ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

女性用レース用シューズの無いルーマニア

2009-09-14 | ルーマニア・ランニング事情


半年くらい前からマラソン大会で出会い、話をするようになったイオアナ(IOANA or Johanna)。5月のクロス・イニマ(心臓をいたわるマラソン大会)のときに一緒に走り、フィニッシュ直前、胸の差を交わせなかったのがきっかけ。
 
ブカレストでほぼ負け知らずの私、しかも彼女は私の年齢に近そうだし、今まであまり見かけなかった相手。表彰式で当然、言葉を交わします。聞いてびっくり、私よりも3つ、年上。いつも一人で練習しているそうです。
 
そして9月に入り、またブカレストのレースシーズン再開。2週続けて大会で出会い、2週連続で私1位、彼女2位と続いてきているのです。でも、彼女の履いている靴に気付いて又びっくり。普通の街用スニーカー。
 
残念ながらここルーマニアでは、国産のランニングシューズメーカーなどなく、走る用の靴はすべて輸入品。ランニング人口そのものが少ないので品揃えも少なく、ジョギング用のシューズはあっても、レース用のシューズはごくわずか。おまけに女性用のサイズはありません。マイダーリンたちはヨーロッパの西側諸国へ遠征に行ったときにシューズを買ってきます。
 
イリアナ、速く走れる脚を持っているのにシューズが無いなんて・・・。サイズを聞いてみると私とほぼ同じ。私の使っていないレース用の青のナイキを貰ってもらうことに。

私の場合、レース用はほぼアシックス。ナイキも持っているけれど、やっぱりアシックスがお気に入り、そんなわけで最初数回履いたけれど、余り出番なしだった靴。ソールの黒い部分もほとんど磨り減っていません。
 
女性用のスポーツ素材のランニングシャツも一緒に貰ってもらいました。これも私には少しサイズが大きかったので、まったく使っていなかったもの。女性サイズのランシャツ&ランパンもほとんどお目にかかったことありません。ランスカ&アームカバーなんてのも、ありえない~。



「お金を払うわ。」と言うイリアナに「とんでもない、使っていないものだから。」と言っていると、清楚な鉢植えの胡蝶蘭を持ってきてくれました。イリアナは喜んでくれたけれど、逆に気を使ってもらって申しわけ無かったです。でも彼女とは歳も近いし気も合って、いろいろ話しやすい相手。

若くして結婚したけれど、早くに離婚、シングルマザーで娘さんを育て、その娘さんも独立して今は単身生活。仕事は鉄鋼会社のエグゼクティブ・マネージャー、これってお偉いさん。「VIP?」と聞くと、「そうなるかしら。」と。朝7:30からの仕事は夕方4時に終わり、その後走っているそうです。

「あなたは綺麗だし生き生きしている、再婚しないの?」と問いかけたら、「一人のほうが気楽よ、自由に走りに行けるし。」と。一理あるかな~。




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新学年・新学期

2009-09-14 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
ほぼ3ヶ月間の長い夏休みが終わり、ルーマニアでは今日14日から新学期。9月始まりの学校カレンダーなので、新入学も今日。可愛らしい新一年生、女の子のユニフォームはエプロンドレス。
 


今日に限らず、低学年は親御さんの送り迎えが通例となっているブカレスト。「そのほうが安全だから。」と我が子を学校に送り出すにも、心配が尽きないのです。物騒と言えば物騒、まだまだ荒っぽい事件が起こることもあるから。
 


新学期にあたって小学生達は花束を持って登校します。担任の先生にプレゼント。先生に会うのも3ヶ月ぶりなのです。


 
で、小学校の先生をしている友人のユリア、昨日は携帯電話が鳴りっぱなしだったそうです。用件は、「明日は何時に登校しますか?」などなど。そのたびに「明日は9時登校。持ち物はノートと筆記用具。2時間ぐらいで終わります。」

30件以上電話を受け、しゃべりっぱなし。「だったら留守番電話で自動応答メッセージにしておけばよかったのに。」などと悪知恵を働かせるわたしに、「ヒロコのそのアイデア、先週に聞いていたらそうしていたかもね。」と言いながら、小学校教師の仕事が彼女にとっては天職、「私は子供たちが大好き、そのご両親と話をすることは何の苦にもならないわ。」とそのたびに子供の話も交え、長電話になってしまったそうです。



さてワタクシ、マドモワゼルも今日、お花をいただきました。鉢植えの胡蝶蘭。とても背が高いです。倒れないように支柱がしてあるけれど大事に持って帰ったら、また玄関先で階下のおじいさんに出会いました。

おじいさん曰く~「やあ、あんた、学校へ行って来たのかい?今日から新学期、先生達は子供からお花をもらうんだよ。」

わたしのお花は、ランニングの友人イリアナから貰ったもの。なぜ貰ったのか、は次のエントリーで。

子供たちの写真は今日の夕刊紙より。




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