みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

HobbyLinkJapanでPayPal送料無料キャンペーンやってたので

2014年05月25日 20時20分14秒 | 火砲その他
 ホビーリンクジャパンでは5月30日までにPayPalで支払いをした場合に限り、送料が無料になるキャンペーンをやっています。
http://www.hlj.co.jp/paypal-free-shipping-campaign
PayPalなら海外サイトで買い物するときに使ったことがありますので、この際買い逃した物を買っておくことにしました。
 送料無料だからたくさん買っちゃおう、ということならよかったのですが、今回は逆で、一個だけ買うのに普通なら送料がもったいない、この際だから一個だけ買おう、ということなんです。ホビーリンクさんすみません。でも、近所の模型屋さんで売っていない洋書資料やパーツでいつもお世話様になっております。
 で、その買い逃した物というのは何かと言うと、マスターボックスの「British Infantry Weapons, WW II era」なのです。こういう物は今までもっぱらHobbyTerraで買っていたんです。何と言っても自国製品だから日本で輸入品を買うよりぐんと安い。でも、これも一個だけ買うのは送料がもったいないと、他に欲しい物が揃うまで待っておこうと思っていたんですね。今までだとマスターボックスの製品は、そんなに慌てなくともすぐに在庫がなくなることはなかったし、それにAmodelやModelsvit で入荷待ちの物がいろいろあったんです。
 ところがところが、しばらくしたら、この英軍火器セット、品切れ入荷待ちどころか、製品自体がHobbyTerraのカタログから落ちてしまっていたんです。げっ、ということは生産休止か? 慌てて国内いろいろ問い合わせたんですが、どこも在庫無し。まあ仕方がないわいとあきらめておりました。
 ところがホビーリンクジャパンには在庫があったんですね。さすが~。それでこのセールで買っておいたわけです。英軍に絞った火器セットとしては今までブロンコ(軍用車輌搭載品)やリッチモデル(英小火器セット)があったんですが、これでマスターボックスもこれと比較して楽しむことができます。
 同製品は現在でHobbyterraでカタログに復活しているようです。
http://hobbyterra.com/product/british-infantry-weapons-wwii-era.html
但し依然として品切れ・入荷待ちのまま。以前、Sten Mk.IIIをSten Mk.IIからの改造で作ったことがあります。
http://blog.goo.ne.jp/m4-mee/e/127377501244954f5de11720eba369c6
今までの英兵のキットには、タミヤにせよドラゴンにせよミニアートにせよ、Mk.IIばかり入っていたので、古いタミヤの三人組みイギリス歩兵セットの一人にMk.IIIを持たせたい、ということで作ってみたんですが、これを各社小火器セットの製品版Mk.IIIと比べてみたいところです。自作だとどうしてもオーバースケールになりがちですから。

ModelsvitのI-3U(I-420)、キター!

2014年05月17日 23時48分33秒 | 航空機(露・軍用機)
 ホビーテラを見ていたら、入荷予定の新製品として、Modelsvitの「Mikoyan I-3U(I-420) 」が掲載されていました。それが確か一昨日の話。そして昨日はもう入荷になっていました。こりゃ、買うしかなかろう!ということで早速ぽちっとしてしまいました。これです。
http://hobbyterra.com/product/mikoyan-i-3u-i-420-soviet-interceptor-in-1-72-scale-modelsvit-72010.html
ちなみに、実機の画像I-3U(キリル文字だとИ-3У)について検索したら、こうなりました。
https://www.google.co.jp/search?q=%D0%98-3%D0%A3&client=firefox-a&hs=et1&rls=org.mozilla:ja:official&hl=ja&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=pXB3U-mYB4ro8AXC4oCIDA&ved=0CAgQ_AUoAQ&biw=1694&bih=887
ちなみに実機の解説は
http://en.wikipedia.org/wiki/Mikoyan-Gurevich_I-3

http://www.airwar.ru/enc/fighter/i420.html
にあります。ぱっと見、MiG-19に似ていますが、MiG-19が双発なのに対して、この飛行機のエンジンは単発です。機首のインテーク内にはショックコーンがありますが、特に内部にレーダーを装備しているわけではないようです。
 それにしても、Modelsvitはなかなかツボを押さえた面白い機種を出してきますねえ。最近は作る暇も保管する場所もないもので、あまり新製品を買い込まないようにしているんですが、結構ハイペースでこんな、今までならレジンキットのアイテムだったはずの機種を出してくれると、やっぱり買ってしまいます。最近ですと、Tu-144のためのデータ収集に使われたMiG-21のバリエーション、いわゆる「アナログ」(翼形がTu-144と相似形)も出ていました。
http://hobbyterra.com/product/1-72-mig-21i-first-prototype-analog-a-144-1-model-kit-modelsvit-72003.html
先程見たら、前期・後期と二種類あったアナログ機、後期型がもうカタログから落ちているようです。

 ところで、ホビーテラと言えばウクライナにある模型通販ですが、はて、昨今の政治状況を考えると、心配ですね。ホビーテラ以外にマスターボックスやミニアートもウクライナですから、ぜひ続けていろいろ新製品を出してもらいたいところです。そう言われれば、ミニアートの最近の製品の品切れ分、しばらく再入荷していないような気がします…。

HobbyBossのMiG-17F、Fresco C その2

2014年05月12日 00時00分56秒 | 航空機(露・軍用機)
 さてHobbyBossのMiG-17F、胴体右側と左側をそれぞれ別個に、あらかじめ接着して形にしておきたい、ただし胴体前半と後半の接着面はそのまま筋彫りになるくらいにぴったり接着したい。で、そのための手順ですが、まず胴体前半(機首)の左右パーツ、胴体後半の左右パーツをセロテープ留めで仮組します。そして互いの接着面をタミヤクラフトヤスリで慎重に削って平らにします。これで前半と後半はぴったり合う。そしてセロテープを外して、あらためて右の前後、左の前後をそれぞれ接着するわけです。
 この際、胴体表面(主翼側)の方を揃えて接着すれば、その分胴体の左右接着面側(胴体背面と腹部側)にしわ寄せが来て、左右胴体の合わせ目に隙間が出来ます。しかしそれは比較的埋めやすい。胴体表面に段差を持って行くよりも、左右胴体の合わせ目に隙間を持って行く方が絶対得策です。ただ、接着面があまり広くなく、しかも接着のためのダボやダボ穴もありません。強度的にやや不安だったので、内側からプラ板を当てて補強しておきました。

どうせエンジンは組み込まないのでここは少々異物が入っても大丈夫。

 さてこうしておけば、前後分割になっていない普通の飛行機キットと同じように組み立てることができます。ただ、主翼の取り付け部分に少し段差が出来て、主翼との間に隙間が出来てしまいます。その部分はプラペーパーを一枚貼り付けて調整しておきました。写真で白く見えるのがそれです。

 ここで一つコツを紹介。あらかじめ胴体の前後を、左右それぞれで接着する際に、接着面をヤスリで平らにして隙間ができないようにしてあります。ただし、ヤスリで平らにしたまま接着してしまうと、そこのパネルラインが埋まってしまって、筋彫りのようにならないんですね。ここは実機では、エンジン整備のために胴体後半をごっそり外す、その合わせ目です。だから他のパネルラインの筋彫りと同じか、それよりやや太いくらいの筋彫りになっていて欲しいわけです。
 で、接着前にあらかじめ「面取り」をしておくことにしました。接着面の角に、接着面に対して20~30度くらいの感じでデザインナイフを当て、横に軽くなでるように、少しだけ角を削ります。すると角が直角ではなく、いわゆる面取りをして角が取れた状態になりますね。そうした上で胴体前後を接着すると、接着面がそのまま筋彫りのような線になってくれるわけです。ハイライトを作って撮影してみましたがお分かりいただけますか。このピンク色の矢印のラインがそれです。

別の角度から撮影してみました。

ちょっと筋彫りにしては太すぎたかも知れませんが、まあここは単なるパネルラインではなく、取り外せる場所ですし。気になればサーフェイサーをちょっと流し込めばよいのではないかな。さてこれで主翼を仮組すると、一気に飛行機らしくなってきました。

HobbyBossのMiG-17F、Fresco C その1

2014年05月10日 00時03分49秒 | 航空機(露・軍用機)
 模型作る暇がないと言っても、まあちょこっとずつ触ってはいます。前回までレジンフィギュアの新製品の話をしていたと思ったら、今度はMiG-17で、いかにも行き当たりばったりですが、それはそんな風に、空いた時間で思いついたものを気ままにいじっているからでして、まあ何もしないよりはマシということでお許し願いたいと思います。
 さて、HobbBossの1/48ミグ17フレスコについては、以前新入荷時に簡単なレビューを書いています。ところが、全体的に悪くはないのですが、各所を擦り合わせるのがなかなか大変で、結局またまた放置になっていました。また引っ張り出して作ってみようと思い立ったんですが、それは特に胴体の前半後半の接着に関して試してみたいことがあったからです。

 このMiG-17のキットは、胴体後半を取り外してエンジンパーツを見ることができるようになっています。間違いなくタミヤのMiG-15を参考にしたのでしょうね。但し、エンジンに精密なレジンパーツを使うならまだしも、キットのプラパーツだけでは今ひとつ面白くありません。何より私は、機体全体の姿を見るのが好きなんです。だから胴体後半が取り外せなくてもちっとも構いません。それに、ただでさえテールヘビーで尻餅をつきやすいのに、エンジンパーツを胴体内に組み込んでさらに後半を重くするのも気が進まない。ということで、エンジンパーツはすっぱりあきらめて、胴体前後は接着してしまうことにしました。
 HobbyBossのキット、胴体がこのような分割になっています。

実機もこの位置で胴体後半を取り外せます。ところが問題は、仮組をしてみた限りでは、胴体前半と後半の接続部分にやや隙間ができるということなのです。これは何とかしないといけません。
 こうした分割の場合、しかも胴体前後を接着してしまおうとする場合、組み立て説明書通りにしない方がよいと思います。説明図通りだと、まず機首左右パーツを接着し、機首後半パーツ左右を接着し、そうした上で胴体前半後半を接着するという手順になります。しかしこれだと隙間や段差の調整がやりにくい。思い切って胴体右側は右側で先に胴体前後を接着しておく、同様に胴体左側は左側で胴体前後を接着しておく、そうした上で右全体と左全体を接着する、このようにする方が隙間が埋めやすい。早い話が、機体表面に段差が出来た場合と、機体左右の合わせ目(軸線に沿った方向)に隙間が出来た場合と、どちらの方が埋めやすいか、ということですね。当然機体左右の合わせ目の溝の方が、プラ板やパテで簡単に埋められる。機体表面の段差を平らに均すのは大変面倒だし、何より機体のラインを綺麗に出すのが難しい。やっぱり左右別々にあらかじめ胴体を作っておくのがよさそうです。

PlusmodelのMiG-15パイロット

2014年05月07日 00時08分17秒 | フィギュア(軍事)
 結局エアロボーナスのフィギュアやその他パーツを衝動買いしてしまったのは、最初に紹介した朝鮮戦争時のソ連空軍少佐が欲しくて、ちょうどそれが入荷していたので、同時に入荷したものも一緒に買っちゃったというところなんです。で、MiG-15関連のフィギュアと言えば、これも最近入荷したものなんですが、PlusmodelのMiG-15パイロットです。これ、すげえ出来がいいんですよ。
 トップ画像のフィギュア足下に置いてあるのは、 別部品になっているパラシュートです。背中側からの画像を見ると分かりますが、

膝の裏(アマガミじゃねえっての)の穴に、パラシュートのダボがはまるようになっており、ちょうどおしりの下にパラシュートを装着する形になります。そのままKK-1射出座席に座れば、ちょうど座席の窪みにパラシュートがはまるんですね。
 いやー、シャープな彫刻といい、細部の表現といい、ほれぼれするフィギュアですね。これに見合うMiG-15の完成品を作るのは、ハードル高いわ~。顔をよく見ると口ひげを蓄えているようです。メーカーのサイトは、ここ。このフィギュアのページはここです。ここに掲載されている絵はそのままパッケージにも使われていまして、

この絵のパイロットも口ひげを蓄えているんですね。
 MiG-15のパイロットと言えば、我々の間ではモノグラムのキットに入っていたものが有名です。この時代のソ連機のパイロットって当時は他になかなかなかったし、肝心のモノグラムのMiG-15が、当時の資料的制約からか、同じシリーズのF-86セイバーと並べてほぼ同じ大き、というめちゃくちゃなオーバースケールで、今から見ると歴史的価値しかないのに対して、このキットに入っていた立ち姿のフィギュアはめちゃくちゃ出来たよかったんです(ここに載ってます)。今もしも、安い値段でこのキットが中古市場に出たら、パイロット目当てに買っちゃうよ、というくらい。そういえばセイバーにもパイロットがついてたな。あれも出来がよかった。
 で、MiG-15がオーバースケールだったので、このフィギュアもでかいのかと気になって、在庫(フィギュアだけ捨てずに取ってあった)を引っ張り出して見たのですが、これがこのPlusmodelのフィギュアと大きさぴったり。背の高さも体格も同じくらいで、並べて使っても全く違和感ありません。ポーズはモノグラムの方が硬く、Plusmodelの方が自然な感じではありますが。

AerobonusとPlusmodelのMiG-29パイロット

2014年05月05日 00時01分20秒 | フィギュア(軍事)
 エアロボーナス、さらに合わせて買っちまったのが、MiG-29パイロットです。前回紹介した冬用ジャケットのパイロットと比べて装備が近代的に見えるのは、前回のフィギュアがライフジャケットでもGスーツでもない単なる防寒ジャケットを着ていて下が見えなかっただけだけなのかもしれません。ヘルメットは同じ型のものを被っているようですね。これもMiG-29のキャノピーを開けて、ラダーを取り付けて、その横に立たせるとかっこいいと思われます。ところが肝心の1/48のMiG-29については、以前はアカデミーのキットに、NeOmegaやFM Detailのコクピットセット、背中のフェアリングを大型化したC型に改造するためのNeOmegaの改造パーツ、その他PartやEduardのエッチングパーツなど、いろいろ取りそろえて、そのまま何年も放置しているうちに、興味がMiG-15やSu-22などやや古い時代の航空機に移り、近年になってディテールパーツ不要というグレートウォールホビーのキットが出てしまったのに今のところ作る気にならず、結局このパイロットフィギュアだけ先に作ろうかな、などと思っているところです。ところでこのエアロボーナスのフィギュア、後ろから見ると両足の間に大きなランナーがあります。フィギュア保護のための左右の壁と同様、このフィギュアの成形上の特徴なのですが、お尻への接続部はそう大きくなく、製作の際にこれを除去するのはそう難しくはありません。

 さてMiG-29のパイロットとしては、同様に大変出来がよいものにPlus Modelのものがあります。これも最近入荷したのでやはり買ってしまいました。

ちょっと面白いのは、このPlus Modelのフィギュアにはしばしば、フィギュア周辺に薄いバリが残っていることです。ここでシリコン型が前後割りになっているのが分かるわけですが、中には頭の上まで、フィギュア周囲にずっとバリが続いて残っているものもあります。炭素冷凍されたハン・ソロみたい…。
 それはそれとして、エアロボーナスのものは右腰にピストルホルスターを付けています他、Plus Modelのものはピストルは携帯していませn。左手に何か持っていますが、これは酸素マスクとそのホースのようです。ヘルメットもエアロボーナスのものと異なり、バイザーがヘルメット外部に跳ね上がるタイプになっています。
 メーカーのサイトはここ。
http://www.plusmodel.cz/karta_cz.php?id=586
http://www.plusmodel.cz/view_cz.php?id=586
製品のパッケージにもこの絵が使われています。これらフィギュアはMiG-29に限らず、Su-27や、または機体はもうちょっと古くても、現在運用されている機体には使えると思うのですがいかがでしょう。

AerobonusのSoviet air force fighter pilot - winter suit

2014年05月03日 00時24分44秒 | フィギュア(軍事)
 暦は五月になりました。さて、前回は朝鮮戦争時のソ連空軍パイロットを紹介しました。これと一緒に入荷していたのが、同じエアロボーナスのソ連空軍パイロット冬期スーツです。前回は運良くフィギュアの元になった画像を書物やネットに発見できましたが、どうも今回はモデルになった画像が見付かりません。そのため詳しいことは分からないのですが、ヘルメットや服装の雰囲気からして、Su-17~Su-22やMiG-21~MiG-23/27などの側に立たせて幅広く使えそうです。ヘルメットを付けている割には全体的に軽装備で、着陸後に飛行機から降りてきたところ、という感じなのでしょうか。
 右腰につけているのはピストルのホルスターですが、左腰につけているのは何でしょう。よく分かりませんが、ピストルの予備弾薬のパウチかも知れません。何しろ元の画像が分からないし、各時代のパイロットスーツの種類なんてなかなか分からないので、何色で塗ればよいのかなどよく分かりません。但しこのフィギュアで特徴的なのが、その冬用ジャケットです。随分着ぶくれた感じがしますが、実際ロシアの冬の飛行場ではこんな感じなのでしょう。襟のボア(って言うんですか?ファッションに疎いもので)のふわふわ感もさすがです。そう言えば、ミニスケ屋さん原型のロシア戦車兵の襟のボアもふわふわ感たっぷりだったのですが、あれは1/72でした。これは1/48。
 さらに特筆すべきは、ジャケットの生地の質感です。たぶん、アメリカのボマージャケットによくあるような、革製のジャケットだと思いますが、表面の質感がその革の感じを実によく表していると思います。特に背中からの写真をご覧いただければお分かりでしょう。ちょっとすり切れた感じに塗装すれば実感が出ます。こういう原型を作る技術って、すごいものですね。