ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

なぜアメリカビザが要るの?

2011-09-15 | ルーマニア・ブカレストの日常
日本語でも伝わっているニュース、ルーマニア国内にアメリカのミサイル基地を設置することに合意、ルーマニア議会の批准が必要とはいえ、2015年の実現を目指すそうです。

ルーマニアのバセスク大統領の、アメリカ寄りの外交。今週、本人が直接、合衆国に出向き、オバマ大統領と約30分間の会談をした事は、ルーマニアでもかなり話題になっています。というのもバセスク×オバマの初会談。
 
こういった親アメリカ関連のニュースを聞くたび、憤慨しているのがマイダーリン~「ルーマニアはアメリカに『YES MAN』だ、『NO』と言えない、そしてミサイル基地まで作らせようとしている。さらにアフガニスタンに自国軍を派遣していて、今月に入って負傷者が出たと伝わってきたばかり。こんなにアメリカに貢献しているのに、なぜアメリカに行くのにビザがいるんだ?!?」
 
そうなのです、ルーマニア国籍の人がアメリカに入国(観光旅行でも何でも)するのに、事前のビザ取得が必要なのです。「日本だって、短期の観光旅行だったらビザを免除してくれているのに。」と。(以前は、ルーマニア国籍の人の日本への観光旅行でも事前のビザ取得が必要でした)
 
しかもアメリカのビザ申請はかなりの書類を必要とし、手続きも煩雑。簡単にはビザがおりません。

数年前ですが、ラン友のステファン一家、ロディカ奥さまの妹さんがアメリカにいる(=抽選でグリーンカードに当選した、超ラッキーな妹さん!)ので、家族で訪問したい、とビザを申請したところ→→家族全員のビザは発給されず、肉親を持つロディカ奥さまだけにビザがおりたそうです。家族全員で違法滞在や移住を恐れてのことらしく、「そんなこと、する訳ないじゃない!」と全員で憤慨。
 
また、今年、ブカレストのランニングクラブからニューヨークマラソンを走ることになったシェルバン。このマラソンも応募者が多く、エントリー出来るかどうかは抽選で決まるというマス・マラソン。

抽選に当選するだけでも大変だけれど、当選したらしたで、お次はビザ申請という難関が待っているのです。申請は現在進行形ですが、いかに名のあるドクター(=シェルバンはしばしばメディアにも登場する栄養学専門のドクター)とはいえ、手続きは容易ではないようです。
 
「生涯で一度でいいから、ニューヨークマラソンを走りたい!」という夢を持っているマイダーリン、そのときまでに短期の観光ビザが免除されるようになっていると良いけれど。


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