ロッキー５／最後のドラマ

監督　ジョン・Ｇ・アビルドセン
キャスト シルベスター・スタローン、タリア・シャイア、セイジ・スタローン、バート・ヤング、バージェス・メレディス
1990年　アメリカ
ジャンル：ドラマ、スポーツ、シリーズ

【あらすじ】
ソ連でドラゴに勝利したものの、ロッキーは脳障害が発覚して引退を決意、トレーナーへ転身する。そんな時、彼の前に凄い新人ボクサーが現れた。

【感想】
ラストがまさかのストリートファイト。

これは絶対にありえないものを見せられた気分です。頼むからリングの上で決着をつけて下さい。君らボクサーなんだから。誰か止める人いなかったのでしょうかね？

そんなことを嘆きたくなるのも当然で、これには本当に呆れて言葉も出てきません。

そもそも、ロッキーがかつての教え子が金目当てで移籍したのに怒って、彼を叩きのめした所で何も残るものはないと思います。（しかも試合ではなくストリートファイト・・・）せっかく手塩にかけて育てた教え子のボクサー人生はこれでおしまいでしょう。悪いのはプロモーターではなく間違いなくロッキーの方です。

他にもロシアから帰ってきたら息子が別人になっていたというもの十分に酷いです。完全に破綻しています。お前は何年間ロシアに滞在してたんだとツッコミを入れる気すら起こりません。

私はどうぜまた新しい強敵が現れて、その敵と前作のドラゴが戦った結果、ドラゴは敗れ去って、ロッキーの味方になるというマンネリ化したシナリオを予想したのですが、外れました。まだその方が許せる気がします。

これはシリーズ最低評価です。

お薦め度：★★☆☆☆☆☆☆☆☆

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