補聴器のハットリBlog

耳ときどきお酒

補聴器のメンテナンス

2017-02-14 17:47:57 | 補聴器


オーティコンのRICタイプ補聴器「オープン3」の

メンテナンスを行いました。



左の補聴器の赤い冶具で指している部分

右にはついているボタンが外れています。

音量や音質設定を切り替えるボタンなのですが

補聴器の取り扱いに不慣れなお客様が時々

電池の蓋と間違えて力ずくでもいでしまうのです。

オーティコンに限らず、どのメーカーでもよくあることです。

デモ器がこの状態はよろしくないと、担当営業がすぐパーツを送ってくれました。

さすがです!

早速、取り付けてみました。

本来は、ボタンのみはめ込めば良いのですが

何故か、リアハウジングごと送られてきたのでそっくり交換します。



見難いですが写真のとおり、2本のピンを外すことにより

リアハウジングが外れます。



中が露になりました。

上から第1マイク・第2マイク・アンプ・通信ユニットとなります。

尚、オーティコンも主要部品にナノコート(撥水加工)を施してます。



新品のリアハウジングを組み上げた状態



レシーバも取り付けてメンテナンス完了!

本来であれば、メーカーに返送し1週間時間を要する作業ですが

担当営業の柔軟な対応により、1日で直すことが出来ました。

ちなみに

修理ではなく、あくまでメンテナンスと表現しています。

管理医療機器である補聴器の修理は、「修理業」という資格が必要です。

他にも補聴器販売は医業ではないので

聴力検査ではなく、聴力測定

カルテではなく、お客様記録用紙等と言います。

一応は・・・。




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