ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

旅の最後にフライトキャンセル

2016-09-15 | ルーマニア&あちこちで・びっくり


またしても出会いました、フライトキャンセル。ルーマニアからジョージアへマラソン遠征、陸路アルメニアまで足を延ばした後の、帰国便。
 
黒海を隔てて西と東にある二つの国、ルーマニアとジョージアの間には、直行便がありません。ブカレストからジョージアの首都トビリシに飛ぶには、イスタンブール乗り継ぎが最短距離。

イスタンブールまではルーマニア国営のタロム航空、そこからトビリシへはトルコのアトラス・グローバル(AtlasGrobal)を利用。いずれもLCC(格安航空会社)ではないので、機体預け荷物は20キロまで無料・機内食のサービスもあります。
 
が、今回、イスタンブールからブカレストへ戻る便が、フライトキャンセル。空港ロビーで出発便のスケジュールボードを見ても、私たちの便が見つかりません。どこかで聞かなくては。とにかくインフォメーションに。広い空港でのセキュリティー検査などを考えて、早い目にやってきてよかったです。

「タロム便は、キャンセルになりました。」
「え!?!」
 
こういった場合、必ず事前に登録したメールアドレスに連絡があるのですが、私もマイダーリンもメールチェックを怠っていました。

「どうしたらいいですか?」
(自分たちからどうすればいいか尋ねるまで、その方策も教えてくれないのが外国の通常のインフォメーション。恐れることなく食い下がるべし。)

「タロム航空のオフィスに行って、聞いてください。」 
イスタンブールのアタチュルク空港は広いです、ルーマニアから乗り入れているタロム航空のオフィス、どこだろう?~案の定、奥まった通路の奥に手狭な一部屋。
 
タロム・オフィスのお姉さん、私たちの名前を告げると、てきぱきと処理してくれました。
「予定していたタロム便より15分あとの、トルコ航空でブカレストに飛んでいただきます。今、航空券を発券しています。」
 
15分くらいなら、大差ありません。それよりも、航空運賃が1.5倍以上するトルコ航空に振り替えてもらえるのが、ありがたいです。

「さあ、出来ました。一緒にトルコ航空のチェックイン・カウンターまでご案内します。」
お姉さん、私たちとオフィスを出るとドアに鍵をかけてしまいました。
 
え!?ちょっと待って、タロム便がキャンセルになって、予約していたはずの人たちが殺到するんじゃないの?しかしながら、これらの手続きの間、ほかの人はやって来ず、私たちだけ。
 
恐る恐る聞いてみると、キャンセルになったタロム便を予約していたのは、二人だけだというのです。タロムのお姉さんは、トルコ航空のビジネスクラスの優先カウンターに私たちを案内してくれ、待つこともなくチェックイン終了~「では、お気をつけて。」
 
これで今日の仕事は終了なのかな、お姉さんは軽い足取りで去っていきました。イスタンブールへの観光客が激減しているとはいえ、夕刻のタロム便が2名だけの予約とは。
 
私たちにすれば、航空会社都合でアップグレード出来た帰国便、なにも文句はありません。1時間ほどのフライトで、大満足の機内食、ワインもミニボトルでお代わりも出来、さすがのサービスでした。

残念なことがあるとしたら、彼らのサービスを心行くまで楽しむだけの時間がなかったこと。私はいつも、日本との往復にトルコ航空を使っています。この十分な時間に比べると、あまりにも短いフライトでした。

(一番上の写真は、最後に乗って帰ってきたトルコ航空便)

近況ご報告:
ごめんなさい、またしばらく、ブログを放置していました。8月下旬に1週間、ランナーも兼ねてボランティアでルーマニアのトレラン大会に。9月に入ってすぐ、ジョージアへ2週間のマラソン遠征、ブログからご無沙汰でした。
7月から大学が夏休みなのをいいことに、ほぼ毎週、2~3泊の宿泊を伴うマラソン遠征。たまにブカレストにいるときに、ちょうどクロス(=短い距離のマラソン大会)があったりして、ずっと元気に走っていました。
このブログ、『ルーマニア・ランニングライフ』と称しておきながら、マラソン大会の記事がほとんどありません…。必ず、そのうちに。


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