学生証」ですが、中身は歴然たる通知簿。
 
ユニークなのは、小学生でも奨学金制度が導入されていること。これまでの成績により、月単位と学期単位で支給されます。成績を完全に反映しているので、奨学金というよりも、よくできた成績に対しての報奨金、という感じ。
 
皆に均一にもらえるわけではありません、あくまでも成績優秀者に対して。この『CARNET DE ELEV』の持ち主のR子ちゃん(仮名)は、月によっては月間50レイほどの奨学金をもらっていました。さらに学年末に585レイの奨学金!~これは小学4年生にしてはかなり高額のお小遣いかも。本日の為替レート(1 RON = 27.0923 JPY、JPY = 0.03691 RON)によると、約15,850円!
 


成績表示は10点満点で小数点以下1桁まで記されています。各科目の、1学期と2学期の平均が、学年成績、総評は9.85点。素晴らしい成績のR子ちゃん、フランス語と英語は満点続き。上にはまだ上がいるそうで、クラスで3番目とのこと。
 
このR子ちゃんの日本語の家庭教師が、ワタクシ、マドモワゼル。好奇心旺盛、飲み込み早く、「私の額にカメラレンズがついていて、これでカシャッと写真を撮るの。こうやって覚えるの。」
 
文字通り目をキラキラ輝かせながら、まだ見ぬ国の言語を勉強してくれています。早く会話ができるようになると良いな=。


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