町作り研究会(容子の部屋-別室)

町作り関連。地方新聞トピックス等

伊能忠敬の功績・・・

2007-03-29 20:48:41 | 雑感

 

 

          

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江戸時代に日本全国を自分の足で歩き、測量をし日本最初の地図を作った人として伊能忠敬については学校でも習った記憶があります。

また図書館で借りた本のなかにもこの江戸時代に・・しかも測量計も原始的な縄と、人間に歩数を基にして、すばらしい日本地図を作り上げた事を・・・今でもこれとまったく同じ方法ではやり手がいないと思いうほど多くの困難を切開き完成されたことは否ならノーベル賞にも値すると思います・・・

この伊能忠敬氏は、上総国山辺郡現九十九里町に生れ、後に佐原村伊能家のミチの婿養子となります。1781年に佐原村本宿組名主となり、利根川堤防修理に活躍した人として・・その功績により苗字帯刀を許されるという、当時としては破格の待遇を受けました・・

その後家督を長男に譲り・・・いよいよ測量家としての人生が始まります。第一次測量を1800年から奥州街道、蝦夷地を測量して実測図を作っています。また幕府より苗字帯刀を許されるほど、当時の日本には正確な地図がなかっただけにこの伊能氏の才能に幕府も相当の期待を抱いていたと思われます。





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その後第2次から第10次計測までかかってとうとう日本全国の計測を終え・・・ここに日本で初めて正確な日本地図が出来たのです・・・この播磨に残した足跡をたどり、地域の魅力を見直す「ふるさと播磨街道再発見で地域をつなぎ隊」のシンポジウム(神戸新聞社後援)が十八日、加古川市加古川町の加古川駅南まちづくりセンターで開かれた

  同隊は、地域のリーダーを育てようと県が主催する「ふるさとひょうご創生塾」十期生の有志八人。昨年五月から明石や加古川、高砂、姫路を歩き、旧山陽道の道標や石仏の状況などを調査してきた。今回は、これまでの活動をまとめた冊子の完成報告が目的で、約百二十人が集まった。

 まず、播磨学研究所(姫路市)の橘川真一所長が播磨街道の歴史などについて基調講演。「地元の人には、道標などを見ながら昔の街道に思いをはせ、一度歩いてほしい」と呼びかけた。

 その後、橘川さんのほか、高砂市史編さん専門員の田寺典似さん、同隊の高塚洋隊長らが意見交換。高塚さんは「地域ぐるみで街道を守る活動を継承していきたい」と抱負を語り、田寺さんは「地元にあるものの貴重さは、地域住民ほど意外と気付かない。それを守ろうと、息の長い活動を続けるのは重要」と同隊の成果を評価した。

(神戸新聞より引用) 
 


優秀教員がここにも居た・・・

2007-03-19 00:44:51 | 雑感

 

最近は政府も教育改革に本腰を入れて取り組んでおります。しかし現場サイドでは問題を処理出来ず、そのことで先生自身が心労で倒れたり・・・問題が山積しているようです。

でも、それらにもめげず 2月15日(木)、文部科学大臣優秀教員表彰式が安倍内閣総理大臣出席去れた会で・・・東京都千代田区科学技術館サイエンスホールで行われ、秋山小学校の小林紀惠教諭が優秀教員として文部科学大臣から表彰を受けました

 この表彰式は全国の国公私立学校の現職の教育職員を対象に、特に学校教育における実践等に顕著な成果を挙げた職員に表彰されるものです。

 小林先生は平成17年に優秀教員表彰を受け、今回で2回目の受賞なそうですが・・・このような優れた先生は、 もっと多くの人に知らせたいものです・・・

私は自論として、子供であっても社会人予備構成であり・・そのことをしっかり教えて欲しいと思います。子供にも権利がありますが同時に義務がある事をはっきりと教え、実践活動も授業の一環として取り入れて欲しいと思います。

子供にとっての世界は学校と家だけではなく、社会がある事を先生方もしっかり生徒に伝えて欲しいし・・・どんど社会人を学校に呼び込んで欲しいです。

狭い世界での価値感で子供達が戦うからいじめは依然として陰湿に行なわれていると聞きます・・・先生方ももっと社会人との交流して方の力を抜いてください・・・


仙台駅と空港、直通17分開業

2007-03-17 18:49:34 | 雑感

 

        

                仙台空港駅本屋鳥瞰図.jpg     

 最近は地方空港が各地にありますが、採算面で中々厳しいようで、便数が大分減っているようです。いまは新幹線が発達してますので、そのようが便利です。

しかしこの仙台空港は、仙台駅-仙台空港駅は最短17分で結ばれるそうで、これなら利用客も多くなると思います・・・

以下河北新報より

 JR仙台駅と仙台空港を結ぶ「仙台空港アクセス鉄道」が18日、開業する。

仙台駅から名取駅まではJR東北線(10.4キロ)。名取駅から仙台空港駅までの仙台空港線(7.1キロ)が新設され、第三セクターの仙台空港鉄道が運営する。

総事業費は約417億円。JR東日本と相互乗り入れを行い、仙台駅-仙台空港駅は最短17分で結ばれる。車では40分かかり所要時間は大幅に短縮される。
1日に40往復の列車が運行し、利用者は1日1万人を見込んでいる。15日は名取市の仙台空港駅で仙台空港線の完成式が行われ、約230人が出席。出席者は試運転の列車に乗車し、真新しい車両の乗り心地を確かめていた。

いま、最も人気があるのは名古屋空港ですが・・・仙台空港も名古屋空港を参考にして利用しやすい空港になるようにすれば国際空港として多くの国の飛行機が利用しやすくして欲しいです・・・

特に最近は各地で海外からの観光客を呼び込み、経済的に後進権の多い東北地方にも優れた観光地も多く、人々も優しい素朴な人が多いので・・・対象をこれからは外国人に対応するような地域作りには励まれますよう・・・この仙台空港が一役買うと良いですね・・・             
         仙台空港駅写真

 

               


ホンダ創業者自伝『夢を力に』・・・、

2007-03-13 18:48:30 | 雑感


           本田宗一郎夢を力に

 「ホンダ」の創業者、本田宗一郎氏(1906~1991年)の自伝『夢を力に』がこのほど、ベトナム語に翻訳、出版された。同書は氏の生い立ちから自動車修理工場での見習い時代に始まり、「世界のホンダ」を築くまでの半生をつづったもので、日本でも多くの反響を巻き起こした一冊。

(ベトナムニュース)

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最近経済成長が軌道に乗ったベトナムで、日本の本田宗一郎氏の自伝「夢を力に」ベトナム語に翻訳され出版されたそうです。

 ベトナム語版は、サイゴンザイフォン新聞社書籍出版センター、チーズン・ビジネススクール、サイゴン文化出版社が共同で出版したそうで、日本で40年のビジネス経験があるグエン・チー・ズン氏が翻訳を担当したとの事です・・・

    クリックすると新しいウィンドウで開きます

サイゴンザイフォン新聞社はこの機会に、若者を対象として科学技術による祖国発展の夢を描く「ベトナムの夢」作文コンクールを開催するとの事です・・・なお、入賞者には奨学金が給付されるそうで・・ベトナム人にとっても、この本は「ベトナムの夢」をかなえるために参考になる要素が多いと思います・・・

特に本田氏が最初は本当に小さな自転車屋から始め、総意と工夫・・そして困難にも諦めない強い信念・・・そして共にこの夢に向かって一緒に働く仲間がいました・・・
きっとこの本をお読みになればベトナムの少年お心にも勇気がわき、そのうちすばらしい企業家が生まれると信じます・・・くじけないで・・・夢に向かって羽ばたいてね・・・

ベトナム人も気質的には日本人に似て努力家が多いと聞きます。幸い世界の投資先にベトナムも少しずつ人気が出てきましたし、日本との関係も良好のようですので
団塊の世代の退職した方の自分の技術を教える場としてこの国を考えてはどうでしょうか?

私は日本外交のためにも、このベトナム・インドが発展しそれらの国と日本との連携をより一層強めてもらいたいと思います。
ただこの国も現在も共産主義を国是としている点が・・・気になりますが・・・



あんどん東山花灯路」始まる・・・・ 

2007-03-12 19:24:49 | 地方新聞

 

 

 

 

 京都市東山区の清水寺や八坂神社、青蓮院(しょうれんいん)周辺の4.6キロの小路(こみち)を2400基のあんどんで照らす「京都・東山花灯路(はなとうろ)」が10日、始まった。石畳の道の脇に暖色の光が添えられ、行き交う人々の影を優しく映し出した。21日までの午後6時~9時半。   

写真

あんどんの光が辺りを幻想的に映し出した

 府や京都市などでつくる京都・花灯路推進協議会が主催。途中10カ所に生け花が飾られているほか、今回は5周年記念事業の一環として、大谷祖廟(そびょう)前の参道に漆塗りのあんどんも設置した。

 期間中は圓徳院、高台寺などで夜間の特別拝観がある。高台寺公園に特設した舞台では琴演奏や舞妓(まいこ)の踊りなども披露される。

(朝日新聞)


姫路菓子博2008・・・

2007-03-11 09:08:25 | 地方新聞

 

            

尼崎市立尼崎工業高校(同市東難波町二)が、姫路市で来春開かれる「姫路菓子博2008」のPRカーを制作することになり、八日、ベースとなる五〇ccの一人乗り小型車「マイクロカー」を同校で披露した。

(神戸新聞)

       <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<姫路城


私はこのようなニュースを見るとうれしくなります・・・だって高校生が地元の行事に積極的に参加し、しかも五〇ccの一人乗り小型車「マイクロカー」を制作したとは・・・

 そもそも、昨年、菓子メーカーと提携し、「カバ車」を復刻したことで話題を集めた同校。カバ車が菓子博のPRに起用されると知った内藤康男校長(58)が、実行委員会に企画を持ちかけたそうです・・・

この車は、長さ百七十五センチ、幅百八センチ、高さ百四十五センチ。最高速度は時速五十キロで公道も走れるそうで・・・今後、愛らしいマスコットキャラクターをモチーフに、生徒たちがデザインを決め、七月から本格的に制作開始して、九月の完成を目指すとの事です・・・

姫路市はもともと前田藩として栄え、しかも当時の豊臣、徳川政権に敵意を見せないよう風雅を旨として乗り切り・・・現在もあの白鷺城と言われる素晴らしい城と、書写山の中にあるこれまた素晴らしい円教寺・・・これを見るだけでも寺建築美を堪能できます・・・                     常行堂の写真         
     書写山新緑まつり
現在は市の管理とかでお坊さんも少なく一時は多くの僧侶の修行の場であったときいてます。ですから宿坊も多くあります。

この大きな文化財を活用し、この地の風雅な気風が生んだ御菓子・・・をPRする可愛い車で大人も子供も色んな企画を立てて世界の人々にこのすばらしい姫路市を活性化してくださることを願います・・・

 


町屋に広がるアート空間 景観形成地区・・・

2007-03-08 19:30:12 | 市町村実践編

 

        
     たつの市龍野町下川原、旧サービスセンター

兵庫県たつの市にある龍野町は昔からの古民家や蔵など城下町の風情が残る街の特徴を活用し、たつの市龍野町の景観形成地区の充実を図っているそうです・・

この街は城もある落ち着いた文化財の恵まれたその価値を生かした街作りに、町家や昔ながらの建物を生かしたギャラリーが相次いで開設され、創作に打ち込む作家やアーティストの活動の場が広がっていると聞きました・・・

龍野町では、 昨年十一月築百年の民家を改装し、オープンしたカフェギャラリー「結(ゆい)」が完成しました・・・畳模様の土間、土壁、格子窓など、職人が丹念に仕上げ、約三年がかりで完成したそうです・・

 オーナーの得平里美さん(49)は「時間と手間をかけて作り上げる過程が楽しかった。ものづくりの魅力を感じてもらえるような場所にしたい」と話しておりました。

 付近では、作家に開放する喫茶店や創作工房、ギャラリーがここ四、五年で増え、現在は約十カ所にも増えたそうで・・・、「サービスセンター」の名で住民に親しまれた集合店舗も二〇〇五年、展示スペースとして生まれ変わったと聞きました・・・

 ゆったりとした時の流れに包まれた町並みに、アートが新たな息吹を注ぎ込むこの町並みが年々増えて、倉敷とは違ってもあのような景観地区の誕生を心からうれしく思います。

兵庫県には神戸の外人住居街などがありますが、たつの市もこの努力を重ねていけば・・・神戸にいった人はたつの市にも行ってみよう・・・と気になるような街を皆さんの努力で作られたら・・・と願ってます。

           
          たつの市龍野町、カフェギャラリー



倉吉市:美しい景観を守りたい・・・

2007-03-06 23:45:41 | 地方新聞

 

 

                 004.JPG 
        

いいニュースを見つけたわ・・・それは倉吉市・・この街は白壁土蔵群や大山山ろくの自然を活用したまちづくりを進めているとの事で、倉吉市では美しい景観を阻害する建物や広告などを規制する景観条例と屋外広告物条例の2案を3月議会に提案するとの事です・・・

これらは、いずれも県内の市町村では初の取り組みで、というより日本でもまだこのような市条例を持った自冶体は珍しく・・・倉吉市では街の美化に主眼を置いた街作り法案が可決後、市民や業者への周知を図るとともに、規制を強化していく方針のようです。

これらが周知徹底するまでには時間がかかると思いますが・・・是非定着してほしいものです・・・ 

私は地方を旅するたびに、優しい自然にふにあいな 多くしかも原色を使った看板に幻滅します。最近はどこの自冶体も町興しが盛んですが・・・倉吉市のような取り組みから始めた所が珍しかったので・・・そして街が持っている景観保護 こそ旅人の心を安らがせると思います・・・                 

 
04年施行の景観法に基づいて、倉吉市は05年8月、これまで県が行っていた景観計画の策定や条例による景観保護の規制を独自に実施できる「景観行政団体」として県内で初めて県の同意を受けたと聞きました・・

 そこで市は、有識者や広告業者、市民らによる委員会の開催や景観まちづくり課を新設するなど対策に着手し・・・建物建設や屋外広告を設置する際、過度な照明や色彩を規制し、従わない場合は撤去や業者名の公表などができる2条例の策定を進めたそうです・・・エライワ・・・
 
          三朝温泉 斉木別館             後楽                      

 2条例の対象地域について、既に制定している県が市街地や幹線道路沿いを中心にするのに対し、同市案は市内全域を対象にして農村部での景観保全にも重点を置くなんで初めてです・・・

市景観条例案で義務付けた建物の届け出は、地域に関係なく一律で高さ13メートル以上、面積1000平方メートルとか・・・

県は、商業地域のみ高さ20メートル以上、面積1500平方メートル以上と他地域より緩和しており、市はより厳しく定めたそうです。

 屋外広告物条例案は
▽表示面積の許可基準を120平方メートル以下に規制
▽高さ10メートル以上、面積30平方メートル以上の広告物の彩度制限やネオンの点滅の禁止――など、県の基準をそのまま取り込んだそうですが・・・
倉吉市は「市民や業者に景観保存の重要性を認識してもらえれば」といっていります・・・