ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2か国にまたがるインターナショナル・ロード・ラン

2016-09-21 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


この週末は、ルーマニアとブルガリアの国境にかかるフレンドシップ橋を走る〝International Road Run"、15キロのクロス(=短い距離のマラソン大会)。スタートはルーマニア側の国境都市Giurgiu(ジュルジュゥ)。ゴールはドナウ川を渡った先にあるブルガリアのRuse(ルセ)。
 
素朴な質問、国境通過はどうなるんだろう?・ヨーロピアン市民はIDカード提示だけで渡れる橋。日本人はパスポートコントロールが必要。コンピューターでの照合もあるし、時間がかかります?!
 
以前は、橋の両側でパスポートコントロールがありました。つまりルーマニア側で出国審査、橋を渡ってブルガリア側で入国審査。今ではこれが簡略化され、一か所でコントロール。
 
2007年1月から両国ともEU加盟国なのに、なぜパスポートコントロールが必要?じつは、最後に加盟したこの2か国はシェンゲン条約未発効。国境でIDカードまたはパスポートを提示し、チェックを受けなければならないのです。
 
例年参加しているバルカンチャレンジ(ルーマニアとブルガリアの2国間にまたがるバイクとランのチャリティーイベント)でも、必ず国境で停止し、パスポートとIDカードを提示し、パスポートにスタンプを押してもらってから通過。
 
さて、週末のレースではどうなるのかな。主催者側の何かのアレンジがあるのか?実はこれ、賞金レース、コントロールで時間がかかると、大きなロス!

追記(9/22):
今日、主催者から直接、電話連絡があって、パスポート等はスタート地点で預け荷物の中に入れておいていいそうです。私がEU圏以外の国籍なので、「パスポートを持って走るのか?」と案じているだろうと電話をくださったのです。

ルーマニア側をスタートしたら、パスポートコントロールはすっ飛ばして走ってください、と。それでもルーマニア出国・ブルガリア入国には間違いなし。いったいどうなるんだろう、と成り行きが楽しみです。

おまけに、両国間にまたがる橋はスタート時刻の11時から1時間、車両通行止めになるそうです。土曜日の午前中のこの措置、大混乱にならないのかな。間違いなく、車の大渋滞が起こるに違いなし。国境警備の両国警察を巻き込んでのこのレース、走ってみるに超・価します!

さすがに初の試みのこのレース、イギリス・オーストリア・イタリア・フランス・オランダ・アイルランドなどヨーロッパ各国や、隣国モルドヴァ共和国・モロッコ・ウクライナ・USAからの参加者も。(私のように、開催国の在住者かもしれませんが…)


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