ちょいと一念発起して、レベルのティーガーIを作り始めました。いろいろディテールアップパーツが揃ってきたので、使わないともったいないと思いまして。
このレベル1/72のティーガーI、もう10年以上前の製品ですから、現在のレベル製品に比べるとかなり作りにくい。特に足回りは難しいと、ネット上でもあちこちに書いてあります。確かにキャタピラを履かせるのには苦労しました。組み立てのコツをメモしておきましょう。
まず、常に二~三手先を読みながら作業をすることです。ティーガーのような千鳥配置の転輪の場合、それぞれがまっすぐになっていないとキャタピラが通りません。それと大切なのが、転輪に対して起動輪や誘導輪の縦位置がそろっていること。キャタピラがこことここを通って…なんてことを常に考えながら組むとうまくゆきます。
また、起動輪と誘導輪の周りはキャタピラが1ピースずつのバラバラになっています。これを1個ずつ車輪につけようとするとうまく行きません。ここは先に6個ずつくらいを連結しておいて、接着剤が半乾きの時に車輪にそってカーブをつけておき、それから接着する方がきれいに仕上がります。ただし起動輪の歯はうまくキャタピラにはまりません。ティーガーの起動輪は、内側(車体側)はキャタピラの突起が歯と歯の間にはまる、外側は歯がキャタピラの穴に入る、という形になっています。その外側の歯が穴に入らないのです。まず内側の突起を歯と歯の間の溝にはめておき、キャタピラがまっすぐになる程度に外側の歯の頭をカットしてやるとうまくいきます。
恥ずかしいのですが、この作例ではキャタピラ上面の曲線がちょっとなだらかすぎたようです。起動輪から下がってきたキャタピラの上面が、もうひとつ後ろの転輪で接するようにすればよかった。それからよく見ると、いちばん外側の転輪がキャタピラから浮いていますね。内側の転輪をもう少し薄くけずり、キャタピラのガイドの奧まではまるようにしてやらないと、車輪全体が沈みません。
さてこの写真、車体前面や側面の装甲板にぼこぼこ穴が開いているでしょ? さあこれはなんでしょうか? 被弾跡? まさかティーガーの装甲板はそうボコボコと貫通はしないでしょう。続きは次回!
このレベル1/72のティーガーI、もう10年以上前の製品ですから、現在のレベル製品に比べるとかなり作りにくい。特に足回りは難しいと、ネット上でもあちこちに書いてあります。確かにキャタピラを履かせるのには苦労しました。組み立てのコツをメモしておきましょう。
まず、常に二~三手先を読みながら作業をすることです。ティーガーのような千鳥配置の転輪の場合、それぞれがまっすぐになっていないとキャタピラが通りません。それと大切なのが、転輪に対して起動輪や誘導輪の縦位置がそろっていること。キャタピラがこことここを通って…なんてことを常に考えながら組むとうまくゆきます。
また、起動輪と誘導輪の周りはキャタピラが1ピースずつのバラバラになっています。これを1個ずつ車輪につけようとするとうまく行きません。ここは先に6個ずつくらいを連結しておいて、接着剤が半乾きの時に車輪にそってカーブをつけておき、それから接着する方がきれいに仕上がります。ただし起動輪の歯はうまくキャタピラにはまりません。ティーガーの起動輪は、内側(車体側)はキャタピラの突起が歯と歯の間にはまる、外側は歯がキャタピラの穴に入る、という形になっています。その外側の歯が穴に入らないのです。まず内側の突起を歯と歯の間の溝にはめておき、キャタピラがまっすぐになる程度に外側の歯の頭をカットしてやるとうまくいきます。
恥ずかしいのですが、この作例ではキャタピラ上面の曲線がちょっとなだらかすぎたようです。起動輪から下がってきたキャタピラの上面が、もうひとつ後ろの転輪で接するようにすればよかった。それからよく見ると、いちばん外側の転輪がキャタピラから浮いていますね。内側の転輪をもう少し薄くけずり、キャタピラのガイドの奧まではまるようにしてやらないと、車輪全体が沈みません。
さてこの写真、車体前面や側面の装甲板にぼこぼこ穴が開いているでしょ? さあこれはなんでしょうか? 被弾跡? まさかティーガーの装甲板はそうボコボコと貫通はしないでしょう。続きは次回!