ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

週末のイベント~ブカレストの日

2008-09-19 | ルーマニア・ブカレストの日常
この週末、ブカレストはお祭りムードに包まれます。その名も「ブカレストの日」、1459年9月20日にヴラド・ツェペシュ公がこの地を都とし「Bucureşti」と名づけたのが、いまのブカレストの起こり。「Bucureşti=ブクレシュティ」はルーマニア名、「Bucharest=ブカレスト」は英語名。
 


プレイベントで金曜日に大学広場で中世風馬車のパレード。夜勤明けのマイダーリンと昼から出かけたときには肝心の馬はお役目を終えて、馬車だけが並んでいました。馬車の奥の建物が大学。
 


土曜日は夜9時から未明の3時まで、市内名所がライトアップ、この夜は市内の博物館・美術館が無料開放されます。



私たちは日曜日にマラソン大会を予定しているので、前夜は夜更かし出来ません、きょう少し早い目に大学広場近くにあるブカレスト博物館を訪ねてみました(入館料5.5レイ)。
 


以前は個人の持ち物だった建物が博物館として改装され、石器時代のものから近代のものまで、点数は多くありませんが歴史をたどるように展示されています。マイダーリン、大の歴史好き、武勇の活躍した時代の背景や、細かい年号も覚えています。私にとってはプライベート・ガイドつき博物館ツアーです。
 


前述のブカレストの産みの親、ヴラド・ツェペシュ公と言えば、吸血鬼ドラキュラのモデルとして有名。オスマントルコとの戦いの時代に、敵軍の捕虜を見せしめに串刺しにし、その残忍さが血塗られた公爵として名を馳せました。
 


博物館にはその当時の文書が残っています。ヴラド・ツェペシュ公の肖像画の横に飾られたこの文書、これによりヴラド・ツェペシュのサインとともに1459年9月20日と言う記念日が読み取られ、いま、ブカレストの日としてお祝いされているのです。


 
今年のイベントのフィナーレは日曜日のブライアン・アダムスのコンサート。国民の館前で行われます。例年花火を打ち上げたり、レーザー光線が出たりして盛り上がるコンサートは夜9時から、誰でも見に行くことが出来ます(無料)。でも、その時刻、きっと10℃以下に冷えてきているんでしょうね、今年は。
 
見に行かれる方、どうぞしっかり着込んで、風邪など引かないよう。いまのブカレスト、日中はノースリーブの人と革ジャンを着込んだ人が同居していますが、夜は確実に冷えてきます。寒がりの私、とっても外出できません~。

追記:お詫びと訂正
今朝のエントリーで、ブカレストの日、ブライアン・アダムスのコンサートを日曜日、とお伝えしていましたが、正しくは土曜日、午後9時半よりイズボール広場にて。
テレビのニュースで、午後7時前にブライアン・アダムスがオトペニ空港に降り立った様子が写っていました。開演まで2時間半、さすがルーマニア公演4回目のブライアン、リハーサルなし?

@ro


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