音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

子育て支援者ワークショップ

2017-03-08 22:33:47 | 子ども

庭の花かんざしも、咲いてきました。
陽当たりの良い方向にだんだん寄って来て、鉢からはみ出していきます。

今日は、久しぶりに子育て支援者講座に参加しました。
時間が合わずなかなか、参加できません。

半分はワークショップ。
ここに来た理由を、1人ずついいました。
私は、自分の子どもが小さな頃、アトピー性皮膚炎で、おやつや、食事制限が多く、
友だちに預けても、迷惑かけるのではないかと心配。
両親でさえ、おやつに「なんでもたべれるでしょう。」と、疑われ、誰にも預けることができなかった。

友だちも、一緒に遊ばせることはできても、目を離して預けるということは、難しかったです。

ひどい時は、夜も痒がって寝ない、寝ないので私も寝られない。
母乳も腸の壁が敏感になりすぎて、栄養を吸収することができなく、飲ませても飲ませても、お腹が減っていて、泣きます。

食事も、オッパイにアレル源がでてはいけないので、自分もいきなりの制限食。
たべられるのは、野菜とお豆腐、調味料はカビが出たので、発酵させたものはダメ。
塩とハーブだけ。

寝不足で朝だか夜だか、自分でもわからなくなって、世界がずっと灰色に見えました。

6歳で幼稚園を探すと、給食替わりに、お弁当を持たせてもいいですか?ときくと、「こちらに通われる保護者全員が賛成したらいいです。」と断られ、やっと公立の幼稚園に入園を赦され、懇談で先生に「お母さん、本当に大変だったでしょう。しんどかったね〜。」と、言われた瞬間に、涙がバーッと…。

自分でもびっくりしました。
友だちもいるし、親も助けてくれてる。
全て満足というわけではないけれど、大丈夫やれてる。と、思っていたのですが、自分が思っているよりは、つらかったようでした。

その時に思ったのは、「こんなぐらい大丈夫」なんて思っている限り、誰も子どもを預けることなんてできない。

親や家族が頼れない時もあるし、自分も子どももいつも健康とも限らない。

何もかも外から見て揃っていても、いろんなことで心が傷ついて笑えない時もあります。
少し預けて、笑顔で子どもと向き合うことができれば、その方が子どもにとっても幸せなんじゃないか。

自分は大丈夫っていう人もいていい、でも、いろんなことで、大変な人がいるということも、少しでいいから頭の片隅に置いていて欲しい。

それで、うらやましくなったり、怒りたくなったら、それは大丈夫じゃないってことだから、どうか自分を幸せにしてあげて。

助けてっていうことは、負けることじゃない。助けてあげることは、勝つことでもない。
助ける人が上で、助けられる人が下なんて決めるのはおかしい。
役割は変わっていく。今は私は余裕があるから、助けたい。でも、私も助けてもらうかもしれない。
「助けはいらない。」と無邪気にいうことで、助けがいる誰かの口を塞いでしまうことがあるかもしれない。

だから、私はお母さんたちの居場所を作りたいし、私も助けられたい。
そんな感じ。