my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

森の絵本

2008-03-14 14:52:53 | ひらきよみ(読み聞かせ)
今日は、今年度最後の「ひらきよみ」の日でした。入ったのは6年3組。

この時期の6年生に読みたくなるのは『ラチとらいおん』って
書いたばかりなのに‥この本を選んでしまいました。
(はい、長田ブームが続いているのです)

大切な友達に贈った、思い出の本でもあります。




森の絵本
        『森の絵本』
    長田弘 作  荒井良二 絵



どのページの、どの言葉も、とても吟味されていて、
すっと心に沁みてくるものばかりです。

聞こえてくる言葉が、「教室の中にいる」6年生には
すこしこそばゆく感じるものもあると思うけど。
ひとりでいるときページを繰れば、なんとなくわかるなあと
感じるようになる年頃だと思うのですが‥どうなのかな。



どこかで よぶ声が します。

 ーだいじなものは 何ですか?

 ーたいせつなものは 何ですか?






コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「本という不思議」 | トップ | しあわせをかみしめる »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (しるばぁ)
2008-03-15 16:11:31
ルリユール繋がりで、やってまいりました。
しるばぁ と 申します(ペコッ)
ジュエリー作家を やっています。

rucaさんは 絵本や読み聞かせが 大好きな方なのですね^o^
よみきかせで 各クラスを 廻ったことが 懐かしくよみがえってまいりました。
「ぐりとぐら」に出会ったとき、「今の子はいいな~ 素敵な絵本が いっぱいあって」と 思ったころから 絵本や 子供の本に はまりました。
末の子が もう高校生で すっかり 絵本は 読んであげなくなって しまいましたが、親戚の子の 進級祝いや お年玉の代わりなどに 絵本を贈ることにしています。
最近は 自分の子が 大きくなってしまったので どんな本が 良いだろうかと 悩むことが多くなりました。
rucaさんの お薦めの 「森の絵本」 と「ラチとらいおん」 使わせていただきます。
今年 中学進学の 女子のお祝いには 高楼方子さんの 「緑の模様画」と 昨年、出版された時に 決めていたので これは はずせません。
子供の本の話になると 語りすぎてしまって いけませんね。
いせさんの 津田沼店の トークは 聞きに行きたいです。日本橋店の時は 行かれなかったものですから。 
返信する
しるばぁさんへ (ruca)
2008-03-17 15:04:32
こんにちは。はじめまして。
コメント残してくださってとても嬉しいです。

「森の絵本」「ラチとらいおん」を選んでくださった
なんて、なんかとても誇らしい気持ちになっています。
ありがとうございます。
「緑の模様画」もいい本ですよね。私も読みました。
ほんとは4月から6年生になる娘にも読んでもらいたかったけど、
強要はせずに、図書館にひとまず返しました。


しるばぁさんのところにもちょこっと遊びに行って
参りました。

しるばぁさんも、伊勢さんの原画展へお出掛けになり、
なんと伊勢さんご本人にお会いになったのですよね?
なんとなんとラッキーな!!
そして、栃折久美子さんのお名前が挙がっているのを見て、
すごく近しい気持ちを覚えました。著作でだけですが、
私も栃折さんには「とくべつ」な気持ちを感じています。

よろしければ、これからもお付き合いの程、よろしく
お願いいたします。私も遊びに行かせていただきます。
返信する
心にすとーんと (こもも)
2008-03-18 12:10:29
この本の言葉、心にストーンと落ちてきますよね。
そこから、幾重にも波紋が広がる感じ。
私にとって、そういう絵本です。

だいじなものは何ですか?
たいせつなものは何ですか?

この問いに、どきんとできるのは、やはり6年生くらいからでしょうか。
子どもたちの心に、どんな波紋が広がっただろう?
大切な人たちと別れる前に、この本を読んでもらって、
本当に、幸せですね。
もしかしたら、卒業式で、この言葉が心に響くかもしれませんね。
返信する
それから・・・ (こもも)
2008-03-18 12:11:58
「ラチとらいおん」のところで、色々とコメントしてしまって、
せっかくの、rucaさんの読みたい気持ちを不安にさせてしまったのでは?
と、反省しています。ごめんなさい。
返信する
こももさんへ (ruca)
2008-03-19 15:41:18
こんにちは。
今日は曇り空ですね。こちらはすこし雨が降り出して
きたみたいです。

『森の絵本』は、ほんとに素敵な本ですよねー。
読んでいて、ドキドキしてきます。
でも、小学生にはどうなのかなと、今でも思っています。
長田弘さんにお会いしなければ、読んでなかった
でしょうね、きっと。そんな私情を交えて、本を選んでは
いけないのだと思っているんですが‥でも読んじゃいました。

私、長田弘さんの作品ってあんまり読んだ事がないって
ずっと思っていたんですが、翻訳作品は、何冊も読んで
いたんだ!ということに、今頃気がつき、なんだか「はっ」となってしまいました。
今回のことり便で選んだ『エミリ・ディキンスン家のネズミ』も
そうだし‥。
『わたし、ジョージア』もそうだし。そんなこともお話したかったなあと
今頃になって後悔しているんです‥


ところで。
『ラチとらいおん』のこと、全然不安な気持ちになって
ないですよー。ほんとうです。
ただひとつだけ思うのは、あんなに私やみんなの気持ちに
響いてきたこももさんが書いてくれたことを、
私のブログのコメント欄で終わらせてしまうのは
もったいないなあということです。
心を開いて、率直に語り合うって、なかなかできそうで
できないし、そこから得るものは本当に大きかったです。

いつも、ありがとう、こももさん。
返信する

コメントを投稿

ひらきよみ(読み聞かせ)」カテゴリの最新記事