ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

夏限定サルマーレ

2008-09-09 | ルーマニアのご馳走
ルーマニア料理の代表格、サルマーレ。ルーマニア風ロールキャベツと訳されることが多いひき肉煮込み料理。ひき肉+玉ねぎ+お米を、柔らかくしたぶどうの葉っぱやキャベツで包み、煮込んだもの。しっかり煮込むので葉っぱの葉脈も柔らかくなり、とろけるように口の中に入っていきます。
 
夏だけの限定サルマーレは、アルディ(=パプリカ)にいつもの具材をつめたもの。アルディはピーマンと訳されることもありますが、日本のピーマンよりもずっと肉厚だけどやわらかく、味はあっさり。ほのかな甘みもあり、薄切りにしてそのまま塩をつけてかじると良し。



上の写真はピアッツァ(=市場)で量り売りしてもらうアルディ。よく出回っているのは黄緑色ですが、熟してくると黄色・オレンジ色・赤となってきます。日本で言うパプリカに近いかな。市場のものは近郊で採れた地場産業もの、美味しさは格別。
 


いつもながらの手際のよさ、お姑さんの手作りサルマーレ。玉ねぎをしっかり炒め(→油多い目なので玉ねぎみじん切りの油揚げ?→こんな感じ)、洗い米、次にひき肉を加えてさらに炒めたものが具材。



アルディの芯と種を取り除いたものに詰めていきます。



ぶどうの葉っぱにも包んでいきます。



適当に散らばらせ、ざく切りトマトをのせ、トマト味のスープで煮込みます。ここで数種類の手作りハーブ登場。手作りハーブは乾燥しているので、わたしには枯れ草を底に敷き詰めているように見えます??ローリエ・黒胡椒粒なども降り込みます。



・・・あ、今回も出来上がり写真を撮るのを忘れてしまいました。出来上がったらいつも食べる専門!煮込むのに長い時間かけるので、お腹を空かせて待っているからです~~


追伸:
一般的にレストランで出してくれるサルマーレは、キャベツ包みのもの。
ぶどうの葉っぱに包んだものは、我が家のお姑さんのおふくろの味。田舎のモルドヴァ地方でよく食べられているものなのです。同じルーマニアとはいえ、ぶどうの葉っぱ包みをほとんど食べない地方もあるそうです。
私はどっちも好きだけど、ぶどうの葉っぱ包みのほうが好きかな~!




ブログで広がる友達の輪!