神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

ラ・メランジェ ダージリン紅茶紀行 Vol.3 GingからChamongへ

2019-07-03 | 茶旅

Ging Tea Houseでの朝。

日本との時差は3時間半、どうしても朝5時前には目が覚めてしまいますが、

ベッドの中で聞く鳥のさえずりが心地よくて、しばしまどろみを楽しみました。

朝食の後、Ging Tea Estateの見学へ。

ゲストハウスから車で5分ほどの場所に工場があります。

工場への道は更に狭くデコボコしているため、チャーターした車ではなく、茶園のジープに乗せて行ってもらいました。


緑の屋根が茶工場です。


日本ではそれほど名前が知られていませんが、Gingはダージリン・ウェストに位置する歴史ある茶園です。
今はChamongグループに属しています。

工場内は撮影禁止でしたが、萎凋棚、揉捻機、発酵棚、乾燥機、ソーティング機などを、時間や温度を丁寧に説明していただきながら見学しました。
工場内はとても清潔で、整然としています。
見学者はキャップ、マスク、エプロン、靴カバーを装着しなくてはなりません。


出来立てのセカンドフラッシュを9種、ファーストフラッシュを1種試飲させていただきました。
工場見学では茶葉を購入できないことも多いそうですが、今回は松宮先生のお力とタイミングが良かったこともあり、
この中から気に入ったものを買わせていただくことができました。


松宮先生御用達、ダージリンの繁華街ネールロードにある写真館「Das Studio」のイギリス統治時代のコレクションにもGing Tea Plantationの写真が残されています。
その頃から変わらない霧と茶畑の美しい風景が広がります。


茶摘みは女性の仕事です。
茶摘みの皆さんの服装がとてもカラフルで可愛いのは万国共通!?

ホテルに戻り、昼食をいただき、Gingをチェックアウト。
一つ谷を越えたChamong Chiabari Mountain Retreat & Spaへ向かいます。
こちらも距離的にはそれほど遠いわけではないと思うのですが、
ダージリンの街を越えて谷を降りて約3時間はかかりました。
とても霧の多い地域で、ひどい時には視界は半径10mくらいになりますが、
運転手の皆さんは構わずどんどん飛ばしていきます。


霧の中に突如現れたバンガロー。



到着してまずはインド式?アフタヌーンティーをいただきました。



スタッフはフレンドリーでイケメン揃い。
ポイント高いです(笑)。



ちょっとした山小屋の雰囲気。



夕食もヘルシーで美味しくいただきました。
この日も右手で挑戦。
少し慣れてきたかも・・・?


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