ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ルーマニアの言い習わし

2013-08-28 | ルーマニア・ブカレストの日常


ブカレストでも二夜続けて雨が降り、明け方の気温はぐっと下がりました。日中はまだまだ暑くてノースリーブを着ているけれど、確かに、夏は終焉を見せようとしているようです。一晩中、窓は開けたままだけれど、未明にはタオルケットをしっかりかぶって寝るようになりました。
 
ルーマニアではこんな言い習わしがあります~8月15日の聖マリアの日を過ぎると、秋冬用の防寒の帽子を用意しなさい、と。夏の間、クローゼットにしまっていた帽子、早い目に取り出して陰干しをし、ナフタリン臭を風に飛ばして、寒くなる日の準備をしなさい、と。
 
確かに山間部ではすでに防寒のジャケットが必要。聖マリアの日の直後に訪れていたロシア・モンタナ、トランシルヴァニア地方の山あいの鉱山をもつ村~夜間の屋外コンサートに出かけるのに、上着を羽織っていきました。
 
先週末に訪れていたハリギタ地方のムレシュ、トレイルマラソンに参加するのにテント泊の予定でしたが、日没直後に急激な雨、午後8時を廻るとすでに気温14℃。おそらく明け方には10℃以下に下がりそう。夏用の寝袋しか持っていなかったため、急遽テント泊を取りやめ、宿泊施設に投宿しました。
 
翌日のトレイルマラソン本番でも、コースの半ば過ぎからごろごろ雷が鳴り出し、降られる前にゴールしたいな、と思っていたけれど、あと5キロの地点あたりから霰(アラレ)を伴う豪雷雨。向に見える山に稲妻が光り、白い粒がバラバラと落ちてきて、痛いほどに身体に当たります。「え!まだ夏なのに!!」、確かにそれは霰でした。
 
そしてブカレストに帰ってきてみると、二夜連続の雨。確かに季節は変わりつつあります。梅雨の無いルーマニア、6月半ばにすでに熱波が到来し、気温は42℃を超え、早い目に猛暑がやってきたけれど、そのぶん秋の訪れも早いはず。(←日中はまだ真夏の暑さ、これは期待を込めて書いています)私も言い習わしにしたがって、少しずつ衣替えを。


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