まきた@VetEpi

酪農学園大学をベースに、発展途上国と日本の獣医疫学に取り組む獣医師のブログです。

サマータイム

2005-03-31 06:35:07 | 異文化
そういえば、3月27日(日)からサマータイムになって、時計を一時間進めました。
冬は本当に憂鬱になるくらい日が短かったけど、今は夜7時になってもまだ明るいです。
夏至の頃はどうなってしまうのやら・・・。

頭の中で、地球儀を回して確認してしまった。

屋根裏イースター

2005-03-30 08:33:04 | 異文化
先週の金曜日から今週の月曜日にかけては、イースターというキリスト教の祝日がありました。
イースターは、イエスキリストの復活祭です。

こちらでは、イースター・エッグというものが特徴的です。
卵は、生命が生まれる象徴で、復活のイメージにちなんでいます。
町中では大きいチョコ・エッグが売られていて、子供達は喜びますが、伝統的には、卵にきれいな絵を描いて祝います。

僕たちは、日本、イギリス、ネパールの仲良くなった友人で集まり、サムとサリーの家でパーティーをしました。
写真は、サムの創作活動のスタジオになっている自宅屋根裏にて、みんなでセッションしたあと、イースター・エッグ作りをしているところ。友人達のお陰で、イギリス文化を体験出来ました。

マスク

2005-03-24 15:44:00 | 異文化
こっちへ来たとき担当教官に、
「日本人って、風邪ひくとマスクをして、写真を撮るときピースするんだよね!」
と言われた。

そう言えば、町中の人がマスクしてない!
でも僕は、大学の部屋の中では、風邪をひくとマスクをしてます。
医者も、のどが痛いときは湿度を保って、などと言いましたが、それならマスクの普及でもせんかい!と思います。

マスクは西洋から伝わったと思っていたので意外。

温泉マーク

2005-03-23 05:01:08 | 異文化

温泉マーク。

うちの大学には、校舎内にたくさんこのマークが貼ってあります。
イギリスでは、このマークの持つ意味は何だか分かりますか?

答えは、「Fire Alarm;火災警告」です。
火災報知器や、消火器のそばに貼ってあります。
これを見ると、なーんだかほっとしちゃうんですよねー。

I am sorry...

2005-03-23 04:03:31 | 異文化
いやー、昨日は久しぶりに40度近い熱を出してしもうた。
心臓がバクバク拍動して、横になっているのも気持ち悪いくらい。
2歳の天馬にこのウイルスはきつかっただろうなと思いました。

しかしおかげで、大切な表現を知ることが出来ました。

子供や僕の病状を心配してよく電話がかかってきましたが、まだ熱が高くって、と言うと、
「Oh, I am sorry...」
と言うのです。

一人目の時は何で謝るの?とただ不思議に感じましたが、二人目からは、決まり文句なのだということに気が付きました。それは大変ですね、のような。
こんなこと学校で習いました?
これは覚えておいたほうがいい表現ですね。

Monkey Temple

2005-03-21 06:42:37 | いろんな人がいるよ。
友人のステワート、メリナ夫妻が、とうとうネパール雑貨店をオープンしました。
今日はオープニング・パーティーだったのだけれど、風邪で行けなかった・・・。

でも、昨日行ってきたので、写真を載せます。
カウンターも内装も、全部自分達の手作り。
日本でもインド・ネパールのヒッピーデザイン的なものは未だに人気があるけど、こちらでも同じ。
内装の色使いがイギリスだな、とは思いましたが。

何はともあれ、夢を実現させたというのは気持ちのいいもの。
僕たちとしてもお香や小物が手に入りやすくなるので嬉しい限りです。
Monkey Templeというのは、ネパールのスワヤン・ブナートという寺院の別称で、サルがたくさん住んでいるところから来ています。彼らはその名を店名にしました。

洟のかみ方

2005-03-21 06:25:55 | 異文化
天馬がよくなったと思ったら、また僕が風邪をひいてしまいました。
くしゃみ鼻水がひどいこと。

そういえば、こっちへ来てイギリス人の洟のかみ方を見て、うわっと思いました。
みんなよくくしゃくしゃのハンカチでジーンと洟をかんで、またポケットにしまいます。
そして数分後、同じことを繰り返します。

僕がこの光景を始めてみたのは、緒形拳がCMか映画で洟をかむところだったと思います。
確かに紙だと今回みたいなすごい鼻水のときはもったいない。
こんなことで熱帯の森林が伐採されていくのはアホらしい。

異文化で、自分に異質なものだと、気持ち悪く感じるものです。
ネパールの村で暮らしていたときは、手鼻でした。
おかげで、僕は手鼻がものすごく上手です。
でも、手鼻や痰をそこらに吐くというのは、衛生的に良くない。あの時はトイレでお尻を洗うのも水と左手だったし、質のいい紙なんか手に入らなかったので、しょうがなかったのです。

今、手元にハンカチを置いて書いているのですが、これはいいかも。ただ出先だと、手を洗ったら何で拭くっちゅうねん?という問題があるなあ。明日はどうしよう?

交際範囲3;僕の場合

2005-03-20 11:46:25 | いろんな人がいるよ。
昨年12月に、チーム研究という、博士課程向けの参加型講義があり、そこでまず初めにやったことは、お互いの「coincidence;偶然の一致」探しでした。
参加者は1分ごとに相手を変えてはちょっとした会話をして、偶然の一致を探して行きます。参加者10数名がほぼ全員と会話をしたところで、講師は一人一人に、何人と、どのような偶然の一致、共通項があったか聞きました。

ここで驚いたのは、他の参加者はそれほど偶然の一致を見出せなかったことと、僕は話した全員とそれらを見出したということでした。
これはもしかしてエリート街道を歩んできた人とそうでない人との違いだったり、僕が比較的年を多く取っているからであったかも知れません。しかし、僕が思うに、僕は研究内容についてではなく、大抵簡単なことから聞いたからだと思います。どんなスポーツやったの?とか趣味は?とか。

「偶然の一致、もしくは共通項探し」
これが交際範囲を楽しく広げていく基本でした。

僕の最近の共通項は、音楽、日本、ネパール、妻、子供、Taekwan-do、そしてカトー・ユリさんといったところ。Taekwan-do(テッコンドー)は、去年12月に始めました。

交際範囲2;カトー・ユリさんの場合

2005-03-20 11:13:59 | いろんな人がいるよ。
以前カトー・ユリさんに誘われてパブに行った時のことです。行ってみると、ユリさん以外の4人は皆旧知の仲なのかと思いきや、皆ほぼ初対面だけど、面白そうだからみんな誘ってみた、ということでした。
日本人4人、台湾人1人、フランス人1人の組み合わせでしたが、共通していたものがあります。

それは、「日本語」でした。

しかし、いくら日本または日本語という共通カードがあったとしても、市内バスに乗って目的地で降りるまでに、初対面の人と友達になれますか?彼女は人並み以上にそういった能力を備えているのですが、僕が感心したのは、英語能力が高いにもかかわらず、日本というカードを敬遠せずに、有効に使っていることです。それだけ英語に関しては十分に会得しているのかも知れません。

僕も含めて多くの人は、留学したら、英語が母国語の人と英語だけで交友関係を作りたいと考えるものだと思いますが、なかなか上手く行かないことが多いと思います。
僕も一時、せっかく外国にいるのに日本人と付き合っていて英語を話さなければ勿体ないと考えてしまって、出来るだけ日本というものから遠ざかろうと考えました。しかしそれは英語上達、外国での友人作りに決して近道とは言えないかも知れません。